無観客でのリーグ戦再開にスコットランド首相が釘を刺す「とても慎重に検討されるべき」

2020.04.20 22:50 Mon
Getty Images
無観客での再開を検討していたスコティッシュ・プレミアシップだが、首相から厳しい言葉を受けたようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

スコットランドでは、ヨーロッパの他の国々と同様に新型コロナウイルス(COVID=19)の感染拡大を受けてリーグ戦が中断。3月13日以降の試合が行われておらず、下部リーグのシーズンは途中で終了していた。

しかし、トップリーグであるスコティッシュ・プレミアシップは、無観客での再開について計画を立てていた。
この動きは、他国のサッカーリーグでも検討されている事であり、中断期間が延びた際に取られる手段として考えられてきた。

しかし、スコットランドのニコラ・スタージョン首相は、この考えについて苦言を呈し、無観客での試合開催についても「とても慎重に検討する必要がある」とし、問題は残るとの持論を語った。
「それがリスクを完全に取り除くかどうかを検討する必要があります」

「試合がテレビで見られるなら、危険なことは人々が集まって視聴することです」

「私が言わんとすることは、とても慎重に検討されるべきであるということ。そして、できる限り多くのことを共有しなければならないということです」

新型コロナウイルスに関しては、症状を抑えるワクチンが現状なく、様々な薬が試されているものの、人によって症状の緩和が異なる状況だ。そのため、スタージョン首相は危険を冒すことは避けるべきと考えているようだ。

「私たちは、正常な状態に近いものを人々の生活に取り戻したいと考えていますが、このウイルスの再発の危険を冒すことはできません」

「スポーツを生活の中でとても重要な部分としている人にとっては、良いニュースではないでしょう。大規模なスポーツイベントの早期再開については、誤った期待をする事は間違いです」

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