レーティング:トッテナム 0-1 アヤックス《CL》
2019.05.01 06:10 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、トッテナムvsアヤックスが4月30日にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われ、アウェイのアヤックスが1-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽トッテナム採点
1 ロリス 5.5
失点はノーチャンス。失点後のファン・デ・ベークの決定機を冷静に阻止するなど安定したゴールキーピングだった
DF
4 アルデルヴァイレルト 5.5
古巣相手に堅実な対応を見せたが、前半終盤の決定機はシュートを枠に飛ばしたかった
6 D・サンチェス 5.5
古巣対戦。マイボール時にバタついたが、ネレスやファン・デ・ベークらとのマッチアップで強さを見せた
5 ヴェルトンゲン 5.5
古巣対戦で気合いは入っていたが、前半半ばの味方との接触で脳震盪の影響かプレー続行不可能に
負傷明けでスクランブル起用。負傷明けを感じさせないアグレッシブなプレーでチームに勢いをもたらした
MF
2 トリッピアー 5.0
前半はプレースキックで幾度かチャンスを演出も流れの中ではネレスの対応に追われる。後半はキック精度も欠いた
(→フォイス -)
12 ワニャマ 5.0
相手攻撃陣の流動的な動きに翻弄される。マイボール時は圧力を受けて思うようにボールを捌けず
23 エリクセン 5.5
古巣対戦。ウィンクスらの不在が響きビルドアップの局面に絡む回数が多くフィニッシュの局面で力を発揮し切れず
20 デレ・アリ 5.0
勤続疲労の影響か肝心な場面でのプレー精度を欠く。普段よりもプレーに絡む回数も少なかった
3 ローズ 5.5
縦への推進力を見せたが、最後の質が課題。それでも、決定的なクリアなど及第点の出来
(→ベン・デイビス -)
FW
18 ジョレンテ 6.0
デ・リフト相手に確度の高いポストワークを見せるなど、自身のでき得る仕事は十分にこなした
27 ルーカス・モウラ 5.0
局面を打開する個人技は見せたが、フィニッシュの精度と判断はいまひとつ
監督
ポチェッティーノ 5.5
現状のメンバー、コンディションででき得る限りの戦いは見せたが、主力不在と疲労が色濃く反映する敗戦に
▽アヤックス採点
24 オナナ 6.0
空中戦でチームが劣勢の中、要所で勇気のある飛び出しをみせチームを救った
DF
3 フェルトマン 6.0
守備に専念した中、的確な絞りや身体を張ったプレーでクロスを撥ね返す。相手の仕掛けに対しても粘りの対応が光った
4 デ・リフト 6.0
ジョレンテのフィジカルにかなり苦戦したが、最後の場面でやらせず
17 ブリント 6.0
空中戦で劣勢を強いられたが、それ以外の対応は攻守両面で安定していた
31 タグリアフィコ 5.5
早い時間帯のカードによって慎重な対応を強いられたが、何とか穴をあけなかった
MF
20 シェーネ 6.0
豊富な運動量と気の利いたポジショニングで相手の自由を奪った
(→マズラウィ 5.5)
負傷明け且つ本職ではない中盤でのプレーだったが、危なげなく役割をこなした
6 ファン・デ・ベーク 7.0
見事なフィニッシュで先制点を奪取。それ以上に攻守両面でのハードワークが光った
21 F・デ・ヨング 7.0
21歳らしい豊富な運動量と百戦錬磨のベテランさながらのポジショニングや判断力の高さで抜群の存在感を放った
FW
22 ジイェフ 6.5
先制点をアシスト。ファジーなポジショニングで相手の嫌がる位置でボールを受けて多くの決定機に繋げた。守備ではプレスバックを怠らず
(→フンテラール -)
10 タディッチ 6.0
決定的な仕事はなかったが、精度の高いプレーと利他的な動きで味方を巧みに生かした
7 ネレス 6.5
惜しくも追加点を決めきれなかったが、左サイドに張る形で多くの決定機を演出。カウンターの局面で脅威を与えたことが、トリッピアーの攻撃参加を遅らせる一因に
監督
テン・ハグ 6.5
本調子のスパーズではなかったが、老獪な試合運びで勝利に相応しい内容だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ファン・デ・ベーク(アヤックス)
質の高いフィニッシュで先制点を奪取。攻撃では背後を突くスプリントに素晴らしいプレーの連続性で輝きを放った。さらに、守備では圧巻の運動量でエリクセンやワニャマら相手の中盤を最後まで自由にさせなかった。
トッテナム 0-1 アヤックス
【アヤックス】
ファン・デ・ベーク(前15)
▽トッテナム採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 ロリス 5.5
失点はノーチャンス。失点後のファン・デ・ベークの決定機を冷静に阻止するなど安定したゴールキーピングだった
DF
4 アルデルヴァイレルト 5.5
古巣相手に堅実な対応を見せたが、前半終盤の決定機はシュートを枠に飛ばしたかった
古巣対戦。マイボール時にバタついたが、ネレスやファン・デ・ベークらとのマッチアップで強さを見せた
5 ヴェルトンゲン 5.5
古巣対戦で気合いは入っていたが、前半半ばの味方との接触で脳震盪の影響かプレー続行不可能に
(→ムサ・シソコ 6.0)
負傷明けでスクランブル起用。負傷明けを感じさせないアグレッシブなプレーでチームに勢いをもたらした
MF
2 トリッピアー 5.0
前半はプレースキックで幾度かチャンスを演出も流れの中ではネレスの対応に追われる。後半はキック精度も欠いた
(→フォイス -)
12 ワニャマ 5.0
相手攻撃陣の流動的な動きに翻弄される。マイボール時は圧力を受けて思うようにボールを捌けず
23 エリクセン 5.5
古巣対戦。ウィンクスらの不在が響きビルドアップの局面に絡む回数が多くフィニッシュの局面で力を発揮し切れず
20 デレ・アリ 5.0
勤続疲労の影響か肝心な場面でのプレー精度を欠く。普段よりもプレーに絡む回数も少なかった
3 ローズ 5.5
縦への推進力を見せたが、最後の質が課題。それでも、決定的なクリアなど及第点の出来
(→ベン・デイビス -)
FW
18 ジョレンテ 6.0
デ・リフト相手に確度の高いポストワークを見せるなど、自身のでき得る仕事は十分にこなした
27 ルーカス・モウラ 5.0
局面を打開する個人技は見せたが、フィニッシュの精度と判断はいまひとつ
監督
ポチェッティーノ 5.5
現状のメンバー、コンディションででき得る限りの戦いは見せたが、主力不在と疲労が色濃く反映する敗戦に
▽アヤックス採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK24 オナナ 6.0
空中戦でチームが劣勢の中、要所で勇気のある飛び出しをみせチームを救った
DF
3 フェルトマン 6.0
守備に専念した中、的確な絞りや身体を張ったプレーでクロスを撥ね返す。相手の仕掛けに対しても粘りの対応が光った
4 デ・リフト 6.0
ジョレンテのフィジカルにかなり苦戦したが、最後の場面でやらせず
17 ブリント 6.0
空中戦で劣勢を強いられたが、それ以外の対応は攻守両面で安定していた
31 タグリアフィコ 5.5
早い時間帯のカードによって慎重な対応を強いられたが、何とか穴をあけなかった
MF
20 シェーネ 6.0
豊富な運動量と気の利いたポジショニングで相手の自由を奪った
(→マズラウィ 5.5)
負傷明け且つ本職ではない中盤でのプレーだったが、危なげなく役割をこなした
6 ファン・デ・ベーク 7.0
見事なフィニッシュで先制点を奪取。それ以上に攻守両面でのハードワークが光った
21 F・デ・ヨング 7.0
21歳らしい豊富な運動量と百戦錬磨のベテランさながらのポジショニングや判断力の高さで抜群の存在感を放った
FW
22 ジイェフ 6.5
先制点をアシスト。ファジーなポジショニングで相手の嫌がる位置でボールを受けて多くの決定機に繋げた。守備ではプレスバックを怠らず
(→フンテラール -)
10 タディッチ 6.0
決定的な仕事はなかったが、精度の高いプレーと利他的な動きで味方を巧みに生かした
7 ネレス 6.5
惜しくも追加点を決めきれなかったが、左サイドに張る形で多くの決定機を演出。カウンターの局面で脅威を与えたことが、トリッピアーの攻撃参加を遅らせる一因に
監督
テン・ハグ 6.5
本調子のスパーズではなかったが、老獪な試合運びで勝利に相応しい内容だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ファン・デ・ベーク(アヤックス)
質の高いフィニッシュで先制点を奪取。攻撃では背後を突くスプリントに素晴らしいプレーの連続性で輝きを放った。さらに、守備では圧巻の運動量でエリクセンやワニャマら相手の中盤を最後まで自由にさせなかった。
トッテナム 0-1 アヤックス
【アヤックス】
ファン・デ・ベーク(前15)
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タグリアフィコ、移籍金25億円に設定か バルセロナは獲得に難色
アヤックスに所属するアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(26)の移籍金額が設定されたようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 先月末に、スペイン代表DFジョルディ・アルバ(29)との契約を2024年6月末まで延長したことを発表したバルセロナ。不動の左サイドバックの確保に成功し、契約解除金を5億ユーロ(約630億円)に設定したことで当面の不安も無くなった。 しかし、ジョルディ・アルバの年齢や例年の過密日程を踏まえて、バルセロナは今夏の移籍市場で左サイドバックの補強を標榜。そして、そのうちの候補の1人として挙げられているのがタグリアフィコだ。 母国のバンフィールド、インデペンディエンテでのプレーを経て昨年1月にアヤックスに加入したタグリアフィコは、左足のキック精度と攻撃性能に長けた左サイドバック。今シーズンもここまでの公式戦34試合で5ゴール5アシストを記録しており、アルゼンチン代表においても昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)で同国の全4試合に出場し、その後の親善試合でも主将を務めている。 今回の報道によれば、タグリアフィコの移籍金が恐らく2000万ユーロ(約25億2000万円)に設定されたとのこと。しかし、バルセロナはあくまでジョルディ・アルバのバックアップとしての役割を求めており、この金額に難色を示しているようだ。とはいえ、アーセナルやアトレティコ・マドリーからの関心も以前に伝えられており、去就が見守られる選手の1人となっている。 2019.03.22 09:10 Fri3
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