ホームチーム優勢もウルブスとユナイテッドのプレミア勢対決は引き分け再試合に《FAカップ》
2020.01.05 04:46 Sun
FAカップ3回戦のウォルバーハンプトンvsマンチェスター・ユナイテッドが4日にモリニュー・スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。
マージーサイド・ダービーと共に3回戦で実現した唯一のプレミア勢対決。
直近のリーグ戦で連敗中のウルブスだが、2020年初勝利を目指すこの一戦に向けてデンドンケル、ネヴェス、ドハーティ、アダマ・トラオレを除き控え中心のスタメンを採用した。
一方、直近のリーグ戦でアーセナルに惨敗したユナイテッドは、マグワイアとリンデロフのセンターバックコンビ、ダニエル・ジェームズとマティッチの4選手を引き続き起用したものの、こちらも大幅なターンオーバーを敢行した。
立ち上がりはアウェイのユナイテッドが押し気味に試合を運び、アンドレアス・ペレイラ、グリーンウッドとミドルレンジからシュートを放っていく。
序盤の攻防を経て試合はボールを保持して押し込むユナイテッド、堅守速攻で応戦するウルブスという明確な構図の下で拮抗した攻防を見せる。その流れの中でなかなか相手の中央をこじ開けられないユナイテッドはサイドからのクロス、ミドルシュートで局面の打開を図ったが、さしたる決定機を作れぬまま前半を終えることになった。
迎えた後半、先に動きを見せたのはウルブス。ハーフタイム明けに若手FWアシュリー=シールを下げてヒメネスを投入すると、前線でタメを作れるメキシコ代表FWのポストワークによって後半はホームチームが優勢に試合を運んでいく。
一方、後半に入ってなかなか決定機を作れないユナイテッドは70分、マタとダニエル・ジェームズを下げてフレッジとラッシュフォードを同時にピッチに送り出す。すると、ラッシュフォードはファーストプレーでグリーンウッドのスルーパスに抜け出すと、ボックス左で右足のシュート。だが、ここは戻ったDFコーディにブロックされボールはクロスバーを叩く。
ラッシュフォードの投入でユナイテッドに流れが傾く気配が漂うが、ウルブスベンチが主力投入で流れを引き戻す。
モウティーニョ、ジョニーの連続投入で経験とバイタリティを注入されたホームチームは、後半に入っても元気なアダマ・トラオレの果敢なドリブル突破、モウティーニョの精度の高いキックで再三相手ゴールへ迫る。
77分、モウティーニョとの連携からボックス左でネトが入れたクロスをゴール前に飛び込んだドハーティがヘディングシュートでゴールネットを揺らす。だが、ヘディングしたボールが腕に当たっていたとの判定でゴールは認められず。続く81分にはボックス右にドリブルで持ち込んだヒメネスが角度のないところからシュートを放つが、これは惜しくも枠に弾かれた。
試合終盤にかけても運動量と球際で勝るウルブスが優勢に試合を運んだが、ユナイテッドの粘りの守備を最後まで崩し切ることはできず、試合は0-0のスコアでタイムアップ。
この結果、白熱のプレミア勢対決は決着が付かず、ユナイテッドホームに場所を移しての引き分け再試合となった。
マージーサイド・ダービーと共に3回戦で実現した唯一のプレミア勢対決。
直近のリーグ戦で連敗中のウルブスだが、2020年初勝利を目指すこの一戦に向けてデンドンケル、ネヴェス、ドハーティ、アダマ・トラオレを除き控え中心のスタメンを採用した。
立ち上がりはアウェイのユナイテッドが押し気味に試合を運び、アンドレアス・ペレイラ、グリーンウッドとミドルレンジからシュートを放っていく。
一方、ロングカウンターとセットプレーを起点にゴールチャンスを窺うウルブスは13分、左CKの場面でニアのデンドンケルが頭でフリックしたボールをファーでフリーのドハーティが右足ボレーで合わすが、ここはGKロメロのビッグセーブに阻まれた。
序盤の攻防を経て試合はボールを保持して押し込むユナイテッド、堅守速攻で応戦するウルブスという明確な構図の下で拮抗した攻防を見せる。その流れの中でなかなか相手の中央をこじ開けられないユナイテッドはサイドからのクロス、ミドルシュートで局面の打開を図ったが、さしたる決定機を作れぬまま前半を終えることになった。
迎えた後半、先に動きを見せたのはウルブス。ハーフタイム明けに若手FWアシュリー=シールを下げてヒメネスを投入すると、前線でタメを作れるメキシコ代表FWのポストワークによって後半はホームチームが優勢に試合を運んでいく。
一方、後半に入ってなかなか決定機を作れないユナイテッドは70分、マタとダニエル・ジェームズを下げてフレッジとラッシュフォードを同時にピッチに送り出す。すると、ラッシュフォードはファーストプレーでグリーンウッドのスルーパスに抜け出すと、ボックス左で右足のシュート。だが、ここは戻ったDFコーディにブロックされボールはクロスバーを叩く。
ラッシュフォードの投入でユナイテッドに流れが傾く気配が漂うが、ウルブスベンチが主力投入で流れを引き戻す。
モウティーニョ、ジョニーの連続投入で経験とバイタリティを注入されたホームチームは、後半に入っても元気なアダマ・トラオレの果敢なドリブル突破、モウティーニョの精度の高いキックで再三相手ゴールへ迫る。
77分、モウティーニョとの連携からボックス左でネトが入れたクロスをゴール前に飛び込んだドハーティがヘディングシュートでゴールネットを揺らす。だが、ヘディングしたボールが腕に当たっていたとの判定でゴールは認められず。続く81分にはボックス右にドリブルで持ち込んだヒメネスが角度のないところからシュートを放つが、これは惜しくも枠に弾かれた。
試合終盤にかけても運動量と球際で勝るウルブスが優勢に試合を運んだが、ユナイテッドの粘りの守備を最後まで崩し切ることはできず、試合は0-0のスコアでタイムアップ。
この結果、白熱のプレミア勢対決は決着が付かず、ユナイテッドホームに場所を移しての引き分け再試合となった。
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