ヴェルトンゲン、脳震盪の疑いなし! 練習復帰前に短期間のリハビリへ
2019.05.03 01:42 Fri
トッテナムは2日、4月30日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのアヤックス戦で負傷交代したDFヤン・ヴェルトンゲンに関する最新のメディカルレポートを伝えている。
アヤックス戦に先発したヴェルトンゲンは31分、敵陣でのFKのチャンスでトリッピアーのクロスに飛び込むと、味方DFトビー・アルデルヴァイレルトの後頭部と激突。鼻から流血した状態で倒れ込むと、ピッチ上でメディカルスタッフの処置受けていた。
7分近くにわたる治療を経てピッチに戻ってきたヴェルトンゲンだったが、戻ってすぐに自ら交代を申し出てピッチの外へ。ピッチサイドではマウリシオ・ポチェッティーノ監督らに支えられるなどふらつき、最後はメディカルスタッフに両脇を抱えられて下がって行った。
そのヴェルトンゲンの状態に関してトッテナムは、メディカルチームとスポーツ関連の脳震盪に精通する神経科医による48時間にわたる徹底的な検査の結果、同選手がアヤックス戦で脳震盪を起こしていなかったとの結論に至ったことを発表した。
また、脳震盪を疑わせる症状に関しては単なる失神やめまいに近いものだったと報告している。
現時点で復帰時期に関しては明かされていないが、4日のボーンマス戦は欠場濃厚だが、8日に行われるアヤックスとの2ndレグではプレー可能な模様だ。
アヤックス戦に先発したヴェルトンゲンは31分、敵陣でのFKのチャンスでトリッピアーのクロスに飛び込むと、味方DFトビー・アルデルヴァイレルトの後頭部と激突。鼻から流血した状態で倒れ込むと、ピッチ上でメディカルスタッフの処置受けていた。
7分近くにわたる治療を経てピッチに戻ってきたヴェルトンゲンだったが、戻ってすぐに自ら交代を申し出てピッチの外へ。ピッチサイドではマウリシオ・ポチェッティーノ監督らに支えられるなどふらつき、最後はメディカルスタッフに両脇を抱えられて下がって行った。
また、脳震盪を疑わせる症状に関しては単なる失神やめまいに近いものだったと報告している。
なお、神経科医からの薦めによってヴェルトンゲンはトレーニングに復帰するまで短期間の特別なリハビリを行うことになる。
現時点で復帰時期に関しては明かされていないが、4日のボーンマス戦は欠場濃厚だが、8日に行われるアヤックスとの2ndレグではプレー可能な模様だ。
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