監督解任のエバートン、暫定指揮のレジェンドが本音「監督になることは夢だが…」

2019.12.07 12:45 Sat
Getty Images
マルコ・シウバ監督を解任したエバートン。暫定指揮を執ることとなったクラブのレジェンドが、心境を明かした。イギリス『BBC』が報じた。
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今シーズンは開幕前に選手の補強も充実し、昨シーズンの8位を超える成績を残すことが期待されたエバートン。しかし、蓋を開けると苦しいシーズンとなった。3節で昇格組のアストン・ビラに敗れると、第5節からは4連敗。現在も3連敗中と結果を残せず、降格圏の18位に位置。4日に行われたリバプールとのマージーサイド・ダービーで敗れ、シウバ監督は解任された。
後任人事には多くの人物の名前が挙がる中、暫定的に指揮を執る事になったのは、クラブのレジェンドであるダンカン・ファーガソン氏だ。

現役時代はスコットランド代表としてもプレーしたD・ファーガソン氏は、エバートンでプレミアリーグ239試合に出場し60ゴールを記録している。
そんなD・ファーガソン氏だが、自身の夢を語りながらも、現実を見ると明かした。

「クラブは正式な監督を見つけると思う。エバートンの監督になることは私の夢だが、現実的に考えよう」

初陣となるのは、7日のチェルシー戦だが、「土曜日に結果を残すことが私の任務だ」とその一戦に集中するとも語った。

自身もプレーし、スタッフとして所属するエバートン。現在は思わぬ低迷を強いられているが、この先の戦いで挽回できると語っている。

「素晴らしいクラブだよ。エバートンの監督になりたくない人はいないだろう。この仕事には、多くのトップクラスの監督が控えていると確信している」

「リーグ戦はまだ十分に時間がある。多くの試合がこの先もある。順位表の中位とは多くの勝ち点差はないため、まとめて結果を残せれば、順位を上げられると確信している」

エバートンの後任監督には、かつてチームの黄金期を率いたデイビッド・モイーズ氏や、上海上港のヴィトール・ペレイラ監督、ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督、ボーンマスのエディ・ハウ監督も候補に挙がっている。

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