ミラン、クトローネ放出を容認か…トリノが興味も要求額は38億円

2019.02.28 19:03 Thu
Getty Images
ミランは今夏、イタリア代表FWパトリック・クトローネ(21)を放出するかもしれない。『フットボール・イタリア』がイタリア『コリエレ・デラ・セラ』の情報をもとに伝えた。
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ミランの下部組織出身のクトローネは2016-17シーズンにトップチームデビューし、昨季は公式戦46試合で18ゴール6アシストと印象的な活躍を残した。だが、目の前に立ちはだかる強烈なストライカーの後塵を拝することが多く、昨季はFWゴンサロ・イグアイン(現チェルシー)、現在は今冬にジェノアから獲得したFWクシシュトフ・ピョンテクからレギュラーを勝ち取れず、出場した公式戦31試合のうち、先発出場は14試合のみとなっている。ミランもクトローネの放出は容認する構えを見せているようで、移籍金を3000万ユーロ(約37億8000万円)に設定していると言われている。記事によれば、『コリエレ・デラ・セラ』は、トリノがクトローネに強い関心を持っていると主張しているものの、年俸120万ユーロ(1億5000万円)のサラリーを支払う余裕がトリノにはないとも説明している。
一方、クトローネと同年代で同じミランの下部組織出身のDFダビデ・カラブリアは同僚の移籍を望んでいない様子。

「彼は21歳だ。急かすようなことじゃない」
「ピョンテクは素晴らしいさ。今はベンチで難しい時期かもしれないけど、パトリックは僕たちにたくさんのゴールを届けてくれる。そのうち時間はくる」

「仕事のことだけに集中しなければならない。今がどれほどしんどくてもね」

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