セルティック時代は1-6の大敗…ファン・ダイク、自身2度目のカンプ・ノウでのバルサ戦へ「あの試合の映像は何回か観た」

リバプールに所属するオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、カンプ・ノウでのバルセロナ戦を心待ちにしている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でポルトを破り、2シーズン連続での準決勝進出を果たしたリバプール。準決勝では、準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドを撃破したバルセロナと対戦する。

5月1日に迎える1stレグの会場は、バルセロナのホームであるカンプ・ノウ。この場所での対戦を心待ちにしているのが、今シーズン、PFA年間最優秀選手賞に選出されたファンダイクだ。
ファン・ダイクがこれまでのキャリアで唯一、カンプ・ノウでバルセロナと対戦したのは、自身がセルティックに在籍していた2013-14シーズンのチャンピオンズリーグ・グループH第6節。同ゲームでは、バルセロナのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが欠場していながら、1-6の大敗を喫した。

サウサンプトンを経て、2018年1月にリバプールに加入し、今やプレミアリーグを代表するセンターバックとなったファン・ダイクは、当時のことを回想。その後、自身2度目となるカンプ・ノウでのバルセロナ戦に意気込みを語った。「それは素晴らしいスタジアムで、歴史的なスタジアムだ。そして、僕にとってあの場所でプレーしたことはとても素晴らしい経験だったよ」

「あの試合が僕にとってこれまでで初めてでもあり、最後の対戦だった。だからこそ、世界最高のチームの一つである彼らと再び対戦するのは楽しみなんだ。でも、あの時とは全く違うものになる可能性もあると思っている」

「あの試合の映像は何回か観た。でも1-6で負けて、DFとして良いゲームをしたなんて言うことはできないよ。でも、個人的にはその夜、多くの経験をしたことは良かったと言える。明らかに僕を支えるものになったんだ」

「(メッシについて)彼は世界のベストプレーヤーだと思う。前にも言ったと思うけどね」

「僕らは1対1ではなく、全員で守り、全員で攻める。準備はできているよ」

「今回、準決勝でバルセロナ、ベストプレーヤーたちと対戦する。世界最高の選手もいる。彼だけではない。チーム全体に多くのクオリティがある。僕らはしっかり準備をするだけさ」