FC東京が首位返り咲き! D・オリヴェイラPK弾で磐田を下す《J1》

2019.11.09 16:00 Sat
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9日にヤマハスタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第31節のジュビロ磐田(18位/勝ち点25)vsFC東京(2位/同59)は、アウェイのFC東京が1-0で勝利した。

前節の静岡ダービーを制して、厳しい状況に変わりにないものの、J1逆転残留に望みを繋いだ磐田。優勝争いを演じる上位をホームに迎え撃つ今節も前節と同じ顔ぶれをチョイスした。

一方、前節の大分戦を白星で飾り、勝ち点で並ぶ首位鹿島と勝ち点1差の横浜FMとの優勝争いを演じるFC東京。アウェイ8連戦の最終戦となる今節も前節と同じ11名をスタート起用した。
試合は、J1残留のためにも勝利を重ねていく必要がある磐田が積極的な入りをみせる。だが、FC東京も自陣に構えた守備から永井とディエゴ・オリヴェイラの2トップを生かした速攻を軸に活路を見いだしていく。

ボールの主導権争いで優位に立った磐田が能動的に試合を進める展開が続くなか、今月の代表ウィークでU-22日本代表に選ばれた渡辺が接触プレーで続行不可能に。FC東京がアクシデントに見舞われてしまう。
その直後の30分、右サイドの室屋から横パスを受けたディエゴ・オリヴェイラがボックス内から右足でフィニッシュ。絶好の場面だったが、ゴール左を突いたボールはGK八田の好セーブに遭って、得点に繋がらない。

すると、磐田も反攻。42分、ボックス右でパスを受けたルキアンが高萩を背に鋭いターンから右足を振り抜く。続く44分にも味方の落としからボックス左の松本に決定機が巡ってくるが、いずれもGK林の好守に遭う。

ゴールレスで折り返した試合は53分に動く。橋本の浮き球パスに反応した室屋がボックス右で藤川との接触して転倒すると、FC東京にPKのチャンス。これをディエゴ・オリヴェイラが確実に決め切り、FC東京が先取する。

ディエゴ・オリヴェイラの6試合ぶりとなる得点で先制点をもぎ取ったFC東京。失点直後に古巣戦の大久保を送り出してきた磐田に守勢を強いられるが、守護神ぶりが際立つGK林の奮闘もあり、無失点で凌ぎ続ける。

そうした戦況が続くなか、磐田に同点機。72分、大井のロングフィードに反応した大久保がボックス左から倒れ込みながらフィニッシュに持ち込む。これがゴールマウスに向かったが、クロスバーに弾かれてしまう。

その後、渡辺に続いて、ディエゴ・オリヴェイラの負傷交代に直面したFC東京だが、大井を前線に残したパワープレーも凌ぎ切り、磐田に勝利。今節を落とした鹿島に代わって、第27節以来の首位に浮上した。

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