スパーズ退団のジョレンテがナポリに2年契約で加入へ! メディカル受診に向けて現地入り

昨季限りでトッテナムを退団した元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテ(34)がナポリ加入に向けてローマ入りした。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。

今夏、トッテナムを退団したジョレンテに関してはヨーロッパ各国のクラブからオファーが舞い込んでいた中、ここ最近はナポリ行きが決定的と見られていた。

現在、ナポリがインテルで構想外のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ獲得を目指していることから、ジョレンテとの交渉はペンディングされていたが、ここにきて交渉が最終局面に。
条件面は不明も2年契約で合意に達したとみられるジョレンテは30日、メディカルチェックを受診するためにローマのフィウミチーノ空港に降り立った。

ジョレンテは『スカイ・スポルト』の取材に対して、詳細に関する言及を避けたもののナポリ入りを認めている。「(イタリアに)戻って来れて嬉しいよ。ただ、まだ時期尚早だ。ここですべてを話すことはできない」

「もう少し待ってほしい。そうすれば、より詳しい話ができると思うよ。ナポリは僕を驚かせてくれている。同時に自分のことを重要な存在だと感じさせてくれる」

「すべてが完了したらアンチェロッティとも話したいと思うよ」

これまでビルバオ、ユベントス、セビージャ、スウォンジーと国内外のクラブを渡り歩いてきたジョレンテは、2017年夏にトッテナムに加入。在籍2年間で公式戦66試合13ゴールと思ったような数字を残せていなかった。

しかし、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメントに入ってドルトムント戦、マンチェスター・シティ戦での貴重なゴール、奇跡の逆転突破に導いた準決勝アヤックス戦での好パフォーマンスなどシーズン終盤に存在感を発揮。とりわけ、193cmの屈強な体躯を生かした抜群のポストワークは、多くの識者からの評価を集めていた。