ウルグアイとの南米勢対決を制したエクアドルが初のベスト8進出!《U-20W杯》

U-20ワールドカップ(W杯) 2019決勝トーナメント1回戦、U-20ウルグアイ代表vsU-20エクアドル代表が3日に行われ、1-3でエクアドルが逆転勝利した。

グループCを3連勝の首位で通過したウルグアイと、U-20日本代表が同居したグループBを1勝1分け1敗の3位で通過したエクアドルの南米対決。

立ち上がり、攻勢に出たのはウルグアイ。そして11分、勢いそのまま押し切った。右サイドからのサナブリアのFKをアラウホが合わせ、右ポストに直撃したルーズボールをアラウホ自ら押し込んだ。
先制後は自陣に引いてエクアドルにポゼッションを譲ったウルグアイがカウンターを狙い、主導権を渡さない。

しかし30分、エクアドルは敵陣でボールを奪った流れからボックス内のアルバラードがブスケッツに倒されてPKを獲得。これをアルバラードが決めてエクアドルが同点に追いついた。同点としたエクアドルは32分にカンパーニャがヘディングシュートを決めるも、ファウルがあったとしてノーゴールに。42分にもカンパーニャが際どいへディングシュートを放つなど、ハーフタイムにかけてはエクアドルが流れを引き寄せた中、前半を1-1で終えた。

白熱の前半を終えて迎えた後半、一進一退の展開で立ち上がっていった中、63分にウルグアイにチャンス。スルーパスでボックス右に抜け出したヌニェスがスライディングシュートを放ち、わずかに枠の左に外れた。

さらに65分、クリアの対応を誤ったDFの隙を突き、ヌニェスがシュートに持ち込むも、GKラミレスの好守に阻止された。

すると75分、エクアドルが逆転に成功する。左サイドからのクロスのルーズボールをボックス右のキンテーロがダイレクトでシュート。これがゴールに突き刺さった。

追う展開となったウルグアイは10番のスキアッパカッセを投入。しかし82分、エクアドルがPKを獲得する。ロングカウンターに転じた流れからアルバラードの枠を捉えたシュートをメンデスが手でブロックした。

メンデスには一発レッドカードが提示された中、プラタがPKを決めてエクアドルが3-1とし勝負を決定付けた。

南米対決を制して初のベスト8進出を決めたエクアドルは準々決勝ではフランスvsアメリカの勝者と対戦する。