久保建英、古巣バルサに5失点大敗で悔しさ…ブーイングに「彼らの権利」

2019.12.08 09:30 Sun
Getty Images
マジョルカに所属する日本代表MF久保建英がラ・リーガ第16節のバルセロナ戦後、スペイン『Movistar』のインタビューに応じた。スペイン『アス』が報じている。

今夏、レアル・マドリーに加わり、レンタルでマジョルカに活躍の場を移した久保。7日、育成年代を過ごしたバルセロナとの対戦に臨み、スタートからカンプ・ノウのピッチに立った。その久保は劣勢のチーム状況下で、攻撃スキルを発揮。ボールを受けるたびにバルセロナサポーターからブーイングが飛ぶなか、個人として一定の存在感を示してみせた。

だが、チームとしてはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにハットトリックを許すなど、バルセロナに2-5の大敗。久保は試合後、「うまくスタートできたような感覚はありましたけど、6分のミスで先制ゴールを許してしまいました。あのような素晴らしいチームとのゲームで早い時間に失点すると、すごく難しくなってしまいます」と悔しさを滲ませた。

また、個人の出来については「運が良かったことに、フル出場できました。できる限りのことはやりましたけど、それだけじゃ不十分でした」と総評。さらに、バルセロナサポーターからの罵声について問われると、「あれが観客の決断です。その決断に従うまでで、彼らにはブーイングをする権利があります。僕自身、それを浴びるに値すると思います」と話した。
なお、久保は今シーズンのここまでラ・リーガ13試合に出場して1得点2アシスト。4勝2分け10敗の17位に位置するマジョルカは、15日に行われる次節、セルタとのアウェイゲームに挑む。

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