英国人億万長者、チェルシー購入を狙う 要求額は3693億円
2019.03.19 16:15 Tue
英国で最も裕福な人物であるサー・ジム・ラトクリフ氏が、チェルシー購入の話し合いを継続しているようだ。イギリス『メトロ』が報じた。
2003年に1億4000万ポンド(現在のレートで約207億円)でチェルシーを買収して以降、数々のビッグネームを買い集め、クラブをより大きな存在に押し上げたロマン・アブラモビッチ氏。しかし、ロシアの新興財閥でもある同氏は現在、ビザの関係で1年間に6ヵ月間しかイギリスに留まることが出来ず。本拠地スタンフォード・ブリッジの再建計画も取りやめとなっている。
そして、チェルシーは正式に売りに出されているわけではないが、この状況に関心を示しているのがラトクリフ氏だ。多国籍石油化学企業『イオネス』の会長であり、純資産210億ポンド(約3兆1000億円)とも言われる億万長者は、買収の可能性についてファーストコンタクトを取っており、協議を続けているという。
同氏はマンチェスター・ユナイテッドのファンとして育ったとされているが、スタンフォード・ブリッジにも足繁く通っているとのこと。スポーツ全般に関心を示しており、2017年にはスイスのクラブであるローザンヌのオーナーにもなっている。
しかしながら、アブラモビッチ氏は25億ポンド(約3693億円)を要求しており、交渉は停滞。購入後に追加でスタンフォード・ブリッジの再建費も支払う必要が生じる点も、ラトクリフ氏を悩ませる要因となっているようだ。
2003年に1億4000万ポンド(現在のレートで約207億円)でチェルシーを買収して以降、数々のビッグネームを買い集め、クラブをより大きな存在に押し上げたロマン・アブラモビッチ氏。しかし、ロシアの新興財閥でもある同氏は現在、ビザの関係で1年間に6ヵ月間しかイギリスに留まることが出来ず。本拠地スタンフォード・ブリッジの再建計画も取りやめとなっている。
そして、チェルシーは正式に売りに出されているわけではないが、この状況に関心を示しているのがラトクリフ氏だ。多国籍石油化学企業『イオネス』の会長であり、純資産210億ポンド(約3兆1000億円)とも言われる億万長者は、買収の可能性についてファーストコンタクトを取っており、協議を続けているという。
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