ミハイロビッチ監督が急性白血病から復帰のボローニャ、「彼の闘志も打ち込むべきだった」と副官が語る

2019.08.26 16:30 Mon
Getty Images
日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは25日、セリエA開幕節でエラス・ヴェローナとのアウェイ戦に臨み、1-1の引き分けに終わった。

今夏シント=トロイデンから加入した冨安のデビュー戦となったこの試合。ボローニャにとっては、もう1つの意味がある試合だった。

昨シーズン途中からチームを指揮していたシニシャ・ミハイロビッチ監督(50)が、今年7月に急性白血病と診断。入院し、抗がん剤治療を行うなど、復帰に向けて治療を続けてきた。
そんなミハイロビッチ監督は、シーズン開幕戦となったヴェローナ戦で現場復帰。病気の影響で痩せ細った姿は、現役時代の闘争心溢れるプレーを見ていた者にとっては、少しショッキングでもあった。

1-1の引き分けでセリエAの新シーズンをスタートさせたボローニャは、試合後の会見にミハイロビッチ監督は登場せず。テクニカルコーチを務めるエミリオ・デ・レオ氏がコメントし、病魔と闘い、指揮をとるために現場に戻ってきた監督の闘志も打ち込むべきだったと語った。
「我々は順調にスタートを切りたいと思っていた。監督に喜びを与えられたのはよかったと思う。彼はそれに値した」

「彼は少しガッカリして後にした。我々はみんなもっと良いプレーをしたかったし、監督の闘志をそこに打ち込む必要があった」

「スペースを消された時、もう少しイニシアチブを取る必要があった。何かが欠けていた」

入院中も、トレーニングのライブビデオを見ながら、チーム作りを続け、41日間にわたる入院生活から復帰したミハイロビッチ監督。この先も体調を見ながらの指揮になるが、ミハイロビッチ監督が率いるボローニャは30日(金)に行われる第2節でSPALとホームで対戦する。

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