興梠の後半AT弾で鳥栖に逆転勝利の浦和が6試合ぶり白星!《J1》

2019.06.15 21:21 Sat
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明治安田生命J1リーグ第15節、浦和レッズvsサガン鳥栖が15日に行われ、2-1で浦和が勝利した。

なかなか調子の上がらない10位の浦和(勝ち点18)。5月は無残にも4連敗。前節は後半アディショナルタイムのゴールで川崎フロンターレからなんとか勝ち点を持ち帰ったものの、5試合勝利から遠ざかっている。是が非でも白星を取り戻したい今節のスタメンは、川崎F戦から一人変更。マルティノスに代わってアンドリュー・ナバウトが起用された。
17位に沈む鳥栖(勝ち点13)は一時ゴール欠乏症に陥ったが、第11節からは3連勝で立て直しつつある。だが、前節は無得点で敗戦。再びズルズルいかないためにも負けられない今節は、前節からスタメンを3人変更して臨んだ。

ホームの浦和主導で進む序盤。中央突破を試みる浦和は7分、ボックス手前のスペースでボールを受けたアンドリュー・ナバウトから興梠へスルーパス。急ブレーキで相手を振り切りシュートに繋げたが、GK高丘に防がれた。

対する鳥栖は11分、自陣からのカウンターで安庸佑が右サイドを突破。マイナスの折り返しをダイレクトで狙った小野のシュートは当たりそこなったものの、その先にいた福田がボックス左からシュート。しかし、GK西川のファインセーブに遭う。
互角の攻防を見せる両者。試合が動いたのは18分のことだった。敵陣左サイドで細かくパスを繋いだ鳥栖は、福田がボックスの左外からクロスを送る。これに安庸佑がすべり込みながら合わせてネットを揺らした。

だが、浦和も黙ってはいない。失点から攻勢を強めて迎えた31分、右サイドでボールを持った岩武がボックス手前からゴール前に斜めにパスを入れると、ニアで武藤がスルー。その先の宇賀神がボックス左からダイレクトで抑えの利いたシュートを流し込んで、同点に追いついた。

1-1で迎えた後半、浦和は51分にアンドリュー・ナバウトを下げて長澤を投入。だが56分にその長澤のボールロストからピンチに。鳥栖はピッチ中央付近でボールを奪い素早く縦パスを供給。ボックス右に抜け出した安庸佑が鋭い切り返しで相手を振り切り、左足で流し込みにかかったが、寸前のシュートブロックに入られ勝ち越しとはならなかった。

67分に鳥栖は趙東建を下げてフェルナンド・トーレスをピッチへ。投入直後、トーレスを囮に金崎がヘディングシュートを放ったがGK西川の正面。

その後は互いにチャンスは作れないまま迎えた後半アディショナルタイム、浦和は途中出場のマルティノスが左サイドを突破。右足アウトサイドでクロスを入れると、ボールはゴール前でワンバウンド。これにうまく対応した興梠が落ち際を流し込んで、土壇場で逆転に成功した。

そしてドラマティックな展開となった試合はここで終了。浦和が6試合ぶりの勝利の手にした。一方の鳥栖はこれで2連敗となった。
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