T・アザールのお返し弾などでボルシアMGとの上位対決を制したドルトムントが2位浮上!《ブンデスリーガ》

2020.03.08 04:30 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第25節、ボルシアMGvsドルトムントが7日に行われ、1-2でドルトムントが競り勝った。

前節アウグスブルク戦をシュティンドルのドッペルパックなどで勝ち切った4位ボルシアMG(勝ち点46)は、5戦負けなしと好調を維持。首位バイエルンとは6ポイント差とまだまだ優勝を狙える位置にいる中、ザカリアを3バックの中央に据える[3-4-3]で臨んだ。

対する3位ドルトムント(勝ち点48)は前節、ハーランドをベンチスタートとした中、フライブルク相手に1-0と辛勝。リーグ戦3連勝としたチームは、4日後にチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン戦を控える中、サンチョをベンチスタートとし、3トップはハーランド、ブラント、T・アザールで形成した。
立ち上がりからボルシアMGが積極的な姿勢を見せると7分に決定機。しかし、ボックス右に抜け出してライナーがシュートに持ち込むも、GKビュルキの好守に阻まれた。

すると、8分にドルトムントが先制する。敵陣高い位置でハーランドが相手のミスパスをカットすると、ボックス内のT・アザールへ。T・アザールはボックス右で切り返し、左足でシュートをゴール左に流し込んだ。
T・アザールの古巣に対するお返し弾で先制したドルトムントがポゼッションを高めていた中、ボルシアMGは16分にベンセバイニが枠の左角直撃のシュートで牽制する。

その後も高い位置からプレスをかけるボルシアMGが圧力をかける中、30分にアクシデント。GKゾンマーと接触したザカリアがプレー続行不可能となり、ヤンチュケが投入された。

ハーフタイムにかけてもボルシアMGが攻勢に出る中40分、プレアのボレーシュートが枠を捉えたが、GKビュルキの好守に阻まれた。

それでも迎えた後半開始5分、ボルシアMGが追いつく。左CKからファーサイドのプレアのボレーシュートをゴール前のシュティンドルがうまくコースを変えた。

同点とされたドルトムントが盛り返す中、65分に決定機。右クロスをT・アザールが頭で合わせたシュートが枠の左に飛んだが、GKゾンマーのビッグセーブに阻まれた。

両チームが勝ち越しを目指す中、ボルシアMGはテュラムを、ドルトムントはサンチョを投入した。すると71分、ドルトムントが勝ち越す。サンチョのパスをボックス右で受けたハキミがGKとの一対一を制した。

さらに79分にサンチョのシュートが右ポストに直撃したドルトムントは、1分後にピンチを迎えるもエンボロの決定的なシュートは枠を外れて助かった。

終盤にかけてはドルトムントがうまく試合をクローズ。4連勝で2位に浮上している。

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