ライプツィヒをベスト8に導いたナーゲルスマン監督、スタイルを貫いたことを称賛

2020.03.11 13:10 Wed
Getty Images
ライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督がチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に進出したことに対して、喜びを爆発させた。『UEFA.com』が伝えた。ライプツィヒはCLラウンド16でトッテナムと対戦。敵地で行われた1stレグを1-0で制すると、10日にホームで行われたリターンレグではMFマルセル・ザビッツァーの2ゴールなどで3-0の完勝。合計スコア4-0でクラブ史上初のベスト8進出を決めた。

試合後、史上最年少となる32歳231日でベスト8進出を成し遂げたナーゲルスマン監督は喜びをあらわにした。

「次のラウンドに進めることにすごく満足しているよ。十分にそれに値するからとてもハッピーだ。我々は2戦合計で4ゴールを決めて無失点だった。トッテナムよりも我々の方が優れたチームであり、今日はとても良いチームだったね」
「ロンドンでの試合よりも少し良くなったと思う。ボールをコントロールし、ポゼッションできていた。ボールを失うことは少なかったしね」

「最初の5分とハーフタイム後の5分から10分にかけてアクシデントが発生したよ。でも、満足している。我々は若いチームであり、いつも完璧ということではない。ただ、この2つの重要な試合で我々は本当に上手くやったよ」
また、次のラウンドに進めることを喜ぶとともに、トッテナム戦では「ライプツィヒスタイル」を貫けたチームのパフォーマンスを絶賛している。

「我々は初めて決勝トーナメントに進出した若いチームだ。緊張することなく試合をできたが、最も素晴らしいことは、ライプツィヒのスタイルと、次のラウンドに進むことにフォーカスを当てたことだ。次のラウンドでもそれを変わらないことが重要だ。我々はトッテナムのやり方に合わせることはなく、自分たちのスタイルを見事にやりきった」

さらに、次の相手は決定していない段階だが、気にせずに勝ちに行くと意気込みを語った。

「次の対戦相手については考えていないね。ベスト8に進出できて嬉しく思っている。そして、対戦するチームがどこになるかを確認しよう。だけど、対戦相手がどこであれ、勝ちに行くつもりだ。我々は競争力のあるチームだ。ベスト4に進出に向けて何が起こるか見てみよう」

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