元ローマ監督ディ・フランチェスコ氏がサンプドリア監督就任

2019.06.22 22:41 Sat
Getty Images
サンプドリアは22日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏(49)の指揮官就任を発表した。契約期間は2022年6月30日までの3年間となっている。

サンプドリアでは前監督のマルコ・ジャンパオロ氏がミラン監督に就任していた。

ディ・フランチェスコ氏は現役時代、ローマ等で活躍。元日本代表MF中田英寿氏と共に2000-01シーズンにはスクデットの獲得にも貢献した。現役引退後、2008-09シーズンに当時セリエCのヴィルトゥス・ランチャーノで監督デビュー。その後レッチェやサッスオーロの監督を歴任し、2017-18シーズンからローマの監督に就任した。
同シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)でバルセロナを破りベスト4進出するなど躍進を果たした。しかし、今シーズンは主力のGKアリソンやMFラジャ・ナインゴランらの移籍により戦いぶりに安定感を欠き、CLラウンド16でポルトに逆転負けを喫した後に解任されていた。

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