クトローネが監督解任の古巣ミランにエール「クラブは強い」

2019.10.09 13:55 Wed
Getty Images
ウォルバーハンプトンのイタリア代表FWパトリック・クトローネが、古巣のミランにエールを送っている。イタリア『メディア・セット』が伝えた。

今シーズンからウルブズでプレーしているクトローネ。ここまで公式戦14試合に出場し、チームの準主力として活躍している。序盤こそ勝ち切れない試合が続いたものの、公式戦ここ4試合は連勝を収めており、徐々に軌道に乗り始めているところだ。

しかし、ウルブズとは対照的にクトローネの古巣であるミランは現在窮地に立たされている。
今夏にマルコ・ジャンパオロ監督を招へいしたミランだが、セリエA7試合を終えて3勝4敗と低迷。直近のジェノア戦の勝利で3連敗から脱したが、内容は芳しくなく、不満の声が募っていた中でクラブは8日、同監督の解任を発表。就任から111日というクラブ史上最短で袂を分かつことになった。

開幕から早くも困難な時期を迎えている古巣にクトローネがエール。ファンへの思いも口にした。
「僕はミランのファンで、毎試合欠かさず見ている。今の状況は残念に思うよ。だけどクラブは強い。すぐに調子を取り戻せると信じている」

「移籍の時、ファンの皆がたくさんのメッセージをくれたことは本当に嬉しかった。良い思い出を残せて良かった。僕の誇りだ」

また、新天地となったウルブズにも言及。ここまで1ゴール4アシストという成績だが、良い感触を掴めているようだ。

「今は新しいチームに順応している最中だ。とても良い感じだよ。ファンやサポーターも歓迎してくれてね。チームメイトやスタッフにも好印象を持っている。プレミアリーグでプレー出来ることは素晴らしいことだ」

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