敵でもデ・ロッシは敬意を払うべき男! ラツィオのウルトラスが宿敵に別れのメッセージ

2019.05.21 17:19 Tue
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ラツィオのクルヴァ・ノルド(ウルトラス)が、今シーズン限りでローマを退団する元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシに向けて別れのメッセージを送った。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えた。

共に永遠の都ローマに本拠地を置くローマとラツィオのライバル関係はイタリアでも屈指のものだ。その中でローマ生え抜きのデ・ロッシは、過去の“デルビー・デッラ・カピターレ”で幾度となく退場沙汰を起こすなど、ラツィオにとって宿敵とも言えるプレーヤーの筆頭だ。

ラツィオのクルヴァ・ノルドに陣取る熱狂的なサポーターは、人種差別や地域差別、男女差別など、多くの問題を抱えている一方、ローマっ子ならではの粋を大事にすることでも知られる。
ちょうど、2年前に宿敵のFWフランチェスコ・トッティに引退報道が出た際には「生涯の敵、フランチェスコ・トッティに敬意を表する」と、長年戦ってきたジャロロッシのカピターノに粋なメッセージを送っていた。

そして、20日に行われたセリエA第37節、ボローニャ戦ではローマと共同で使用するスタディオ・オリンピコでのホーム最終戦ということもあり、前述のトッティに倣うかのようにデ・ロッシに向けた以下のようなメッセージを掲げた。
「ノルドはデ・ロッシに敬意を表する。お前は誇り高く、常にピッチ上では簡単に屈しない敵だった。(Curva Nord 12)」

デ・ロッシは先日の退団発表会見で、「デルビーやナポリ、ベルガモ、レッジオ・カラブリアでの激しい戦いは僕に生きている実感を与えてくれた。フットボールはライバル意識、サポート、それに対する誠実さを表すものなんだ。スポーツを通じた友人、ライバルを持つことができたことは本当に嬉しいことだし、自分が相手にとってそう認識されたなら嬉しいよ」と、ライバルたちとの関係に関して言及。

また、直近のデルビーでの敗戦時には「相手の方が優れていた」と素直に認めたコメントが、多くのラツィアーレに好意的に受け止められていた。

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フンメルスが新天地ローマでの激動の数カ月振り返る…「特別な勝利で価値は倍増」自身初のデルビーでの勝利誓う

元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスが新天地ローマでの激動の数カ月を振り返った。イタリア『Il Messaggero』が伝えている。 昨シーズン限りでドルトムントを退団し、世界各国の様々なクラブからオファーが舞い込んだなか、昨年9月にローマへ加入したフンメルス。その新天地ではコンディション調整のさなかに自身を呼び寄せたダニエレ・デ・ロッシ監督が解任となると、後任のイバン・ユリッチ監督の下で新天地デビュー。だが、クロアチア人指揮官からの評価は芳しくなく、構想外とともに今冬の放出の可能性が取り沙汰された。 それでも、現在はクラウディオ・ラニエリ新監督の下、MFレアンドロ・パレデス、FWパウロ・ディバラとともにリーダーグループの一人に位置付けられ、不振のチームとともに後半戦の巻き返しを目指す状況にある。 年明け初戦の宿敵ラツィオとのデルビー・デッラ・カピターレを前に、地元紙のロングインタビューに答えた36歳DFは、イタリアの首都での激動の4カ月を振り返った。 短期間で指導を受けた2人の元指揮官については、デ・ロッシの解任に大きな衝撃を受けたことを正直に認めた。 「デ・ロッシ? 彼のおかげでここに来ることを選んだ。彼は素晴らしい印象を与えてくれた。彼の解任はフットボールの観点からだけでなく、個人的なレベルでもショックだった。自分がここに来てから1試合もプレーしないうちに、彼はいなくなってしまった。ミュンヘンに住んでいる息子がいて、ダニエレとの関係を円滑にするための解決策について話し合っていたのに、解任ですべての計画が台無しになってしまった」 一方、自身を冷遇したユリッチ監督に関しては慎重に言葉を選びながらも、起用されなかった理由について明確な説明がなかったと批判的だ。 「ユリッチ?彼にはフットボールについて、プレーの仕方について、彼の考えがあり、彼の意見があった。明らかに私は彼の試合で機能するほどコンディションが良くなかったが、彼と問題があったことはなかったよ」 「彼はただプレーするチャンスを与えなかった。ただ、良い人物だと思うし、異常な状況でもあった。18年間のキャリアで、私は常に大きな試合でも自分の価値を示してきた」 「なぜ彼が自分をまったくプレーさせなかったのかわからない。いつかまた彼に会ったら聞いてみるよ。繰り返しになるけど、彼はいつも私に優しくて親切だった。問題は、彼がトレーニングしているときに私がそこにいなかったこと。これについてはこれ以上は言えないよ」 その2人の後任として就任した新指揮官からは全幅の信頼を受け、コンディションの向上とともにその信頼に応えるプレーとリーダーシップを発揮している。その百戦錬磨の指揮官についてフンメルスは、就任初日から良い関係性を築ける確信を得たという。 「ラニエリの到着? 初日にやって来て、私を脇に連れて行き、話し始めた。彼は僕のことをよく知っていて、過去10年間ずっと僕をフォローしていて、僕のプレーが好きで、前回のチャンピオンズリーグの準決勝と決勝の両方を見たと言っていたよ。彼は私が自分と一緒に重要な役割を果たすことに何の疑いもなかった。彼はすぐに私にプレーさせてあげる、そして私を信頼していると言ってくれたんだ」 「このレベルのスポーツをプレーしているとき、悪い時期が来る可能性があることを認識しているし、僕は状況を受け入れようとした。ラニエリと一緒にいれば、初日からより良い時期が来ると確信していた。プレーヤーは強く、チームにはクオリティがあるからね」 「彼には自然な権威があり、プレーヤーを理解してくれる。理解され、耳を傾けてもらうために声を上げる必要はないんだ。本当に親切で、どのチームにとっても、特にローマでは素晴らしい監督だよ。今シーズンの後に何をするかはまだ決めていないし、夏に決めるよ。でも、もし残るなら、再びラニエリに監督してもらえるならとてもうれしいよ」 指揮官の話題を中心にここまでを振り返ったフンメルスは、「今はすべての試合に集中する必要がある。僕らは素晴らしいチームであり、層が厚く、控えにも質の高いプレーヤーがいる。上位に戻るために必要なものはすべて揃っている」と後半戦での巻き返しに自信を示す。 その上で重要なきっかけになり得る今季最初のデルビーへの想いに言及。年末年始の公開トレーニングでのロマニスタからの檄を受け、「デルビーについて少し理解し始めたよ。ファンにとって重要なことだとわかっているし、特別な勝利で価値は倍増する」とその重みを実感したという。 その上で「彼らが強いことはわかっている。彼らにはゴールを決めるプレーヤーがたくさんいるし、正直言って、彼らが得ているアドバンテージは当然のものだ。だけど、日曜日に、差を縮めるためにも勝ちたい。それができれば、まだ彼らより上位でフィニッシュできると確信しているよ」と、自身初のデルビーでの勝利を誓った。 2025.01.03 22:52 Fri
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ベティスがローマで序列低下のフランス人MF獲得へ…交渉が進行中

レアル・ベティスが、ローマのフランス人MFエンゾ・ル・フェ(24)獲得への動きを本格化させている。 昨年夏の移籍市場でスタッド・レンヌからローマへ加入したル・フェ。シーズン序盤はダニエレ・デ・ロッシ監督の下で重用されたが、ケガによる離脱と相次ぐ指揮官の交代で序列が低下。クラウディオ・ラニエリ監督の下では構想外に近い立場だ。 スペイン『レレボ』によれば、その24歳MFに関してレンヌ時代から強い関心を示していたベティスが今冬の獲得を目指して交渉を行っているという。選手本人はアンダルシア行きに前向きな姿勢を示し、クラブ間では買い取りオプション付きのレンタル移籍という条件で交渉を進めているようだ。 ベティスではユベントスで構想外の元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)への関心も報じられているが、あくまで本命はフランス人MFだという。 ロリアンの下部組織出身のル・フェは、2019年5月にファーストチームデビュー。卓越した足元の技術と創造性に優れるMFは、セントラルMFと攻撃的MFを主戦場に2019–20シーズンのリーグ・ドゥ(フランス2部)優勝に貢献。 その後、リーグ・アンの舞台でも安定したパフォーマンスを披露。昨シーズンは35試合5アシストの数字を記録。以前にはドルトムントを筆頭に国内外の複数クラブの関心を集めていた。 インサイドハーフを主戦場にボールをピックアップしながら、ドリブルや正確なパスで攻撃のリズムを司り、ラストパスやミドルシュートでゴールにも絡める万能型MFは、マヌエル・ペジェグリーニ監督の志向するスタイルにも合致しそうだ。 2025.01.02 16:45 Thu
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ローマ生え抜きボーヴェのアイドルは“Ninja”…名前挙げられた本人は可愛い後輩にエール

ローマのU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェが、自身のアイドルを明かした。 ローマ生まれローマ育ちのボーヴェは、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した2021-22シーズンからファーストチームで出場機会を確保。テクニックと運動量、献身性を併せ持ったボックス・トゥ・ボックス型のMFとして離脱者も少なくないジャッロロッシの中盤を支える。 ポルトガル人指揮官からの信頼も厚い21歳MFは、イタリア『DAZN Talks』のロングインタビューでクラブへの強い想いを語っている。 「その情熱は家族から受け継がれ、子供の頃から持っていたんだ。僕は10歳でトリゴリアに入り、12年経った今21歳だけど、家にいるよりもここで過ごした時間の方が長いと言えるね」 「良いことは、決して慣れることがないということだけど、毎年より良いものになっている。遠くに行けば行くほど、自分がいる場所の重要性がより理解されるんだ。そういった意味で自分の幸運を感じているよ」 「もちろん、自分の仕事に満足しているし、若手と言われるけど常に未来に目を向けている。監督の信頼? それ以上に素晴らしいことはないと信じているよ。監督はメンタリティを伝える達人で、彼が与えてくれた信頼が自分を成長させてくれた。試合ごとに自分自身を確認することはとても難しいことでもある」 また、ローマ生え抜きの選手の多くはフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシ、アレッサンドロ・フロレンツィ、ロレンツォ・ペッレグリーニらローマ人の偉大な先達をアイドルとして挙げるが、ボーヴェは今回のインタビューで元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの名前を挙げている。 「ドレッシングルームを共有したかった元ローマのプレーヤー? ナインゴランだね。フットボールに関して言えば、彼がとても好きで、お気に入りのフットボーラーの一人だった」 「平凡な人間であるのであれば、トッティとデ・ロッシと言うよ。彼らを選ばない人なんていないでしょ(笑)」 なお、今回のボーヴェのインタビューを伝え聞いたナインゴランは、自身のインスタグラムで「俺らと一緒にプレーしたり、ドレッシングルームを共有したかっただろうね。これからも自分らしくあり続けてくれ」と、可愛い後輩へエールを送っている。 2023.12.08 00:07 Fri

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レバークーゼン、ローマで構想外の元スペイン代表DFに関心か?

レバークーゼンがローマの元スペイン代表DFマリオ・エルモソ(29)に関心を示しているようだ。 先日にU-21フランス代表DFジャンニュエル・ベロシアンが前十字じん帯断裂の重傷によって今シーズン中の復帰が絶望的となったレバークーゼン。さらに、ドイツ代表DFヨナタン・ターの今季限りでの退団が決定しており、クラブは今冬あるい今夏のセンターバック補強を考慮している。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、現在クラブは即戦力と将来への投資として2人のDFをリストアップ。 その即戦力の人材としてローマでポジションを掴み切れずにいる元スペイン代表DFの動向を注視しているという。昨夏、ローマに新天地を求めたエルモソは公式戦13試合に出場も、ここまで3人の指揮官の下でプレーしたが、いずれも信頼を得られず。 今冬の移籍市場ではフェネルバフチェやガラタサライとトルコ方面からの関心が伝えられていた。 レアル・マドリーの下部組織出身のエルモソは、エスパニョールでのプレーを経て、2019年夏にアトレティコへ加入。 コルチョネロスでは、センターバックと左サイドバックを主戦場として主力の一人に定着すると、在籍5年で公式戦174試合に出場。2023-24シーズンも公式戦出場45試合中42試合でスタメン出場を果たすなど、安定した出場機会を得てチームに貢献したが、クラブから減俸を提示されたことにより、昨季限りで退団していた。 2025.01.25 20:10 Sat
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プレーオフ進出の16クラブ決定! 抽選次第ではソシエダ・久保建英vsAZ・毎熊晟矢の可能性も【EL】

30日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ最終節が一斉開催。ラウンド16進出チームとノックアウトフェーズのプレーオフ進出チームが決定した。 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)と同様に、今シーズンから大きくフォーマットが変更となったEL。36チームが参加し、8試合を別の相手と対戦。上位8チームがラウンド16にストレートインとなり、9位から24位までがプレーオフを実施。残りの8チームを決めることとなる。 ラツィオが首位、アスレティック・ビルバオが2位に入り、プレミアリーグで苦戦するマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムが続く形となった上位陣。プレーオフには、日本人選手所属クラブが全て入り、10位にFW後藤啓介のアンデルレヒト、13位にMF久保建英のレアル・ソシエダ、19位にDF毎熊晟矢のAZ、21位にDF町田浩樹のユニオン・サン=ジロワーズが入った。 ノックアウトフェーズのプレーオフは31日に抽選会が実施。ホーム&アウェイの対決でベスト16を目指すこととなる。これまでと違うところは、プレーオフでは同じ協会内のチームや、リーグフェーズで対戦した相手とも対戦する可能性があるところだ。 13位に終わったソシエダは、19位のAZか20位のミッティランとの対戦の可能性があり、久保vs毎熊の日本人対決が実現する可能性がある。 また、後藤のアンデルレヒトは23位のトゥベンテか24位のフェネルバフチェ、町田のサン=ジロワーズは11位のFCSBか12位のアヤックスと対戦。その他、ローマvsポルトなどの可能性も残っている。 なお、試合は2月13日に1stレグ、同20日に2ndレグが開催。2月21日にはラウンド16以降の組み合わせ抽選会が実施される。 <h3>◆ELプレーオフ対戦カード</h3> ボデ/グリムト(9位)orアンデルレヒト(10位) vs トゥベンテ(23位)orフェネルバフチェ(24位) FCSB(11位)orアヤックス(12位) vs ユニオン・サン=ジロワーズ(21位)orPAOK(22位) レアル・ソシエダ(13位)orガラタサライ(14位) vs AZ(19位)orミッティラン(20位) ローマ(15位)orヴィクトリア・プルゼニ(16位) vs フェレンツヴァーロシュ(17位)orポルト(18位) 2025.01.31 10:05 Fri
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ローマがアタランタのGKゴッリーニを完全移籍で獲得、移籍した豪代表GKライアンの穴を埋める

ローマは24日、アタランタの元イタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニ(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「95」に決定した。 ゴッリーニはフィオレンティーナやマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、エラス・ヴェローナでキャリアをスタート。2016年7月にアストン・ビラへ完全移籍すると、アタランタへのレンタル移籍を経て、2018年7月に完全移籍した。 アタランタ加入後は、トッテナムやフィオレンティーナ、ナポリ、ジェノアとレンタル移籍を繰り返していた。 セリエA通算139試合に出場。今シーズンはジェノアへとレンタル移籍しており、開幕から7試合連続で出場していたが、臀部のケガにより離脱すると、その後は出番がなかった。 ローマは、セルビア代表GKミレ・スヴィラルが正守護神を務めていた中、冬の移籍市場でオーストラリア代表GKマシュー・ライアンがRCランスに完全移籍。控えGKが不在となっていた。 2025.01.24 20:20 Fri
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R16ストレートインの8チーム決定! 久保建英のソシエダや後藤啓介のアンデルレヒトらがプレーオフへ【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズが30日に全日程を終了。この結果、ラウンド16にストレートインする8チームとプレーオフに進出する16チームがが決定した。 昨シーズンまでの32チーム参加のグループステージ制から36チーム参加のリーグフェーズにレギュレーション変更が図られたなか、最後まで熾烈な争いが繰り広げられた今大会。 最終節のブラガ戦の敗戦によって無敗突破は逃したが、ラツィオが6勝1分け1敗で首位通過を決定。同勝ち点ながら得失点差でアスレティック・ビルバオが2位通過となった。 3位にはリーグフェーズで唯一無敗のマンチェスター・ユナイテッド(5勝3分け)が入り、4位はトッテナム、5位にフランクフルト、6位にリヨンと5大リーグの強豪が順当にラウンド16進出。 7位はギリシャの強豪オリンピアコスが入り、8位から11位までは14ポイントで4チームが並んだなか、得失点差でレンジャーズがトップ8フィニッシュを成し遂げた。 また、プレーオフ2ndレグでホーム開催となるシード権を得る9位~16位には、久保建英の所属するレアル・ソシエダや後藤啓介の所属するアンデルレヒトに加え、ローマやアヤックス、ガラタサライら強豪クラブがが入った。 なお、13位のソシエダはプレーオフで毎熊晟矢の所属するAZ(19位)orミッティラン(20位)と、10位のアンデルレヒトはトゥベンテ(23位)orフェネルバフチェ(24位)と、15位のローマはフェレンツヴァーロシュ(17位)orポルト(18位)と、アヤックスは町田浩樹の所属するサン=ジロワーズ(21位)orPAOK(22位)と対戦する。 正式な対戦カードは31日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが2月13日(木)、2ndレグが20日(木)に開催される。 ◆ELリーグフェーズ 1.ラツィオ(イタリア) 19pt 得失点差+12 2.アスレティック・ビルバオ(スペイン) 19pt 得失点差+8 3.マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 18pt 4.トッテナム(イングランド) 17pt 5.フランクフルト(ドイツ) 16pt 6.リヨン(フランス) 15pt 得失点差+8 7.オリンピアコス(ギリシャ) 15pt 得失点差+6 8.レンジャーズ(スコットランド) 14pt 得失点差+6 9.ボデ/グリムト(ノルウェー) 14pt 得失点差+3 10.アンデルレヒト(ベルギー) 14pt 得失点差+2 11.FCSB(ルーマニア) 14pt 得失点差+1 12.アヤックス(オランダ) 13pt 得失点差+8 13.レアル・ソシエダ(スペイン) 13pt 得失点差+4 14.ガラタサライ(トルコ) 13pt 得失点差+3 15.ローマ(イタリア) 12pt 得失点差+4 16.ビクトリ・プルゼニ(チェコ) 12pt 得失点差+1 17.フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) 12pt 得失点差0 18.ポルト(ポルトガル) 11pt 得失点差+2 19.AZ(オランダ) 11pt 20.ミッティラン(デンマーク) 11pt 得失点差0(総得点9) 21.ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) 11pt 得失点差0(総得点8) 22.PAOK(ギリシャ) 10pt 得失点差+2 23.トゥベンテ(オランダ) 10pt 得失点差-1 24.フェネルバフチェ(トルコ) 10pt 得失点差-2 25.ブラガ(ポルトガル) 10pt 得失点差-3 26.エルフスボリ(スウェーデン) 10pt 得失点差-5 27.ホッフェンハイム(ドイツ) 9pt 得失点差-3 28.ベシクタシュ(トルコ) 9pt 得失点差-5 29.マッカビ・テルアビブ(イスラエル) 6pt 30.スラビア・プラハ(チェコ) 5pt 得失点差-4 31.マルメ(スウェーデン)5pt 得失点差-7(総得点10) 32.RFS(ラトビア) 5pt 得失点差-7(総得点6) 33.ルドゴレツ(ブルガリア) 4pt 得失点差-7 34.ディナモ・キーウ(ウクライナ) 4pt 得失点差-13 35.ニース(フランス)3pt 得失点差-9 36.カラバフ(アゼルバイジャン) 3pt 得失点差-14 2025.01.31 08:15 Fri
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【ELリーグフェーズ最終節プレビュー】ソシエダ突破で日本人所属4クラブが決勝Tへ! 敗退危機ローマは2位フランクフルト戦

ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ最終節が1月30日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に運命の最終節の展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ最終節 ▽1/23(木) 《29:00》 アヤックス vs ガラタサライ ローマ vs フランクフルト アスレティック・ビルバオ vs ビクトリア・プルゼニ ディナモ・キーウ vs RFS ミッティラン vs フェネルバフチェ トゥベンテ vs ベシクタシュ フェレンツヴァーロシュ vs AZ FCSB vs マンチェスター・ユナイテッド マッカビ・テルアビブ vs ポルト ニース vs ボデ/グリムト オリンピアコス vs カラバフ リヨン vs ルドゴレツ レンジャーズ vs サン=ジロワーズ レアル・ソシエダ vs PAOK アンデルレヒト vs ホッフェンハイム ブラガ vs ラツィオ スラビア・プラハ vs マルメ トッテナム vs エルフスボリ ◆久保ソシエダ突破で日本人在籍4クラブ勝ち抜け狙う <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250129_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場。今回の最終節を前にソシエダを除く3クラブが少なくともプレーオフ行きを確定させている状況だ。 前節、首位のラツィオとの強豪対決に1-3で完敗した18位のソシエダは、同じ勝ち点10で並ぶ17位のPAOKとの重要なホームでの最終節に挑む。この最終節では他クラブの結果次第で敗退の可能性を残す一方、勝てばプレーオフをシードで戦うことも可能になる。ただ、チームは直近のヘタフェ戦で0-3の惨敗。 大幅なターンオーバーによる主力温存であれば、多少擁護の余地はあったが、久保やMFスビメンディ、FWオヤルサバルらを起用。中途半端な陣容でのホーム大敗となり、イマノル監督への風当りもきつい状況。とりわけ、フル出場で孤軍奮闘の久保は心身ともに消耗を強いられており、ギリシャの強豪との今回の大一番へ状態が懸念されるところだ。両者ともに引き分けでもプレーオフ行きを決められる可能性が高いなか、堅い展開も想定されるが、今後の戦いを考えればホームのラ・レアルとしては勝ち点3で公式戦連敗を「3」でストップしたい。 AZは前節、ホームで優勝候補の一角に挙がるローマに1-0の勝利。フル出場した毎熊も決勝点の起点となるなど攻守に安定したパフォーマンスを披露。公式戦12戦無敗とともに14位浮上のチームは少なくともプレーオフ行きを確定させ、アウェイでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリの22位に位置するフェレンツヴァーロシュと激突。ただ、直近のスパルタ・ロッテルダム戦では後半アディショナルタイムの同点ゴールで無敗継続かに思われた直後の失点によって13試合ぶりの敗戦を喫しており、チームとしては仕切り直しの勝利を目指したい。 サン=ジロワーズは前節、ブラガに2-1の逆転勝利を収めて15位に浮上。同勝ち点のAZ同様にプレーオフ行きを確定させた。ただ、同試合では先発出場のDF町田が2枚のイエローカードで退場となり、この最終節は欠場となる。そんななか、チームは同勝ち点で13位のレンジャーズと対決する。 アンデルレヒトは前節、ビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに0-2で敗戦。7位に交代となり、ほぼ敗退が濃厚な28位のホッフェンハイム戦勝利でのトップ8フィニッシュを目指す。なお、前節招集メンバー入りの後藤は直近のメヘレン戦でファーストチーム初ゴールを記録。大きなアピールに成功しており、試合展開次第では今節でのELデビューも期待されるところだ。 ◆崖っぷちローマは2位フランクフルトとのホームゲーム <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250129_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズ開幕の段階ではマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムとともに優勝候補の一角に挙がっていたローマだが、リーグ戦同様の不振によって最終節を痺れる状況で戦う。 前述のAZ戦では今季開幕から未勝利が続いていたアウェイゲームでまたしても競り負け、プレーオフ圏内の21位に転落。得失点差は+2と少なくとも勝ち点1を獲得できれば、ギリギリでのプレーオフ行きは可能だが、敗戦の場合は屈辱のリーグフェーズ敗退となる算段だ。そんななか、この最終節では2位のフランクフルトをホームで迎え撃つ。そのブンデスリーガクラブは引き分け以上でトップ8確定となり、そう易々と勝ち点3を譲ってはくれない。 ただ、チームは直近のウディネーゼ戦を2-1の逆転で勝利し、待望の今季アウェイ初勝利を奪取。さらに、DFフンメルスに完全休養を与え、FWディバラなど一部主力のプレータイムもコントロールしており、圧倒的なオリンピコでのホームアドバンテージを活かし、直近のホッフェンハイム戦の2-2のドローで連勝が「4」でストップした難敵撃破を期す。 マンチェスター・ユナイテッドは前節、レンジャーズとの上位対決を2-1で制して4位に浮上。トップ8フィニッシュに大きく近づいたが、最終節は8位躍進のルーマニアの強豪FCSBとのアウェイゲームと引き続き気が抜けない重要な一戦となる。レンジャーズ戦をMFブルーノ・フェルナンデスの劇的な後半アディショナルタイムの勝ち越しゴールで制したチームは、直近のフルアム戦も1-0で競り勝って公式戦連勝。大幅なパフォーマンス改善には至らずも、勝負強さの部分で良い兆しを見せる。今節もその勢いをうまく結果に還元したい。 トッテナムは前節、ホッフェンハイムとのアウェイゲームをFWソン・フンミンの2ゴールの活躍などで3-2の勝利。ストレートイン圏内の6位に浮上した。ただ、相変わらずの離脱者、過密日程に苦しむポステコグルーのチームは直近のリーグ戦で7連敗中のレスター・シティにホームで1-2の逆転負け。オーストラリア人指揮官の去就問題が騒がしくなっている。その苦境で臨むホームでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリのエルフスボリと対戦。DFファン・デ・フェンの復帰という朗報が届いた一方、今度はMFマディソンが代わって離脱となり、より選択肢を失った疲労困憊の前線ではリーグ2戦連発中のFWリシャルリソン、17歳FWムーアらの活躍が重要なストレートインへのカギを握る。 その他の強豪では唯一最終節を前にストレートインを確定させた首位のラツィオが、逆転でのプレーオフ行きの可能性を残す27位のブラガと対戦。16位のアヤックスvs9位のガラタサライ、3位のアスレティック・ビルバオvs11位のビクトリア・プルゼニ、26位のトゥベンテvs24位のベシクタシュ辺りもそれぞれの目標を懸けた痺れる対戦となる。 2025.01.30 19:00 Thu

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