リバプール&チェルシー快勝にユナイテッドもPK戦制す! 一方、プレミア3クラブが3部相手に敗退…《EFLカップ》
2019.09.26 06:52 Thu
EFLカップ(カラバオカップ)3回戦の8試合が25日に行われた。
今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)参戦組の初戦となる3回戦。前日に行われた8試合では、大会2連覇中の王者マンチェスター・シティやアーセナル、日本代表DF吉田麻也が先発フル出場したサウサンプトンが下部カテゴリーのクラブ相手に順当に勝利。その一方で、トッテナムがリーグ2(イングランド4部)のコルチェスター相手にPK戦の末に敗れる波乱もあった。
現在、プレミアリーグで首位を走るリバプールはリーグ1(イングランド3部)のMKドンズと対戦し、2-0で勝利した。
リーグ7連勝に向けてミルナー、ジョー・ゴメス、チェンバレン、ララナ、ナビ・ケイタを除きトップデビューのGKケレハー、エリオットとなど多くの若手を起用したリバプール。
立ち上がりから相手を押し込むアウェイチームは12分にミルナーの折り返しからゴール右の16歳FWエリオットにビッグチャンスもここはシュートをクロスバーに当ててしまう。
相手のミスによって1点リードで後半を迎えたリバプールは前半以上に攻勢を強めていく。だが、失点後も集中を切らさない相手の守備を崩し切れず。逆に59分にはバウリーに左ポスト直撃のシュートを許すなど、あわやという場面も作られる。
それでも、地力で勝るリバプールは69分、ミルナーがボックス左で仕掛けて上げた絶妙なクロスを右サイドバックながらボックス内に走り込んでいたフーフェルが豪快なヘディングで合わせ、嬉しいトップチーム初ゴールを記録した。
この2点目で試合を決めたリバプールはケイン、ファン・デン・ベルフと次々に若手をトップデビューさせる余裕の試合運びで2-0の快勝。多くの若手を起用した中でさすがの強さを見せた。
◆チェルシーが爆発!

また、チェルシーvsグリムズビー・タウンはホームのチェルシーが7-1で圧勝した。
リバプール同様に多くの若手や控え中心の布陣で臨んだチェルシーは、長期離脱明けのハドソン=オドイ、リース・ジェームズが復帰。試合は立ち上がりからチェルシーがその実力差をまざまざと見せつける展開に。
開始4分にボックス右に抜け出したバークリーのゴールで先制点を奪うと、直後の7分にはバチュアイが追加点を奪取。その後、19分に相手GKからのロングボールに抜け出したグリーンにあっさりとゴールを奪われるが、前半終了間際の43分にはペドロのPKで突き放す。
迎えた後半も攻勢を強めるホームチームは56分、セットプレーの流れからR・ジェームズが上げたクロスをゴール前のズマが押し込んで相手の気勢を削ぐ4点目を奪った。すると、ここからは完全にチェルシーペースで試合が進む。
マーステン、アンジョリンと10代後半の若手をデビューさせた中、82分には復帰戦がトップデビュー戦となったR・ジェームズが見事なミドルシュートを決めてデビューゴールを決めれば、直後にバチュアイがこの試合2点目を奪取。極めつけは試合終了間際の90分、バチュアイのスルーパスに抜け出したハドソン=オドイが冷静にニア下を抜くシュートを決め、自身の復帰戦を祝うチーム7点目のゴールを奪った。そして、4部相手に圧勝のチェルシーはリバプールとのリーグ戦での敗戦を見事に払しょくした。
◆ユナイテッドは辛くもPK戦制す

一方、ビッグ6の中で苦戦を強いられたのはマンチェスター・ユナイテッド。3部のロッチデールをホームに迎えた赤い悪魔は、1-1のスコアで90分間の戦いを終えた末、PK戦を5-3で制して辛くも4回戦進出を決めることになった。
ポグバやグリーンウッドの復帰組、ワン=ビサカやアンドレアス・ペレイラ、フレッジ、リンガードらを起用した中、序盤から相手を攻め立てる。しかし、相手GKロベルト・サンチェスが再三の好守で立ちはだかる。
前半に多くのゴールを記録した中、ゴールレスで試合を折り返すと、後半立ち上がりにはキャンプスの決定的なシュートをDFのゴールライン上での決死のクリアで何とか凌ぐというピンチも。後半に入っても決定力を欠くユナイテッドだったが、69分にはリンガードのお膳立てからボックス右でボールを受けたグリーンウッドが初ゴールを決めたELアスタナ戦を彷彿とさせる形のフィニッシュから出場2試合連続ゴールを決め、ようやく先制に成功する。
だが、76分には相手の16歳DFマセソンにまさかの同点ゴールを献上してしまう。その後、試合終盤にかけて猛攻を見せたユナイテッドだったが、GKサンチェスの壁が厚かった。それでも、PK戦ではGKロメロの見事なセーブとキッカー5人がきっちり決めてプレミア勢の威厳を保った。
◆プレミア3クラブが3部相手に屈辱の敗退…

その他の試合では薄氷突破のユナイテッドと同様に多くのプレミア勢が苦戦を強いられた結果、ウェストハムとボーンマス、シェフィールド・ユナイテッドの3チームがいずれも3部相手に敗れるジャイアントキリングの犠牲となった。24日、25日に行われた3回戦の結果一覧は以下の通り。
◆EFLカップ(カラバオカップ)3回戦
▽9/25(水)
MKドンズ(3) 0-2 リバプール(1)
マンチェスター・ユナイテッド(1) 1-1(PK:5-3) ロッチデール(3)
チェルシー(1) 7-1 グリムズビー・タウン(4)
ブライトン(1) 1-3 アストン・ビラ(1)
シェフィールド・ユナイテッド(1) 0-1 サンダーランド(3)
バートン(3) 2-0 ボーンマス(1)
オックスフォード(3) 4-0 ウェストハム(1)
ウォルバーハンプトン(1) 1-1(PK:4-2) レディング(2)
▽9/24(火)
プレストン(2) 0-3 マンチェスター・シティ(1)
コルチェスター(4) 0-0(PK:4-3) トッテナム(1)
アーセナル(1) 5-0 ノッティンガム・フォレスト(2)
ポーツマス(3) 0-4 サウサンプトン(1)
ルートン・タウン(2) 0-4 レスター・シティ(1)
ワトフォード(1) 2-1 スウォンジー(2)
シェフィールド・ウェンズデイ(2) 0-2 エバートン(1)
クローリー・タウン(4) 1-1(PK:5-4) ストーク・シティ(2)
※()の数字は所属カテゴリー
今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)参戦組の初戦となる3回戦。前日に行われた8試合では、大会2連覇中の王者マンチェスター・シティやアーセナル、日本代表DF吉田麻也が先発フル出場したサウサンプトンが下部カテゴリーのクラブ相手に順当に勝利。その一方で、トッテナムがリーグ2(イングランド4部)のコルチェスター相手にPK戦の末に敗れる波乱もあった。
現在、プレミアリーグで首位を走るリバプールはリーグ1(イングランド3部)のMKドンズと対戦し、2-0で勝利した。
立ち上がりから相手を押し込むアウェイチームは12分にミルナーの折り返しからゴール右の16歳FWエリオットにビッグチャンスもここはシュートをクロスバーに当ててしまう。
その後も攻勢を仕掛けたリバプールだが、連係面や技術的な問題もあってフィニッシュのところがうまくいかない。それでも、ゴールレスで前半終了と思われた41分に意外な形から先制に成功する。ボックス左角でミルナーが放った強烈なミドルシュートをGKムーアがファンブル。空中に浮いたボールを何とかライン上でかき出そうとするが、これがうまくいかず弾いたボールがネットに吸い込まれた。
相手のミスによって1点リードで後半を迎えたリバプールは前半以上に攻勢を強めていく。だが、失点後も集中を切らさない相手の守備を崩し切れず。逆に59分にはバウリーに左ポスト直撃のシュートを許すなど、あわやという場面も作られる。
それでも、地力で勝るリバプールは69分、ミルナーがボックス左で仕掛けて上げた絶妙なクロスを右サイドバックながらボックス内に走り込んでいたフーフェルが豪快なヘディングで合わせ、嬉しいトップチーム初ゴールを記録した。
この2点目で試合を決めたリバプールはケイン、ファン・デン・ベルフと次々に若手をトップデビューさせる余裕の試合運びで2-0の快勝。多くの若手を起用した中でさすがの強さを見せた。
◆チェルシーが爆発!

Getty Images
また、チェルシーvsグリムズビー・タウンはホームのチェルシーが7-1で圧勝した。
リバプール同様に多くの若手や控え中心の布陣で臨んだチェルシーは、長期離脱明けのハドソン=オドイ、リース・ジェームズが復帰。試合は立ち上がりからチェルシーがその実力差をまざまざと見せつける展開に。
開始4分にボックス右に抜け出したバークリーのゴールで先制点を奪うと、直後の7分にはバチュアイが追加点を奪取。その後、19分に相手GKからのロングボールに抜け出したグリーンにあっさりとゴールを奪われるが、前半終了間際の43分にはペドロのPKで突き放す。
迎えた後半も攻勢を強めるホームチームは56分、セットプレーの流れからR・ジェームズが上げたクロスをゴール前のズマが押し込んで相手の気勢を削ぐ4点目を奪った。すると、ここからは完全にチェルシーペースで試合が進む。
マーステン、アンジョリンと10代後半の若手をデビューさせた中、82分には復帰戦がトップデビュー戦となったR・ジェームズが見事なミドルシュートを決めてデビューゴールを決めれば、直後にバチュアイがこの試合2点目を奪取。極めつけは試合終了間際の90分、バチュアイのスルーパスに抜け出したハドソン=オドイが冷静にニア下を抜くシュートを決め、自身の復帰戦を祝うチーム7点目のゴールを奪った。そして、4部相手に圧勝のチェルシーはリバプールとのリーグ戦での敗戦を見事に払しょくした。
◆ユナイテッドは辛くもPK戦制す

Getty Images
一方、ビッグ6の中で苦戦を強いられたのはマンチェスター・ユナイテッド。3部のロッチデールをホームに迎えた赤い悪魔は、1-1のスコアで90分間の戦いを終えた末、PK戦を5-3で制して辛くも4回戦進出を決めることになった。
ポグバやグリーンウッドの復帰組、ワン=ビサカやアンドレアス・ペレイラ、フレッジ、リンガードらを起用した中、序盤から相手を攻め立てる。しかし、相手GKロベルト・サンチェスが再三の好守で立ちはだかる。
前半に多くのゴールを記録した中、ゴールレスで試合を折り返すと、後半立ち上がりにはキャンプスの決定的なシュートをDFのゴールライン上での決死のクリアで何とか凌ぐというピンチも。後半に入っても決定力を欠くユナイテッドだったが、69分にはリンガードのお膳立てからボックス右でボールを受けたグリーンウッドが初ゴールを決めたELアスタナ戦を彷彿とさせる形のフィニッシュから出場2試合連続ゴールを決め、ようやく先制に成功する。
だが、76分には相手の16歳DFマセソンにまさかの同点ゴールを献上してしまう。その後、試合終盤にかけて猛攻を見せたユナイテッドだったが、GKサンチェスの壁が厚かった。それでも、PK戦ではGKロメロの見事なセーブとキッカー5人がきっちり決めてプレミア勢の威厳を保った。
◆プレミア3クラブが3部相手に屈辱の敗退…

Getty Images
その他の試合では薄氷突破のユナイテッドと同様に多くのプレミア勢が苦戦を強いられた結果、ウェストハムとボーンマス、シェフィールド・ユナイテッドの3チームがいずれも3部相手に敗れるジャイアントキリングの犠牲となった。24日、25日に行われた3回戦の結果一覧は以下の通り。
◆EFLカップ(カラバオカップ)3回戦
▽9/25(水)
MKドンズ(3) 0-2 リバプール(1)
マンチェスター・ユナイテッド(1) 1-1(PK:5-3) ロッチデール(3)
チェルシー(1) 7-1 グリムズビー・タウン(4)
ブライトン(1) 1-3 アストン・ビラ(1)
シェフィールド・ユナイテッド(1) 0-1 サンダーランド(3)
バートン(3) 2-0 ボーンマス(1)
オックスフォード(3) 4-0 ウェストハム(1)
ウォルバーハンプトン(1) 1-1(PK:4-2) レディング(2)
▽9/24(火)
プレストン(2) 0-3 マンチェスター・シティ(1)
コルチェスター(4) 0-0(PK:4-3) トッテナム(1)
アーセナル(1) 5-0 ノッティンガム・フォレスト(2)
ポーツマス(3) 0-4 サウサンプトン(1)
ルートン・タウン(2) 0-4 レスター・シティ(1)
ワトフォード(1) 2-1 スウォンジー(2)
シェフィールド・ウェンズデイ(2) 0-2 エバートン(1)
クローリー・タウン(4) 1-1(PK:5-4) ストーク・シティ(2)
※()の数字は所属カテゴリー
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