B・シウバ&ザネのレフティコンビの活躍でシティがマンチェスター・ダービーに完勝! リバプールを抜き首位に浮上!《プレミアリーグ》
2019.04.25 06:12 Thu
プレミアリーグ第31節延期分、マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティによる“マンチェスター・ダービー”が24日にオールド・トラフォードで行われ、アウェイのシティが2-0で勝利した。
一方、ユナイテッドとは異なり、CL敗退から中2日での再戦となった前節のトッテナム戦を新星MFフォーデンのプレミア初ゴールで勝ち切ったシティ。今節の消化によってようやく暫定首位のリバプール(勝ち点88)と消化試合数が並ぶ中、絶不調の隣人を敵地で葬り去り、勝ち点1差の首位返り咲きを目指した。グアルディオラ監督はスパーズ戦から負傷でベンチ外のストーンズ、デ・ブライネの代役にコンパニとフェルナンジーニョを起用した他、フォーデンに代わってシルバを復帰させた。
バルセロナ戦でも採用した[5-3-2]の守備的な布陣を採用したユナイテッドに対して、立ち上がりは相手の立ち位置やプレスのかけ方を窺う入りとなったシティ。
一方、エバートン戦での大敗、ダービーへの高いモチベーションによって球際で互角以上に渡り合うユナイテッドは守備の局面で集中した良い対応を見せるが、2トップのスピードを生かしたカウンター以外になかなか攻め手を見出せない。それでも、リンガードとラッシュフォードが個人技でフィニッシュまで持ち込む場面は作った。
その後もダービーらしい緊迫感のある攻防が続く中、連戦の影響かややミスが目立つシティ。それでも、前半終了間際の43分にはボックス付近での細かい連係からアグエロの絶妙なポストワークで決定機を迎えたスターリングがゴール前でシュートも、ここはミートし切れずGKデ・ヘアのセーブに阻まれた。
ゴールレスで折り返したダービーは後半立ち上がりにアクシデント発生。51分、ポグバのシュートブロックの際に負傷したフェルナンジーニョがプレー続行不可能となり、ザネが急遽ピッチに投入される。この交代でギュンドアン、ベルナルド・シウバが共に一列ずつ下がり、スターリングが右ウイング、ザネが左ウイングに入る。
司令塔の負傷離脱に嫌な流れが漂うシティだったが、結果的にこのアクシデントがプラスに働くことに。54分、相手陣内右のハーフスペースでボールを持ったギュンドアンがボックス手前右のベルナルド・シウバに繋ぐ。ここでDFショーを対面に置きながらカットインしたベルナルド・シウバがコンパクトに左足を振り抜くと、ニア下を狙ったシュートがゴールネットに吸い込まれ、アウェイチームが後半最初の決定機を先制点に結び付ける。
これで完全に勢いづいたアウェイチームは直後の56分にもアグエロが右ポスト直撃の決定機を作るなど、畳みかける攻めで試合を掌握にかかる。すると、66分には自陣からのロングカウンターでスターリングが右サイドを持ち上がる。そして、アグエロの左サイドからのデコイランで空いた左サイドのスペースに走り込んだザネにパスが通ると、ザネが強振した左足の強烈なシュートがGKデ・ヘアの伸ばした右足をモノともせず、ニアサイドに突き刺さった。
この痛恨の2失点目で一気に勢いを失ったユナイテッドは72分にアンドレアス・ペレイラを下げてルカクを投入。2トップの下にリンガードを落とした形の布陣でゴールを目指す。77分にはラッシュフォードの右からのクロスをルカクが左足で合わせるが、これは枠を捉えきれない。
その後、スールシャール監督は82分にダルミアン、リンガードに代えてサンチェス、マルシャルを同時投入。後ろの枚数を削って最後の猛攻に出ようとするが、序盤からシティのボール回しにプレッシャーをかけ続けた疲労によって残り10分間は思う様にボールを奪いに出ることも叶わず。試合はこのまま2-0のスコアでタイムアップ。
前半は苦しみながらもアクシデンタルなザネの投入がハマったシティが終わってみれば2-0の完勝でユナイテッド相手にシーズンダブルを決めると共に、リーグ戦11連勝で首位浮上に成功した。一方、公式戦3試合連続複数失点、無得点の3連敗となったユナイテッドは、トップ4フィニッシュの夢が遠のく結果となった。
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トップ4フィニッシュに向けて崖っぷちに立つ6位ユナイテッド(勝ち点64)と、10連勝で連覇に向けて邁進する2位シティ(勝ち点86)による、今季2度目のダービーマッチ。チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバルセロナ戦(0-3)、リーグ前節のエバートン戦(0-4)と低調な内容で公式戦2連敗を喫したユナイテッド。逆転での来季CL出場権獲得に向けては残り4試合での全勝が必須だ。ここに来て手腕に疑問視されるスールシャール監督は自身初のダービーに向けて先発5人を変更。ケガのフィル・ジョーンズや低調なパフォーマンスが目立ったマティッチ、マルシャルらが外れ、出場停止明けのショー、リンガード、ヤングらと共に、ダルミアンが第17節リバプール戦以来、新体制で初のスタメンに抜擢された。バルセロナ戦でも採用した[5-3-2]の守備的な布陣を採用したユナイテッドに対して、立ち上がりは相手の立ち位置やプレスのかけ方を窺う入りとなったシティ。
[5-4-1]のリトリート守備、2トップのファーストディフェンスをスイッチにハイプレスを仕掛けるユナイテッドのアグレッシブな守備に苦しむアウェイチームは、ビルドアップの局面で窮屈なプレーを強いられるが、時間の経過と共にサイドチェンジや味方をひとつ飛ばすミドルレンジのパスを織り交ぜながらペースを掴んでいく。19分にはボックス付近でのパス交換からベルナルド・シウバが強烈な左足のシュートをゴール右隅に飛ばすが、これはGKデ・ヘアの好守に遭う。
一方、エバートン戦での大敗、ダービーへの高いモチベーションによって球際で互角以上に渡り合うユナイテッドは守備の局面で集中した良い対応を見せるが、2トップのスピードを生かしたカウンター以外になかなか攻め手を見出せない。それでも、リンガードとラッシュフォードが個人技でフィニッシュまで持ち込む場面は作った。
その後もダービーらしい緊迫感のある攻防が続く中、連戦の影響かややミスが目立つシティ。それでも、前半終了間際の43分にはボックス付近での細かい連係からアグエロの絶妙なポストワークで決定機を迎えたスターリングがゴール前でシュートも、ここはミートし切れずGKデ・ヘアのセーブに阻まれた。
ゴールレスで折り返したダービーは後半立ち上がりにアクシデント発生。51分、ポグバのシュートブロックの際に負傷したフェルナンジーニョがプレー続行不可能となり、ザネが急遽ピッチに投入される。この交代でギュンドアン、ベルナルド・シウバが共に一列ずつ下がり、スターリングが右ウイング、ザネが左ウイングに入る。
司令塔の負傷離脱に嫌な流れが漂うシティだったが、結果的にこのアクシデントがプラスに働くことに。54分、相手陣内右のハーフスペースでボールを持ったギュンドアンがボックス手前右のベルナルド・シウバに繋ぐ。ここでDFショーを対面に置きながらカットインしたベルナルド・シウバがコンパクトに左足を振り抜くと、ニア下を狙ったシュートがゴールネットに吸い込まれ、アウェイチームが後半最初の決定機を先制点に結び付ける。
これで完全に勢いづいたアウェイチームは直後の56分にもアグエロが右ポスト直撃の決定機を作るなど、畳みかける攻めで試合を掌握にかかる。すると、66分には自陣からのロングカウンターでスターリングが右サイドを持ち上がる。そして、アグエロの左サイドからのデコイランで空いた左サイドのスペースに走り込んだザネにパスが通ると、ザネが強振した左足の強烈なシュートがGKデ・ヘアの伸ばした右足をモノともせず、ニアサイドに突き刺さった。
この痛恨の2失点目で一気に勢いを失ったユナイテッドは72分にアンドレアス・ペレイラを下げてルカクを投入。2トップの下にリンガードを落とした形の布陣でゴールを目指す。77分にはラッシュフォードの右からのクロスをルカクが左足で合わせるが、これは枠を捉えきれない。
その後、スールシャール監督は82分にダルミアン、リンガードに代えてサンチェス、マルシャルを同時投入。後ろの枚数を削って最後の猛攻に出ようとするが、序盤からシティのボール回しにプレッシャーをかけ続けた疲労によって残り10分間は思う様にボールを奪いに出ることも叶わず。試合はこのまま2-0のスコアでタイムアップ。
前半は苦しみながらもアクシデンタルなザネの投入がハマったシティが終わってみれば2-0の完勝でユナイテッド相手にシーズンダブルを決めると共に、リーグ戦11連勝で首位浮上に成功した。一方、公式戦3試合連続複数失点、無得点の3連敗となったユナイテッドは、トップ4フィニッシュの夢が遠のく結果となった。
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マンチェスター・ユナイテッドを去ることになったエリク・テン・ハグ監督がマンチェスターから飛び立った。 ユナイテッドで3シーズン目を迎えるも、プレミアリーグで14位と序盤から低迷し、28日には退任が決まったテン・ハグ監督。2022-23シーズンのEFLカップ(カラバオカップ)や2023-24シーズンのFAカップなど、成功も手にした2年半の幕が閉じた。 イギリス『ミラー』によると、テン・ハグ監督は退任が決まった28日の午後、キャリントンにあるユナイテッドの練習場からマンチェスター空港へ車で移動。母国オランダへ向かうプライベートジェットに搭乗し、直前には空港職員と抱き合う姿も捉えられた。 テン・ハグ監督が去ったユナイテッドは、暫定的にアシスタントコーチのルート・ファン・ニステルローイ氏が指揮。新監督候補にはスポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)などが浮上している。 <span class="paragraph-title">【写真】空港職員と抱擁交わしたテン・ハグ監督</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Erik ten Hag was spotted saying his goodbyes at Manchester Airport after he was sacked by Manchester United<br><br> More pics:<a href="https://t.co/35kJmYbw53">https://t.co/35kJmYbw53</a> <a href="https://t.co/wRdeRfd0Jf">pic.twitter.com/wRdeRfd0Jf</a></p>— Mirror Football (@MirrorFootball) <a href="https://twitter.com/MirrorFootball/status/1850933037435179385?ref_src=twsrc%5Etfw">October 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.29 15:10 Tue3
ユナイテッドがシティに拒否される! バロンドール授賞式参加でチャーター機の同乗を打診も恥ずかしい結果に
エリク・テン・ハグ監督を解任し、後任探しが騒がしいマンチェスター・ユナイテッド。その裏で、なんとも情けない出来事が起こっていたようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 28日、ユナイテッドはテン・ハグ監督の退任を発表。今シーズンのプレミアリーグで14位と低迷するチームは、ついに指揮官の交代に動いた。 後任にはスポルティングCPのルベン・アモリム監督が就任することが濃厚と報じられ、すぐにでもチームに加わると見られているが、監督交代の裏でなんともお粗末な出来事があったという。 28日は、バロンドールの授賞式が開催。マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初受賞した。 バロンドールを巡っては、受賞確実という報道もなされたレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールだったが、最終的に受賞できず。これを受け、侮辱されたとしてマドリーが授賞式の参加をボイコット。誰1人参加しないこととなった。 そんな中、ユナイテッドからはアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョとイングランド代表MFコビー・メイヌーが参加することに。しかし、2人だけの移動ということもあり、経費削減を掲げている経営陣はとある計画を立てた。 『デイリー・メール』によれば、ユナイテッドは同じマンチェスターのライバルであるマンチェスター・シティに打診。ロドリを含めた8名のバロンドール候補者に加え、女子からも長谷川唯など多くの選手がノミネートしているシティはチャーター機を手配。そこに2人を乗せてくれないかと打診していたという。 しかし、願いは叶わず、満席であるとして拒否。ユナイテッドの2人は別の方法でパリ行きを考えることになっていたようだ。 ジム・ラトクリスフ氏が共同オーナーになってからコスト削減を図っているユナイテッドだったが、なんともお粗末な姿。2選手のためにプライベートジェットを出すのは確かに得策とは言えないが、永遠のライバルに頼ろうという考えは恥ずべきという意見も出ている。 代表活動の際には両クラブが手を組んで一緒に帰国することなどもあったが、クラブの活動ではなかなかない状況。コスト削減は叶わなかったが、結果としてテン・ハグ監督を解任し余計なコストを支払うことが確定。上手くいかないことは続くようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】バロンドール受賞ではしゃぐロドリたち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/DBr_DOeIrO7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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アモリム招へいが有力視されるなかで気になるファン・ニステルローイ氏の動向 本人は「必要とされる限り…」
新監督の招へいが近いとされるマンチェスター・ユナイテッドのなかで、注目される1つがエリク・テン・ハグ前監督のもとでアシスタントコーチを務めたルート・ファン・ニステルローイ氏の動向だ。 28日にテン・ハグ前監督を更迭したユナイテッドは次の指揮官を招へいするまでの繋ぎとして、クラブOBでもあるファン・ニステルローイ氏を暫定監督に。初陣だった10月30日のカラバオカップでレスター・シティに5-2で勝利し、ベスト8進出に導いた。 一方で、新監督を探すユナイテッドは本命に浮かぶスポルティングCPのルベン・アモリム監督を巡り、クラブ間交渉に。いつからユナイテッドの指揮を執るのかが不透明だが、若きポルトガル人指揮官で決まりとの見方が強く、このまま決着の様相だ。 順当にアモリム監督の就任が決まれば、ファン・ニステルローイ氏の進退が気になるところだが、本人はどういう形になっても力になりたいと話す。クラブ公式サイトが伝えた。 「私はこのクラブの力になるため、アシスタントとしてここに来た。今やこの役割(暫定監督)だが、必要とされる限りは将来、どんな立場であれ、クラブをさらに助け、未来を築き上げていくためにここにいる」 「私の周囲にはクラブのためにベストを尽くしたいと思う人がたくさんいる。それはこれからも決して変わらない。日曜日、チェルシー戦にフォーカスするのが重要だし、将来がどうなるかは待つことにしよう」 2024.11.01 10:15 Fri5