ユベントス、セリエA席巻中のクルゼフスキをすでに確保か?

2019.12.31 19:30 Tue
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ユベントスアタランタからパルマにレンタル移籍中のスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ(19)の確保に近づいているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や同『スカイ・スポルト』など複数メディアが報じている。

スウェーデンのストックホルム出身のクルゼフスキは、2016年にアタランタの下部組織に加入。今年1月のフロジノーネ戦でセリエAデビューを飾り、同シーズンに4試合出場。また、攻撃センスに長けた左利きのアタッカーは、昨季のプリマヴェーラで17試合8ゴール10アシストの数字を残し、優勝の立役者となっていた。

そして、今夏1年間のレンタル移籍で加入したパルマでは右ウイングを主戦場にセリエAの17試合で4ゴール7アシストを記録。186cmの大柄な体躯を生かした大きなストライドからの驚異的な加速力、トップスピードでも精度が落ちないラストパスなど、そのスケールの大きなプレーで国内外のビッグクラブの注目を集めている。
その有望株に関してはインテルやナポリ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシーなどからの関心が伝えられてきたが、現在ユベントスが獲得に迫っているようだ。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、すでに個人間の合意に迫るクルゼフスキの獲得に関してユベントスは、保有元のアタランタに対して3500万ユーロ(約42億6000万円)+ボーナス1500万ユーロ(約18億3000万円)という、好条件のオファーを掲示しているようだ。
なお、今シーズン終了まではレンタル先のパルマで引き続きプレーさせる意向があるものの、クロアチア代表FWマルコ・ピアツァを交換要員に出すことで今冬のタイミングでチームに合流させることもできるようだ。

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ポグバの兄マティアス・ポグバに懲役3年の実刑判決…弟に対する恐喝と誘拐の罪

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ネドベド氏がアル・シャバブのスポーツ・ディレクターに就任、副会長務めたユベントスでは9連覇に貢献

サウジアラビアのアル・シャバブは8日、パベル・ネドベド氏(52)をスポーツ・ディレクターに任命したことを発表した。 現役時代にチェコ代表、スパルタ・プラハ、ラツィオ、ユベントスで活躍したネドベド氏は現役引退後、古巣ユベントスのフロントに入閣。 スポーツディレクターを務めた後、2015年10月に副会長に選出された。ユベントスではセリエA9連覇に尽力するなど手腕を発揮していたが、不正会計によりフロントが総辞職を迫られ、2023年1月にネドベド氏も副会長を辞任し、8カ月の職務停止処分を受けていた。 13試合を消化したサウジ・プロ・リーグで現在6位に付けるアル・シャバブはFWヤニク・カラスコ、MFジャコモ・ボナヴェントゥーラらが在籍し、ファティ・テリム監督が率いている。 2025.01.09 12:00 Thu
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イブラヒモビッチのドリームチーム発表、2トップは自分とメッシ

▽パリ・サンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、自身が考えるドリームチームのメンバーを明かした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ▽「ベストイレブンは11人とも俺!」と公言しそうなイブラヒモビッチだが、自身が共にプレーしたプレーヤーの中から非常にバランスの取れた11人を選出した。守備陣ではユベントス時代のチームメートであるイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンに加え、現在は現役を退いているユベントスOBの2選手を選出。また、過去4クラブで共にプレーした大親友のブラジル代表DFマクスウェルと共にパリ・サンジェルマンのチームメートのブラジル代表DFチアゴ・シルバを選んだ。 ▽中盤のポジションでは、ユベントス時代のチームメートの2選手と、不遇をかこったバルセロナ時代の同僚の元スペイン代表MFチャビ・エルナンデス、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタをチョイス。また、意外だったのは、バルセロナ時代に良い関係を構築できなかったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを自身の相棒に選んだことだった。 ▽イブラヒモビッチが考えるドリームチームのメンバーは以下のとおり。 GK ジャンルイジ・ブッフォン DF リリアン・テュラム チアゴ・シルバ ファビオ・カンナバーロ マクスウェル MF アンドレス・イニエスタ パトリック・ヴィエラ チャビ・エルナンデス パベル・ネドヴェド FW ズラタン・イブラヒモビッチ リオネル・メッシ 2014.11.27 04:41 Thu

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