カピターノ就任祝うローマ通算100点目は空砲に…ジェコ「セリエAレベルではない」

2020.02.02 14:40 Sun
Getty Images
ローマの新カピターノに就任したボスニア・ヘルツェゴビナ代表の主砲が惨敗に終わったサッスオーロ戦後に憤りを見せた。

ローマは1日、敵地で行われたセリエA第22節のサッスオーロ戦を2-4のスコアで敗戦した。

前節、勝ち点3こそ逃したものの、宿敵ラツィオを圧倒しポジティブな1-1のドローでデルビーを終えていたローマ。だが、今回のサッスオーロ戦では立ち上がりから相手のプレスと質の高いパスワークに苦戦を強いられ、瞬く間に3失点。
後半に入って2点を返すもMFロレンツォ・ペッレグリーニの不用意な退場に、2点目を奪った直後の失点によって流れを失い、大量4失点での惨敗となった。

イタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィのバレンシアへのレンタル移籍によって、この試合からジャッロロッソのカピターノに就任したFWエディン・ジェコは、ローマ通算206試合目で節目の100ゴールを記録した一戦での大敗に憤りを見せた。新カピターノがイタリア『DAZN』の試合後インタビューで語った。
「チームメートには自分にボールを入れるように要求し続けた。今日の試合ではなかなか良い形でボールが入ってこなかったからね」

「こういったプレッシングゲームにおいては1人の遅れがすべての崩壊を招いてしまう。とりわ、今日の前半に関して僕たちはセリエAのレベルではなかった」

「個人的に僕たちが志向するスタイルはとてもエキサイティングなものだと思っている。常にボールを支配しようと試みているからね。だけど、2、3人がトップレベルでプレーしていなければ、多くの問題が生じてしまう」

「前半に関してはチーム全員が通常のレベルでプレーしていなかった。今日のような試合はできるだけ早く忘れて切り替える必要がある。勝ち点3を落としてしまった事実は変わらないし、次のボローニャ戦に向けて本来のレベルを取り戻す必要がある」

また、ジェコはローマでの記念すべき100ゴール目に関しては、「もう少し違った状況で100ゴール目を決めたいと思っていたけど、こぼれたミルクを嘆いても仕方がないね(覆水盆に返らずの意)」と、そのほろ苦さを認めている。

最後に、ローマでは直近のスクデット獲得時のメンバーである元ブラジル代表DFアウダイール以来となる外国籍のカピターノに就任したボスニア・ヘルツェゴビナ代表は、前カピターノのフロレンツィについても言及している。

「(フロレンツィの移籍に関して)今回の選択は多くの人が必要性に迫られてのものだったと思う。アレッサンドロは僕たちにとって非常に重要なプレーヤーだ。彼は僕らのカピターノだからね。だけど、ユーロ2020は大きなイベントだし、移籍という選択は理解できるものだよ。彼がバレンシアで定期的にプレーできることを祈っているよ」

エディン・ジェコの関連記事

フェネルバフチェがボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(38)に契約延長を懇願。トルコ『Fanatik』が伝える。 言わずと知れた鉄人ストライカー、ジェコ。 ヴォルフスブルク、マンチェスター・シティ、ローマ、インテルと渡り歩き、37歳で加入したフェネルバフチェでは、主砲として昨季46試合25得点 2025.02.04 22:00 Tue
インテルとローマの間でイタリア代表2選手に関するトレード話が浮上しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。 ローマではクラウディオ・ラニエリ体制で序列低下のMFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)の去就が話題に。2026年まで契約を残すが、延長交渉が停滞しているなか、クラブ 2025.01.02 17:47 Thu
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 2024.12.27 22:40 Fri
フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督にトルコサッカー連盟(TFF)から処分だ。 フェネルバチェは3日のスュペル・リグ第11節でトラブゾンスポルとアウェイで対戦。フレッジ、エディン・ジェコ。ソフィアン・アムラバトのゴールにより、3-2で競り勝った。 アムラバトの90+12分弾で劇的に制し、ヒザからの滑り 2024.11.09 11:25 Sat
ドイツ代表は11日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25、リーグAグループ3第3節でボスニア・ヘルツェゴビナ代表とのアウェイ戦に臨み、2-1で勝利した。 先月のハンガリー代表戦を5-0と圧勝し、オランダ代表には2-2で引き分けたドイツは、ムシアラとハヴァーツが代表辞退となった中、最前線に初招集のクラ 2024.10.12 05:41 Sat

ローマの関連記事

国内外の強豪クラブから引く手あまたのセスク・ファブレガス監督(38)だが、来シーズンもコモを率いる決断を下したようだ。 現役時代はアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーしたセスク監督。昨シーズンはコモをセリエA昇格に導く手腕を発揮。さらに、初挑戦となった今季のセリエAでは、昇格組ながらここまで勝ち点48を 2025.05.13 21:30 Tue
ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が12日にアウェイで行われ、1-2で敗戦したセリエA第36節アタランタ戦を振り返った。 リーグ戦19試合無敗と好調を維持するローマは、9分にルックマンのゴールで先制を許すも、32分にセットプレーの二次攻撃からスーレの右クロスをクリスタンテがヘディングで流し込み、試合を振り出しに戻 2025.05.13 08:00 Tue
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が12日にホームで行われ、2-1で勝利したセリエA第36節ローマ戦を振り返った。 今節の結果試合で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得する3位アタランタ(勝ち点68)は、9分にルックマンにゴールで先制する。 その後、クリスタンテのゴールでローマに追いつか 2025.05.13 07:30 Tue
セリエA第36節のアタランタvsローマが12日にゲヴィス・スタジアムで行われ、2-1でホームのアタランタが勝利した。 今節の結果試合で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得する3位アタランタ(勝ち点68)は、直近のモンツァ戦のスタメンからヒエンをマリオ・パシャリッチに変更した以外は同じスタメンを採用。最前 2025.05.13 06:25 Tue
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニの今シーズン中の復帰が絶望的となったようだ。 今シーズンここまでは公式戦34試合3ゴール3アシストの数字を残していたローマのカピターノ。直近のフィオレンティーナ戦では先発出場していたが、前半終了時に交代していた。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれ 2025.05.10 16:50 Sat

セリエAの関連記事

ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
セリエA懲戒委員会は13日、ユベントスのフランス人DFピエール・カルルに対し、2試合の出場停止処分を科した。 カルルは10日に行われたセリエA第36節ラツィオ戦の57分、振り上げた手が相手FWタティ・カステジャノスの顔面に直撃し、VARの末に一発退場となっていた。 残り2試合、ウディネーゼ戦とヴェネツィア戦 2025.05.14 11:30 Wed
ユベントスは13日、アメリカの自動車メーカーであるジープ社と2028年6月まで契約した。ユニフォームのメインスポンサーとなる。契約料は総額6900万ユーロ(約113億8000万円)とのこと。 契約料の内訳は今季終了までに400万ユーロ、来季に1900万ユーロ、残り2シーズンが2300万ユーロとなる。 ユベン 2025.05.14 09:30 Wed

記事をさがす

エディン・ジェコの人気記事ランキング

1

37歳にしてキャリア初のCL決勝... インテルのジェコが古巣に宣戦布告「イスタンブールで会おう」

インテルのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが闘志を燃やしている。 37歳となった現在もセリエAトップクラスの点取り屋として名を馳せるジェコ。ヴォルフスブルクで85ゴール、マンチェスター・シティで72ゴール、ローマで119ゴールを叩き出してきたストライカーは、今シーズンのインテルでも公式戦48試合に出場し14ゴールを記録している。 一方、インテルはというと、浮き沈みの激しいシーズンを送るなか、チャンピオンズリーグ(CL)ではトレブルを達成した2009-10シーズン以来13年ぶりの決勝戦進出を果たし、ビッグイヤーを懸けて来月10日にイスタンブールの地でシティと激突する。 言わずもがな、ジェコにとってシティはかつて在籍した古巣。ジェコはシティが中東資本参入によるビッグクラブ化計画が本格化し始めた2011年1月に加入し、2011-12シーズンには44年ぶりのリーグ優勝に貢献している。現在のシティの礎を築いた1人といっても過言ではない。 決勝戦でシティと対戦することが決まった直後、ジェコはツイッターに現在の写真とシティ時代の写真を組み合わせた1枚を投稿し、「イスタンブールで会おう @ManCity」と古巣への一言を添えた。 37歳にして迎えるキャリア初のCL決勝の相手が古巣シティに決まったとあって、俄然、モチベーションが高まったことだろう。なお、ジェコはここまでのCL全12試合に出場しており、決勝トーナメント以降は全てスタメン。シティ戦でもキックオフからジェコが出てくることは想像に難くない。 <span class="paragraph-title">【写真】ジェコが古巣シティとのCL決勝に闘志</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">See you in Istanbul <a href="https://twitter.com/ManCity?ref_src=twsrc%5Etfw">@ManCity</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/championsleague?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#championsleague</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/final?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#final</a> <br>InterManCity <a href="https://twitter.com/Inter?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter</a> <a href="https://t.co/j9KZ4jjoAU">pic.twitter.com/j9KZ4jjoAU</a></p>&mdash; Edin Džeko (@EdDzeko) <a href="https://twitter.com/EdDzeko/status/1658938473800237057?ref_src=twsrc%5Etfw">May 17, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.18 16:28 Thu
2

鉄人も37歳…ジェコが代表招集辞退、今季フェネルバフチェで16戦12発も「とにかく疲れている」

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表がFWエディン・ジェコの“休養”を許可した。トルコ『Fanatik』が伝えている。 今夏フェネルバフチェへ移籍したジェコ。これまでドイツ、イングランド、イタリアの地で猛威を振るってきた37歳の鉄人ストライカーは、選手キャリアの幕引きも近づくなか、トルコでも今季の公式戦16試合で12ゴール7アシストと強烈な数字を叩き出している。 そんななか、ジェコを擁するボスニア・ヘルツェゴビナ代表は、ユーロ2024予選のグループJで6チーム中5位と苦しみ、今月のラスト2試合を残して本大会行きとなる2位以内確保が消滅済み。ただ、UEFAネーションズリーグ2022-23の成績に基づき、プレーオフ(来年3月)への進出が決定している。 この状況を受けてか、元々は招集レターが届いていた“重鎮”ジェコだが、「今回だけは」と辞退を申し入れ、連盟側も受諾。背景にはフェネルバフチェでのフル稼働もあると推察でき、加入後すぐにキャプテンを任されたなか、ほぼ全ての試合で75〜90分間出場する状況が続いている。 『Fanatik』いわく、「ジェコは最近とにかく疲れており、パフォーマンスが低下している」とのこと。実際、フェネルバフチェはリーグ戦で開幕10連勝を達成し、この間のジェコも10戦10発。しかし、ジェコがノーゴールの直近2試合は1分け1敗となっている。 2023.11.16 16:00 Thu
3

ガラタサライが勝ち点102で連覇達成! フェネルバフチェの猛追を振り切り24度目の優勝【スュペル・リグ】

26日、スュペル・リグの最終節が行われた。 最終節で優勝の可能性があるのは首位に立つガラタサライと2位のフェネルバフチェ。ガラタサライは勝ち点99、フェネルバフチェは勝点96という状況。勝ち点差は「3」、得失点差はガラタサライが「2」上回っている状態だった。 3位以下を大きく突き放した2チームの戦い。フェネルバフチェは勝利が絶対条件であり、ガラタサライが敗れた上で、得失点差で上回らなければいけない状況だ。 ホームにイスタンブールスポルを迎えた試合は、8分にエディン・ジェコがPKを決めて先制すると、15分にはセバスティアン・シマンスキが追加点。35分にはドウシャン・タディッチも続き、前半で3点のリードを奪う。 得失点差で上回るためにさらに得点を重ねておきたいフェネルバフチェは、後半も攻撃陣が躍動。66分にはブライト・オサイ=サミュエル、76分にはセルダル・ドゥルスン、78分にはジョシュア・キングと連続得点を決めて勝負あり。6-0で圧勝を収め、今季はわずか1敗。逆転優勝の条件はガラタサライの敗戦という状況まで持ち込んだ。 そのガラタサライは、アウェイでコンヤスポルと対戦。圧倒的な結果を残してきたチームはこの試合でも選手が躍動。29分にマウロ・イカルディが先制ゴールを決めると、51分にもイカルディが得点。53分にはベルカン・クトゥルがダメ押しし3点のリードを奪うことに。78分に1点を返されるも、そのまま1-3で勝利を収めた。 これにより、勝ち点を102に伸ばしたガラタサライが連覇を達成し24回目の優勝を飾ることとなった。 なお、来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)の本戦出場枠は存在せず、ガラタサライは予選プレーオフ、フェネルバフチェが予選2回戦から参加。3位のトラブゾンスポルはヨーロッパリーグ(EL)の予選2回戦から、カップ王者のベシクタシュが予選プレーオフから、4位のイスタンブール・バシャクシェヒルがカンファレンス・リーグ(ECL)の予選2回戦から参加することとなった。 また、得点王はガラタサライのイカルディで25ゴールを記録。2位は21ゴールのジェコとなった。 2024.05.27 22:15 Mon
4

37歳ジェコが代表キャリア続行を明言「ボスニア・ヘルツェゴビナをユーロ本大会へ」

インテルのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(37)が代表キャリア続行を明言した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 セリエA屈指のストライカーであるジェコ。今月17日で37歳を迎えた大ベテランだが、所属するインテルでは今季の公式戦38試合でチーム2位となる11得点を叩き出している。 また、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表では通算126試合に出場し、歴代最多の64得点。母国の歴史上最も偉大なストライカーであることは間違いないが、2026年のワールドカップ(W杯)開催時には40歳になっており、いつ代表チームを引退してもおかしくない年齢と言える。 それでも、23日と26日に行われるユーロ2024予選のアイスランド代表戦、スロバキア代表戦に向けて招集されており、予選第1節となるアイスランド戦前の記者会見では、ユーロ本大会出場という母国の悲願を達成するために代表キャリアを続けていると明かした。 「僕が37歳でありながらここにいるという事実は、代表チームが僕にとってどれほどの意味を持つかを示している。僕ほどの年齢になれば、多くの選手は代表チームを引退する。だが、僕は辞めたくない。クラブでは3日おきにプレーしているんだ」 「ボスニア・ヘルツェゴビナ代表が史上初となるユーロ本大会出場を勝ち取ることができたら大きな喜びだ。これまではその舞台に到達できなかった。それでも、僕たちは今回も挑戦する。全ては自分たち次第だ」 2023.03.23 14:43 Thu
5

まだまだ健在の37歳ジェコ、ついに欧州5大リーグを離れる? 代理人が交渉しているのは…

インテルのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(37)は新天地に向かう可能性もあるようだ。 インテル在籍2シーズン目を戦い終えたジェコ。チームが1年の締めくくりとなるマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦を落とし、失意に暮れる一方、ジェコ自身は公式戦52試合に出場して14ゴール5アシストという数字を残した。まだまだ健在の大ベテランストライカーだ。 しかし、契約は6月末までとなっており、1年更新に向けた大筋合意があるとされているも、書類にサインしたという一報はなし。イタリア『カルチョメルカート』によると、その裏でスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェがジェコ獲得に本腰を入れているという。 フェネルバフチェは過去数カ月にわたってジェコ側と話し合いを進めてきたようで、1年契約+延長オプション、インテルでの500万ユーロ(約7億5000万円)を少し下回る年俸という内容でオファー。年俸を上乗せする準備もできており、ジェコの代理人は11日、本格交渉に向けてトルコへ飛んだとのことだ。 また、12日にジョルジェ・ジェズス監督(68)の退任を発表したフェネルバフチェだが、後任の本命はイタリア人のヴィンチェンツォ・モンテッラ氏(48)。モンテッラ氏を射止めるには、ジェコの獲得が必須となっているようだ。 ヴォルフスブルク、シティ、ローマと渡り歩き、ここ2年はインテルで健在ぶりを発揮してきたジェコ。トルコ行きが実現すれば、いよいよキャリアの集大成に入りそうだ。 2023.06.13 13:57 Tue

ローマの人気記事ランキング

1

ローマが今夏最初の補強! レバンテで最年少デビューのU-17スペイン代表DFを獲得

ローマは1日、レバンテからU-17スペイン代表DFブバ・サンガレ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 マリ人の両親の下、スペインで生まれ育ったサンガレは、レバンテのカンテラへ加入。スペインの世代別代表に名を連ねる右サイドバックは、昨年12月6日に行われたコパ・デル・レイのアモレビエタ戦でクラブ最年少記録となる16歳4カ月でのファーストチームデビューを飾った。 攻守両面でスケールの大きさを感じさせる逸材は、ローマにとって今夏最初の補強選手となったが、当面はプリマヴェーラが主戦場となる。 <span class="paragraph-title">【動画】ローマ加入が決まったサンガレ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> Benvenuto alla Roma, Buba Sangaré! <a href="https://twitter.com/hashtag/ASRoma?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ASRoma</a> <a href="https://t.co/2eyMVN3msy">pic.twitter.com/2eyMVN3msy</a></p>&mdash; AS Roma (@OfficialASRoma) <a href="https://twitter.com/OfficialASRoma/status/1807762608042152272?ref_src=twsrc%5Etfw">July 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.02 14:52 Tue
2

イタリア代表常連もナポリで控え…ラスパドーリが今冬移籍も? アタランタ&ローマが関心継続か

ナポリがイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)を手放す可能性もあるようだ。 ラスパドーリはイタリア代表に定着する万能アタッカーで、サッスオーロで脚光を浴びたのち、2022年夏にナポリ入り。加入初年度にセリエA優勝メンバーとなるも、ここまでおよそ2年半、一度も定位置を確保できていない。 今季も途中出場か90分間ベンチかで、リーグ戦の先発起用はたった2度。この冬に向け、アタランタ、ユベントス、ローマがラスパドーリ獲得のアイデアを保有と伝えられていた。 アルフレッド・ペドゥーラ氏の最新レポートいわく、ユベントスは去り、アタランタとローマが引き続きラスパドーリに関心。選手自身はイタリア代表における地位を守るため、プレータイム確保へ移籍を希望しているという。 ローマに関しては、ウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(29)の放出話が進んでおり、これが成立なら前線にスペースが空くことに。ナポリは適切なオファーと判断すれば、完全移籍でもラスパドーリを放出するとされる。 2025.01.22 15:17 Wed
3

今季限りで引退決断のフンメルス、急転直下のドルトムント復帰のプランが!? クラブW杯のために復帰か

今シーズン限りでの現役引退を発表したローマの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)だが、古巣で最後の仕事をする可能性が浮上している。 バイエルンの下部組織育ちのフンメルスは2007年1月にファーストチームに昇格、2008年1月にドルトムントへとレンタル移籍すると、そこでの活躍が認められ2009年7月に完全移籍。チームの中心選手としてブンデスリーガ連覇などに貢献した。 その後、2016年7月にバイエルンへと復帰。ライバル間での移籍となり大きな話題となった中、2019年7月に再びドルトムントへと移籍。2024年7月に退団するも、今シーズンはローマでプレーしていた。 そのフンメルスは、今シーズン限りでの引退を宣言。スパイクを脱ぐ覚悟を示したが、ドイツ『ビルト』によれば、ドルトムントに復帰する可能性があるようだ。 ドルトムントは、今夏アメリカで行われるクラブ・ワールドカップ(W杯)に出場。しかし、ドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの左ヒザの半月板損傷で重傷となり、守備陣が不安定に。そこで考えられたのが、クラブW杯に向けてフンメルスを獲得するというプランだ。 具体的な話には発展していないものの、短期間の問題解決には魅力あるプランに。フンメルスはドルトムントのサッカーを理解しており、現時点でのパフォーマンスを見て問題はない。 ニコ・コバチ監督はフンメルスについて「多くのことが書かれ、語られてきた。マッツは並外れたサッカー選手で、人生で多くのことを成し遂げてきた。ドルトムントでも素晴らしい地位を築いている。もちろん、私も個人的にその話を聞いた」と、噂は耳に入っているとコメントしていた。 自身が愛し、結果も残してきたドルトムント。世界との戦いで困っている古巣を助ける準備は、本人にはありそうだ。 2025.04.11 23:55 Fri
4

ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド

ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu
5

34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」

元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly