「消化できていない」スターリングと代表合宿中に喧嘩したジョー・ゴメスが初めて事件を語る
2020.03.04 18:30 Wed
リバプールのイングランド代表DFジョー・ゴメスが、昨年11月に起きた、代表チームでの揉め事について事件後初めて言及し、難しい経験だったと明かした。リバプール地方紙『リバプール・エコー』が『The Athleteic』を引用して伝えている。
先に手を出したとされるスターリングは、イングランド代表のサウスゲート監督から、当初チームからの離脱を命じられていたがものの、ゴメスがスターリングの謝罪を受け入れ和解。代表チームに残ることが許されるなど、事件は収束に向かっていた。しかし、11月15日に行われたモンテネグロ代表との試合でゴメスが途中出場すると、事件によってチームのエースの1人であるスターリングがベンチ外になったことをよく思わなかったのか、自国イングランドの一部ファンからゴメスへブーイングが。その後ゴメスはトレーニング中のケガで代表を離脱するなど、何とも後味の悪い事件となってしまった。
事件以降初めて言及したゴメスは、一連の出来事に関して、スターリングとの間は和解したものの、サポーターの態度にはまだ煮え切らない気持ちがあると明かした。
「(一連の事件は)難しい時間になった。僕はフットボールを楽しんでいるし、僕の情熱でもある。でもそれに伴って色々なことがつきまとってくる。(メディアからの)脚光を浴びることもその1つで、僕はあまりそれが好きではないんだ」
「ただ、(スターリングとの間に)実際に起こった事件については、もう過去のことだ。僕らは話し合ったし、それで終わっていた。チームとしても終わったことで、僕の頭の中でも終わったことだった」
「そう思った矢先に、試合でのブーイングが起こったんだ」
「まだ自分の中でちゃんと消化できていないよ」
「今回の事件は1つの経験になった。トレーニングに行った時、事件が公になった後初めてのトレーニングで僕に注目が集まることは分かっていた。それまで注目されることに全く慣れていなかったよ。だから、良くも悪くも、1つの経験になったよ」
来月のイタリア代表とデンマーク代表との親善試合に向けて招集されることが予想されるゴメスとスターリングの両選手。代表チーム内でこれ以上の軋轢が生じないことを望むばかりである。
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ゴメスは、11月に行われたイングランド代表合宿にて、その直前のリーグ戦で試合中に小競り合いを起こしていたマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングと、チームの食堂にて取っ組み合いのケンカに。ゴメスは顔面に痛々しいひっかき傷を負っていた。先に手を出したとされるスターリングは、イングランド代表のサウスゲート監督から、当初チームからの離脱を命じられていたがものの、ゴメスがスターリングの謝罪を受け入れ和解。代表チームに残ることが許されるなど、事件は収束に向かっていた。しかし、11月15日に行われたモンテネグロ代表との試合でゴメスが途中出場すると、事件によってチームのエースの1人であるスターリングがベンチ外になったことをよく思わなかったのか、自国イングランドの一部ファンからゴメスへブーイングが。その後ゴメスはトレーニング中のケガで代表を離脱するなど、何とも後味の悪い事件となってしまった。
「(一連の事件は)難しい時間になった。僕はフットボールを楽しんでいるし、僕の情熱でもある。でもそれに伴って色々なことがつきまとってくる。(メディアからの)脚光を浴びることもその1つで、僕はあまりそれが好きではないんだ」
「強いて言えば(あのブーイングは)僕との間に溝を作ってしまった」
「ただ、(スターリングとの間に)実際に起こった事件については、もう過去のことだ。僕らは話し合ったし、それで終わっていた。チームとしても終わったことで、僕の頭の中でも終わったことだった」
「そう思った矢先に、試合でのブーイングが起こったんだ」
「まだ自分の中でちゃんと消化できていないよ」
「今回の事件は1つの経験になった。トレーニングに行った時、事件が公になった後初めてのトレーニングで僕に注目が集まることは分かっていた。それまで注目されることに全く慣れていなかったよ。だから、良くも悪くも、1つの経験になったよ」
来月のイタリア代表とデンマーク代表との親善試合に向けて招集されることが予想されるゴメスとスターリングの両選手。代表チーム内でこれ以上の軋轢が生じないことを望むばかりである。
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