カルレス・ペレス獲得迫るローマ、U-21スペイン代表の同僚MFも確保へ

2020.01.28 18:40 Tue
Getty Images
ローマがエルチェに所属するU-21スペイン代表MFゴンサロ・ビジャール(21)の獲得に迫っているようだ。イタリア『Il Tempo』が報じている。

エルチェ下部組織出身のビジャールは2015年にバレンシアに下部組織に移籍。豊富な運動量に加え、卓越した戦術眼とテクニックを併せ持つインテリオールとして、将来のトップチームの主力と目されていたが、代理人事務所とバレンシアの軋轢によって2018年夏に古巣エルチェへフリートランスファーで復帰していた。

昨シーズンにプロデビューを飾ったエルチェでは、今シーズンここまでセグンダA(スペイン2部)で20試合1ゴールを挙げるなど主力として活躍している。
『Il Tempo』が伝えるところによれば、ビジャールはローマ移籍に向けて28日に現地入りし、午前中にメディカルチェックを受診する予定だという。また、前述のエルチェ移籍の際、今後他クラブに移籍する場合、バレンシアが移籍金80パーセントを受け取る契約となっており、ローマは総額500万ユーロ(約6億円)を両クラブへ支払うことになるようだ。

なお、ローマではバルセロナのU-21スペイン代表FWカルレス・ペレスの獲得に迫っているとの情報もあり、今冬の移籍市場で2人のU-21スペイン代表を確保することになりそうだ。

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