スパーズもノンプレイングスタッフの一時帰休撤回! さらに本拠地がプレミア初のコロナ検査場に

2020.04.14 08:10 Tue
Getty Images
トッテナムは13日、先日に発表したノンプレイングスタッフに対する一時帰休措置を撤回することを発表した。

トッテナムは先月末、新型コロナウイルス(COVID-19)に影響による深刻なクラブ財政へのダメージを受け、選手を除く550名のスタッフに対してイギリス政府が打ち出している、一定の条件を満たす従業員が帰休になった場合、給与の80パーセントを補償する支援制度を利用することを決定。

これにより、前述のノンプレイングスタッフは実質2カ月間、20パーセントの給与削減を求められることになった。
だが、より高所得の選手に給与カットを求めず、経済面で決して裕福とは言えないノンプレイングスタッフの給与を先に削減するこの決定に、サポーターグループのトッテナム・ホットスパー・サポーターズ・トラスト(THST)はダニエル・レヴィ会長を痛烈に批判していた。

そして、その最初の決定から約2週間を経てトッテナムはリバプールと同様に一時帰休措置の撤回を発表。これにより、クラブは550名のスタッフすべてに4月、5月分の給与100パーセントを支払うことを約束した。
レヴィ会長は今回の一時帰休撤回を受けて以下のようなコメントを伝えている。

「先週にクラブに届いた批判を受けて、私たちの業績や地元でクラブを頼る人たちへの責任の重要性をより一層考えさせられました」

「クラブは不確実な期間も自給自足の方法で運営し続けることを求めながら、雇用を守るための対策を講じており、決してそれ以外の意図はありませんでした。それでも、誰もが不安を抱えている時期においてさらなる心配の原因を作ったことを後悔しています」

「私たちのスタジアムが果たす新たな役割と共に、今後数週間のクラブの活動を通じて、サポーターがクラブのことを誇りに感じられることを願っています」

なお、今回の公式声明においては一時帰休撤回と共に、本拠地トッテナム・ホットスパースタジアムをプレミアリーグで初となる新型コロナウイルス検査の場として提供することを併せて発表している。

その対象は最前線で戦う国民保健サービス(NHS)のスタッフとその家族で、同スタジアムではドライブスルー形式でコロナウイルス検査を実施する予定だという。

また、その他のスタジアム施設に関してもNHS支援基地として全面的に利用されるとのこよだ。

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ロメロが古巣ベルグラーノサポの計らいに感激…インスティトゥート戦で荘厳な横断幕

トッテナムのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが、古巣ベルグラーノの粋な計らいに感謝した。 ベルグラーノの下部組織出身で同クラブでプロデビューを飾ったロメロ。現在はトッテナムの主力として世界最高峰のリーグでも活躍する26歳は、アルゼンチン代表としてコパ・アメリカ連覇に、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)制覇に貢献しており、古巣クラブにとっても誇らしい生え抜き選手の一人だ。 今回のインターナショナルマッチウィークでは2026年北中米W杯南米予選に参戦するロメロは、この間にベルグラーノとインスティトゥートとのホームゲームをフォロー。その際に古巣サポーターによる粋な計らいに感激した。 試合前、ベルグラーノのサポーターは、アルゼンチン代表で獲得したトロフィーを掲げるロメロの姿と「ありがとう、クティ」と書かれた荘厳な横断幕を掲げてレジェンドへのリスペクトを示した。 これを見たロメロは自身のX(旧ツイッター)を通じて、「この素晴らしい評価をありがとう、ベルグラーノ。この美しいクラブで育ったことを誇りに思う、また会おう、ピラーツ」と感謝の言葉を綴っている。 <span class="paragraph-title">【動画】ロメロも感激のベルグラーノのサポーターによる荘厳な横断幕</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">Gracias por este hermoso reconocimiento <a href="https://twitter.com/Belgrano?ref_src=twsrc%5Etfw">@Belgrano</a> <br>Orgulloso de haber crecido en este hermoso club <br>Nos vemos pronto piratas <a href="https://t.co/H73qI4WxvZ">pic.twitter.com/H73qI4WxvZ</a></p>&mdash; Cuti Romero (@CutiRomero2) <a href="https://twitter.com/CutiRomero2/status/1856149873650782261?ref_src=twsrc%5Etfw">November 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.12 16:20 Tue
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レヴィ会長の決勝前の行動で結末を危惧…自伝刊行のロリスがスパーズでのCL準優勝に関するエピソード明かす

元フランス代表GKウーゴ・ロリスが、準優勝に終わった2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝に関するエピソードを明かした。 2012年から2023年までトッテナムの守護神、キャプテンを務めてきたロリス。2024年1月にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCへ移籍し、アメリカの地でも存在感を示している。 そのスパーズのレジェンドGKは、自伝『Earning My Spurs』を今月刊行予定で、イギリス『ガーディアン』では独占でその内容の一部が公開された。 その抜粋記事では、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下でマンチェスター・シティ、アヤックス相手に劇的な勝ち上がりを見せた2018-19シーズンのCLについての興味深いエピソードが明かされた。 ロリスは、マドリードのエスタディオ・メトロポリターノで行われたリバプールとの決勝戦を前にしたダニエル・レヴィ会長とチームとのやり取りによって、クラブとしてビッグイヤーを掲げる準備ができていなかったと振り返っている。 元フランス代表GKによると、レヴィ会長は運命のファイナルの4日前に選手たち全員に『アビエイター』の高級な腕時計をプレゼントしていたという。そして、その時計には各選手の名前と共に「チャンピオンズリーグファイナリスト2019」との文字が刻まれていた。 その「ファイナリスト」という文言に加え、重要な試合前に時計が贈られた事実こそトッテナムが0-2で敗れた一因でもあったとの見解を示し、現在までその時計を一度も身に着けていないことを明かした。 「僕は彼自身と、会長としてクラブのためにしてくれたことすべてに多くの敬意と尊敬の念を抱いている。もちろん彼のこともよく知っている。だけど、彼はまったく敏感でないこともある」 「あのような刻印があれば、試合開始数分後に0-1で負けていても、レヴィ自身は驚かなかったはずだ」 今回のエピソードによってレヴィ会長を非難する意図は間違いなくなかったが、CL決勝の前年にフランス代表としてロシア・ワールドカップを制覇していたロリスにとっては、同会長の悪気のない行動を含めてクラブがトロフィーを掲げる準備ができていなかったと感じていたようだ。 2024.11.08 08:41 Fri

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