ラツィオ戦敗戦のスパレッティ 「イカルディがいた時も酷い負けはあった」
2019.04.01 19:09 Mon
インテルは3月31日に行われたセリエA第29節のラツィオ戦を0-1で落とした。同試合後、ルチアーノ・スパレッティ監督が一部で批判を浴びたFWマウロ・イカルディ外しに反論した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
代表ウィーク前に行われた前節ミランとのダービーを攻守に充実の内容で3-2と下し、3位再浮上を果たしたインテルは連勝を目指して6位ラツィオをホームで迎え撃った。試合を通して攻勢を保ったインテルだったが、13分にMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチに決められたゴールを最後まで挽回できず、ウノゼロでの敗戦となった。
攻撃面で決定力を欠いたことで、試合後には負傷のFWラウタロ・マルティネスの代役にFWケイタ・バルデを起用し、すでに練習復帰を果たしながらイカルディをベンチにも置かなかったスパレッティ監督の采配に批判的な意見が集まった。
これを受けて、スパレッティ監督はイカルディをメンバー外としたのは規律や態度の問題であると主張すると共に、同選手の不在が直接的な敗戦の要因ではないと反論した。
「自分の仕事が何なのかを私は知っている。彼の振る舞いを見る限り、現状ではメンバーから外れるべきであり、他のプレーヤーがプレーしなければならない」
「これまでの22年間のキャリアで私は信頼されてきたし、インテルのプレーヤーにも信用されている」
「試合に負けたのはイカルディがいなかったからだと人々は言う。だが、インテルはイカルディがいたにもかかわらず、長い間チャンピオンズリーグに進んでいなかった。イカルディがいた時に今日よりも酷い負け方をしたこともある」
「リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドは違いを生むが、失礼ながらイカルディにはそれができない。プロ意識と自尊心、規律がすべてだ」
代表ウィーク前に行われた前節ミランとのダービーを攻守に充実の内容で3-2と下し、3位再浮上を果たしたインテルは連勝を目指して6位ラツィオをホームで迎え撃った。試合を通して攻勢を保ったインテルだったが、13分にMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチに決められたゴールを最後まで挽回できず、ウノゼロでの敗戦となった。
攻撃面で決定力を欠いたことで、試合後には負傷のFWラウタロ・マルティネスの代役にFWケイタ・バルデを起用し、すでに練習復帰を果たしながらイカルディをベンチにも置かなかったスパレッティ監督の采配に批判的な意見が集まった。
「自分の仕事が何なのかを私は知っている。彼の振る舞いを見る限り、現状ではメンバーから外れるべきであり、他のプレーヤーがプレーしなければならない」
「恐らく、彼は20~30分、あるいは試合の半分はプレーできたと思うがそこは関係ない。ロッカールームに入れるのは、(チームのために)プレーできるプレーヤーだけだ。同時にグループから信頼を得る必要がある」
「これまでの22年間のキャリアで私は信頼されてきたし、インテルのプレーヤーにも信用されている」
「試合に負けたのはイカルディがいなかったからだと人々は言う。だが、インテルはイカルディがいたにもかかわらず、長い間チャンピオンズリーグに進んでいなかった。イカルディがいた時に今日よりも酷い負け方をしたこともある」
「リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドは違いを生むが、失礼ながらイカルディにはそれができない。プロ意識と自尊心、規律がすべてだ」
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元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もはっきりしている。しばらくはICUで経過を観察する」との声明を発表している。 ブラジル代表として通算105キャップを誇るルシオ氏は、1998年にインテルナシオナウでプロデビュー後、2000年1月にレバークーゼン移籍。2004年夏に加入したバイエルンで4度のブンデスリーガ制覇を経験すると、2009年夏からインテルに移り、2009-10シーズンの3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に寄与した。 その後、2012年夏のユベントス移籍を経て、2013年1月のサンパウロ入りを機に母国復帰。インドで過ごす時期もあったが、ブラジル国内を中心にプレーを続け、2019年10月にブラジリエンセFCを退団以降はフリーの状態が続き、2020年1月に現役引退を発表していた。 2025.05.17 20:50 Sat4
長友の元同僚グアリン、自殺未遂と現在の生活を明かす「飛び降りれば解放される」
かつてインテルなどで活躍した元コロンビア代表MFフレディ・グアリン氏(38)は現在、リハビリ施設で生活しているのだという。 かつてポルトやインテル、またボカ・ジュニアーズや上海申花などに在籍したグアリン氏。インテル時代は同い年の日本代表DF長友佑都と共にプレーし、コロンビア代表としては、2014年W杯の日本戦にフル出場した経験を持つ。 氏は母国クラブに在籍していた2021年4月、泥酔状態で家族に暴行を加えたとして逮捕。7月にクラブを退団して以降は引退状態となり、翌年にはアルコール依存症を公表した。 ブラジル時代の2020年初頭に待ち受けていた妻との別居により、人生の歯車が狂ってしまった…と打ち明けているなか、このたびコロンビア『Radio Caracol』では、同時期に自殺を図ったことも明らかにしている。 「ファヴェーラ(スラム街)へ行き、避妊具なしにあらゆる女性と関係を持った。丸10日間、酒に酔っている状態だったと言える。リスクを自ら探し、アドレナリン、武器を見つけようと本気だったんだ。自分自身を図るものさしは持ち合わせていなかった」 そんななか、世界はコロナパンデミックへ。 「そして、リオデジャネイロで住んでいたアパートの17階だけが居場所となり、そこ以外の全てから切り離された人生になってしまった。飛び降りれば解放される…とね」 「けっきょく、飛び降りた。幸い、バルコニーには透明な転落防止スクリーンが付いていたことを、その時初めて知ったんだ」 2024年現在、グアリンはコロンビアのリハビリテーションクリニックで生活中。アルコール依存症治療の一環として、馬の世話などをしているという。また、アスリート向けのメンタルヘルスキャンペーンの米国大使に就任することも決定しているそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】懐かしきグアリン砲</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">Fredy Guarín! <br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/OTD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OTD</a> in 2012, Guarín joined <a href="https://twitter.com/Inter?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/FlashbackFriday?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FlashbackFriday</a> <a href="https://t.co/O2tgVla9yq">pic.twitter.com/O2tgVla9yq</a></p>— UEFA Europa League (@EuropaLeague) <a href="https://twitter.com/EuropaLeague/status/1223211112038129667?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 13:35 Tue5
