首位柏が破竹の8連勝! 横浜FCも7連勝で4位浮上! 大宮が山形との上位対決制し3位浮上《J2》

2019.08.04 21:30 Sun
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明治安田生命J2リーグ第26節の11試合が4日に各地で行われた。

三協フロンテア柏スタジアムで行われた柏レイソルvsFC琉球は、ホームの柏が5-1で快勝した。

7連勝で今季初めて首位に立った柏(勝ち点49)が4連敗中の15位・琉球(勝ち点28)をホームで迎え撃った一戦。今節に好対照の戦績で臨んだ両チームだったが、立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げる。その流れの中で31分、最終ラインの三原のバックパスのミスをかっさらった鈴木孝司がそのまま独走してGKとの一対一を制して琉球が先制に成功した。
ミスからリードを許した柏だが、39分にはロングスローの流れからオルンガとGKが交錯したこぼれ球を瀬川が冷静に流し込み、すぐさま同点に追いつく。さらに42分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でサインプレーからゴール前で鎌田が落としたボールを古賀が蹴り込み、前半のうちに試合を引っくり返した。

すると、後半は完全に柏のペースに。53分に左サイドを抜け出したオルンガのグラウンダーの折り返しを江坂、直後の57分にはGKのロングボールの流れから江坂の浮き球パスに抜け出したクリスティアーノが立て続けにゴールネットを揺らす。これで完全に勢いづいたホームチームは試合終了間際にもカウンターから江坂がトドメの5点目を奪い、この日のゴールショーを締めくくった。そして、前節の4ゴールを更新する今季最多5ゴールを奪った柏が破竹の8連勝で首位キープに成功した。
また、NACKスタジアム大宮で行われた4位の大宮アルディージャ(勝ち点43)vs5位のモンテディオ山形(勝ち点43)の上位対決は、3-2でホームの大宮が勝利した。

共に下位相手に勝ち点を取りこぼした同勝ち点の両チームが2試合ぶりの白星を目指して激突した一戦は、開始早々に動く。4分、山形が相手陣内右サイドで得たFKの場面で三鬼のファーを狙ったクロスを栗山がダイビングヘッドで流し込んだ。

ホームで先制を許した大宮だがここから巨漢ロビン・シモヴィッチが存在感を放つ。まずは19分、右CKの場面でDF栗山との競り合いを制したスウェーデン人ストライカーはジャンプをすることなく合わせたヘディングシュートでゴールネットを揺らす。さらに28分には再びボックス内でのDF栗山との肉弾戦を制して冷静なキープから左足のシュートを流し込み、チームを逆転に導いた。

大宮の1点リードで折り返した試合は後半も山形が早い時間にスコアを動かす。54分、ボックス右で強引に仕掛けた柳からのグラウンダークロスをファーの南が見事なダイレクトシュートで流し込んだ。

2-2の振り出しに戻った中、両チームは連戦を感じさせないアグレッシブな攻防を見せるが、一歩先に出たのは大宮だった。72分、GK櫛引のパンチングのクリアにボックス手前で反応した茨田が抑えの利いた見事な右足ダイレクトボレーを無人のゴールへ突き刺した。

その後、山形の猛攻を粘り強い守備で凌ぎ切った大宮が山形との上位対決を制し、2試合ぶりの白星を挙げると共に3位に浮上した。

また、今節は9日間で3試合をこなす過密日程の最終戦ということもあり、予想外の大差が付く一戦が目立った。

12位の東京ヴェルディ(勝ち点36)をホームで迎え撃った2位の京都サンガF.C.(勝ち点47)は、4-1で勝利した前回対戦を髣髴とさせる試合展開に持ち込んだ中、一美の2ゴールの活躍などで4-0の圧勝。9戦無敗とし自動昇格圏内の2位をキープ。また、上位戦線を窺うヴァンフォーレ甲府、アルビレックス新潟が共に3点以上を奪って大勝している。

その他の試合では首位の柏と共に連勝を続けている6位の横浜FCが敵地でアビスパ福岡を2-0で退け、7連勝で4位に浮上。また、上位陣が軒並み勝ち点3を積み上げた中、3位の水戸ホーリーホックはDFンドカ・ボニフェイスの退場が響きレノファ山口FCに0-1で競り負けている。

◆明治安田生命J2リーグ第26節
▽8/4(日)
ヴァンフォーレ甲府 3-0 FC町田ゼルビア
V・ファーレン長崎 1-3 FC岐阜
アビスパ福岡 0-2 横浜FC
京都サンガF.C. 4-0 東京ヴェルディ
ツエーゲン金沢 1-1 栃木SC
アルビレックス新潟 4-0 徳島ヴォルティス
愛媛FC 2-0 ファジアーノ岡山
レノファ山口FC 1-0 水戸ホーリーホック
柏レイソル 5-1 FC琉球
大宮アルディージャ 3-2 モンテディオ山形
鹿児島ユナイテッドFC 2-1 ジェフユナイテッド千葉

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柏DF染谷悠太が現役引退 「サッカー選手ははっきり言って辛いです、苦しいです、孤独です。でも…」

柏レイソルは30日、DF染谷悠太(36)の現役引退を発表した。 染谷はFC東京のアカデミー、流通経済大学を経て、2009年に京都サンガF.C.でプロ入り。その後、セレッソ大阪、京都を渡り歩き、2019年から柏に活躍の場を移した。 柏では加入初年度にJ2優勝でJ1返り咲きに貢献し、通算64試合に出場。だが、チームが再びJ1に戦いの場を移して以降は出番が限られ、今季も5試合に出場したのみだった。 14年間のプロキャリアに終止符を打つ染谷はクラブ公式サイトを通じて、長文にて別れの挨拶をした。 「今シーズンを持ちましての現役引退をご報告させて頂きます。大好きな従兄弟のおかげでサッカーに出会い、夢中になり、幼少期から数えると28年間、プロになって14年間、大好きなサッカーと共に歩んできました」 「誰よりも上手くなりたい一心で夢中になって日々ボールを追いかけ、上手くなっていくと同時にステージも上がり、上には上がいることを思い知らされ、ただ上手くなると思って努力しても通用しない、考えて努力することで活路を見出せる、その繰り返しの日々でした」 「この日々が自分自身を成長させてくれ、サッカーを始めた時に抱いた夢である、プロになる、憧れの大スターの三浦知良選手のいるプロの世界で同じピッチに立つ、その夢を実現することができました」 「プロになり、一日一日が勝負であり、結果を出すことが明日の自分の道を切り拓いていく、その毎日が刺激的でありながらも、常に次はないという危機感と隣り合わせで、ワクワクしながらもハラハラした日々を過ごし、日々全力で骨身を削って闘ってきました」 「そのため、大怪我も多く、客観的に見たら誇れるキャリアではないと思います。ですが、自分が歩んできた道、キャリアは間違いなく良かった、良く頑張った、お疲れ様と、胸を張って自分に言ってあげたいと思います」 「サッカー選手ははっきり言って辛いです、苦しいです、孤独です。でも、一緒に闘ってくれる仲間と共に勝利を目指し、勝利の先にあるファン、サポーターの喜ぶ顔、笑顔のためにどんな苦痛でも耐えられ、頑張れます」 「闘えます。嬉しいことの方が少なく、むしろ辛いことや苦しいことの方が多いです。それでもここまで続けてこられたのは、サッカーが大好きだからです。『大好き』が辛いや苦しいよりも上回っているからこそ、ここまで続けてこられたし、これからは選手としてではなく、自分のサッカー道を究めて行きたいと思います」 「自分のサッカー人生をスタートさせて頂いた城東フェニックスの皆様。中学、高校と選手としての礎を築く上で大切な時を過ごさせて頂いたFC東京U-15、U-18の指導者の皆様、チームメート」 「プロになるための環境と指導をして頂いた流通経済大学の中野監督をはじめとする指導者の皆様、チームメート。自分をプロの世界に誘って下さった野口さんをはじめとする各クラブのスカウトの方々」 「プロとしての歩みを教えて頂いた京都サンガF.C.時代にお世話になりました大木さんをはじめ、(前嶋)聰志さん、指導して頂いた指導者の皆様、スポンサー様、ファン、サポーター、チームメート、関係者の皆様」 「そして、選手としてより高みを目指すきっかけを与えて下さったセレッソ大阪、指導者の皆様、スポンサー様、ファン、サポーター、チームメート、関係者の皆様。そして、相棒であるスパイクのX、そんなXで思う存分プレーできるようにサポートして頂いたadidas Japan様、担当の峰尾さん、皆様のお陰でこうしてサッカー選手として歩んでこられました」 「本当にお世話になり、ありがとうございました。このような形で感謝の想いを述べさせて頂くことをお許しください。そして、自分の愛するクラブである柏レイソルと家族への思いは、お時間を頂戴し、直接自分の口からお話させて頂ければと存じます」 「ここまでダラダラと長文になってしまい大変申し訳ありませんが、最後まで読んで頂けたら幸いです。ラスト1試合、必ず勝利を掴み取り、最後笑って終われるようにし、来年に繋げましょう!! 引き続き、熱い声援、柏レイソルを宜しくお願いします!! 柏から世界へ!!!」 2022.10.30 11:50 Sun

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