「濃厚で幸せな時間でした」DF渡邉大剛が現役引退…京都、大宮、釜山、讃岐でプレー
2019.02.18 17:20 Mon
カマタマーレ讃岐は18日、昨シーズン限りで契約満了となったDF渡邉大剛(33)が現役を引退することを発表した。
国見高校出身の渡邉は、2003年に京都パープルサンガ(京都サンガF.C.)に加入してプロキャリアをスタート。2007年にはJ2リーグで47試合3ゴールを記録し、クラブのJ1昇格に貢献した。その後も主力としてプレーした中、2011年に大宮アルディージャに完全移籍。新天地でも定位置を確保し、5シーズンに渡って活躍した。
2016年には釜山サイパークに移籍し、初の海外挑戦も。2016年からは讃岐でプレー。昨シーズンは明治安田生命J2リーグに23試合出場したが、同シーズン終了後に契約満了となっていた。
キャリア通算では、J1リーグで214試合16得点、J2リーグで183試合8ゴール、韓国2部で5試合出場を記録した。
16年間のプロ生活に終止符を打つ決断を下した渡邉は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「小さい頃からの夢であったプロのサッカー選手になるという事を叶えられたことをとても嬉しく思いましたし、その時間もこれで終わりなのかと思うと寂しい気持ちもあります。2度の大怪我をした事や日本代表になるという目標を達成できなかった事、苦しく辛いことも沢山ありました。決して思い描いていたプロ生活ではなかったかもしれないですが、プロとして初めて受け入れてくれた京都サンガFC、大宮アルディージャ、釜山アイパーク、そしてカマタマーレ讃岐の関係者の皆さま、いつも応援毎試合共に戦ってくれたファン、サポーターの皆さまに感謝しています。ありがとうございました。これまでの時間は決して色褪せる事はないですし、濃厚で幸せな時間でした。またこれまでに出会った方々は僕の財産です」
「多比良SSS、国見中学、国見高校でご指導してくださった監督、コーチ、先生方のおかげでプロのサッカー選手になることができました。一緒に切磋琢磨した仲間や勝利を目指して共に戦ったチームメイト、どんな時も味方であり続けてくれた家族や親族、小さい時からずっと応援してくれた、不自由なくサッカーをやらせてくれた両親と地元の方々に深く感謝しています。ありがとうございました」
「そしてずっと側で支えてくれた妻。この16年間色んなプレッシャーやストレスたくさんの苦楽を共にしてきたと思います。勝った時は自分の事以上に喜んでくれ、辛く苦しい時はともに共有してくれた事。いつも身体のことを考えて作ってくれる料理やオフザピッチでも常に自分の事を優先してくれて本当に感謝してます。ありがとう!常に癒しであり続けてくれている愛犬2匹が大好きで感謝LOVEです」
「今まで応援してくれた全ての皆さまに本当に感謝してます。ありがとうございました。これからの事はまだ何も決まっていませんが、これまでの経験を糧に感謝の気持ちを忘れず、人生最後まで勉強だと思い少しでも皆さまに、社会に貢献・恩返しができるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします」
国見高校出身の渡邉は、2003年に京都パープルサンガ(京都サンガF.C.)に加入してプロキャリアをスタート。2007年にはJ2リーグで47試合3ゴールを記録し、クラブのJ1昇格に貢献した。その後も主力としてプレーした中、2011年に大宮アルディージャに完全移籍。新天地でも定位置を確保し、5シーズンに渡って活躍した。
2016年には釜山サイパークに移籍し、初の海外挑戦も。2016年からは讃岐でプレー。昨シーズンは明治安田生命J2リーグに23試合出場したが、同シーズン終了後に契約満了となっていた。
16年間のプロ生活に終止符を打つ決断を下した渡邉は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「私、渡邉大剛はこの度2018シーズンを持ちまして引退する事を決めました。昨年のシーズン終了後にチームから契約満了を伝えられ、そこから現役続行に向けてトライアウトに参加しオファーを待ちましたが残念ながら自分の納得いくオファーは届きませんでした。オファーを待ち続けてる間、自問自答しながら現役を続けるために準備をしてきましたし、ただもしかしたらこれで現役も終わりなのかなという想いもあり両方の事を考えてきました」
「小さい頃からの夢であったプロのサッカー選手になるという事を叶えられたことをとても嬉しく思いましたし、その時間もこれで終わりなのかと思うと寂しい気持ちもあります。2度の大怪我をした事や日本代表になるという目標を達成できなかった事、苦しく辛いことも沢山ありました。決して思い描いていたプロ生活ではなかったかもしれないですが、プロとして初めて受け入れてくれた京都サンガFC、大宮アルディージャ、釜山アイパーク、そしてカマタマーレ讃岐の関係者の皆さま、いつも応援毎試合共に戦ってくれたファン、サポーターの皆さまに感謝しています。ありがとうございました。これまでの時間は決して色褪せる事はないですし、濃厚で幸せな時間でした。またこれまでに出会った方々は僕の財産です」
「多比良SSS、国見中学、国見高校でご指導してくださった監督、コーチ、先生方のおかげでプロのサッカー選手になることができました。一緒に切磋琢磨した仲間や勝利を目指して共に戦ったチームメイト、どんな時も味方であり続けてくれた家族や親族、小さい時からずっと応援してくれた、不自由なくサッカーをやらせてくれた両親と地元の方々に深く感謝しています。ありがとうございました」
「そしてずっと側で支えてくれた妻。この16年間色んなプレッシャーやストレスたくさんの苦楽を共にしてきたと思います。勝った時は自分の事以上に喜んでくれ、辛く苦しい時はともに共有してくれた事。いつも身体のことを考えて作ってくれる料理やオフザピッチでも常に自分の事を優先してくれて本当に感謝してます。ありがとう!常に癒しであり続けてくれている愛犬2匹が大好きで感謝LOVEです」
「今まで応援してくれた全ての皆さまに本当に感謝してます。ありがとうございました。これからの事はまだ何も決まっていませんが、これまでの経験を糧に感謝の気持ちを忘れず、人生最後まで勉強だと思い少しでも皆さまに、社会に貢献・恩返しができるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします」
渡邉大剛の関連記事


カマタマーレ讃岐の関連記事


J1の関連記事
|
カマタマーレ讃岐の人気記事ランキング

1
【明治安田J3第12節まとめ】首位・栃木Cは八戸とゴールレスドロー、2位FC大阪は首位と勝ち点で並ぶ白星
明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 <h3>【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け</h3> 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。栃木Cは4分に相澤ピーターコアミのロングフィードに抜け出したピーター・ウタカがGK大西勝俉をかわしてシュートを放つが、ポストに嫌われる。 ここまで9試合無敗を続けている栃木Cがペースを握っていく中で、4試合連続ゴール中の田中パウロ淳一に5試合連続ゴールの期待もかかったが、0-0のゴールレスドローに終わった。 <h3>【奈良vs宮崎】宮崎がしっかりと勝ち切り3位浮上</h3> 5位の奈良クラブ(勝ち点19)と4位のテゲバジャーロ宮崎(勝ち点19)の勝ち点で並ぶ戦い。中2日での戦いとなった両者だが、アウェイの宮崎が押し込んでいく展開となる。 3分にはパスに抜け出た吉澤柊がシュートも、ミートせずに枠外に。5分にはボックス内で阿野真拓がシュートも、GKマルク・ヴィトがセーブする。 24分には左サイドのスペースに抜け出た下川陽太が前に出てきたGKの頭上を越えるループシュートを沈めるもこれはオフサイド。ゴールレスで試合を折り返すと、防戦だった奈良は58分にビッグチャンス。ボックス手前で川谷凪がボールを奪うと、ボックス右からグラウンダーのクロス。これを田村 亮介がダイレクトで合わせるがGKイ・チュンウォンがセーブ。こぼれ球を田村 翔太がシュートするとブロックされるも、岡田 優希が再びシュートを狙うが右ポストに嫌われる。 ゴールレスのまま迎えた中、88分に試合が動く。相手の横パスをインターセプトした井上怜がそのまま持ち出してGKとの一対一を決めて宮崎が先制。0-1で勝利した宮崎が3位に浮上した。 <h3>【FC大阪vs松本】エースのゴールでFC大阪が首位に勝ち点で並ぶ</h3> 2位のFC大阪(勝ち点22)と10位の松本山雅FC(勝ち点15)の試合。勝てば首位の栃木Cに勝ち点で並ぶFC大阪は序盤からペースを握っていく展開となる。 しかし、互いになかなかゴールが奪えない展開に。それでも松本は38分にチャンス。小川大貴がボックス手前から左足シュートも枠の右に外れる。すると40分にFC大阪が先制。センターサークル内で佐藤諒が左サイドからのパスをダイレクトで前線へ送ると、抜け出した島田拓海が落ち着いて流し込みゴール。島田は3試合連続ゴールとなった。 FC大阪はさらに42分にもビッグチャンス。左からのクロスをファーサイドで増田隼司がヘッド。これはGK大内一生がセーブすると、こぼれ球を佐藤がシュートも、GK大内が体を張って止める。 後半は互いにゴールを目指すも、やはりゴールが遠い展開に。結局前半のゴールが決め手となり、1-0でFC大阪が勝利し、首位の栃木Cと勝ち点で並ぶこととなった。 その他、FC琉球に勝利した鹿児島ユナイテッドFCが5位、ツエーゲン金沢に勝利したギラヴァンツ北九州が6位に浮上し、昇格プレーオフ圏内に入った。 <h3>◆明治安田J3リーグ第12節</h3> ▽5/6(火) 福島ユナイテッドFC 2-4 ザスパ群馬 【福島】 中村翼(後10) 清水一雅(後51) 【群馬】 青木翔大(前39) 小西宏登(前43) 高橋勇利也(後14) 米原秀亮(後27) ヴァンラーレ八戸 0-0 栃木シティ 栃木SC 1-0 AC長野パルセイロ 【栃木SC】 矢野貴章(後46) SC相模原 1-0 ガイナーレ鳥取 【相模原】 加藤大育(後43) ツエーゲン金沢 0-1 ギラヴァンツ北九州 【北九州】 河辺駿太郎(前24) 奈良クラブ 0-1 テゲバジャーロ宮崎 【宮崎】 井上怜(後43) 高知ユナイテッドSC 0-2 カマタマーレ讃岐 【讃岐】 附木雄也(後34) 大野耀平(後40) FC琉球 1-2 鹿児島ユナイテッドFC 【琉球】 高木大輔(前29) 【鹿児島】 近藤慶一(前11) 岡崎慎(後47) FC岐阜 3-2 アスルクラロ沼津 【岐阜】 ドゥドゥ(前3) 横山智也(前7) 西谷亮(前11) 【沼津】 鈴木拳士郎(前38) 菅井拓也(後24) ▽5/7(水) FC大阪 1-0 松本山雅FC 【FC大阪】 島田拓海(前40) 2025.05.07 21:02 Wed2
讃岐MF仲間隼斗が一般女性と入籍「妻のため、チームのために頑張ります」
▽カマタマーレ讃岐は27日、MF仲間隼斗(24)が一般女性と入籍したことを発表した。 ▽仲間はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 「私事ではありますが、かねてよりお付き合いをしておりました女性と入籍いたしましたので、ご報告させていただきます。今後は、より一層責任感を持ち、妻のため、チームのために頑張ります。ファンサポーターの皆様にはこれからもご声援いただけたら嬉しいです」 ▽仲間は今シーズンにロアッソ熊本から讃岐に加入し、明治安田生命J2リーグで38試合7ゴールをマーク。今月21日にクラブとの契約更新が発表され、同22日には左足関節内遊離体の手術を受けており、全治6週間と発表されていた。 2016.12.27 10:55 Tue3
讃岐がアカデミーコーチを解任、遺失物横領罪に係る被害届が提出…「深くお詫び申し上げます」
カマタマーレ讃岐は20日、アカデミーコーチの解任を発表した。 クラブの発表によると、アカデミーコーチは遺失物横領罪に係る被害届が出され、警察の取り調べを受けたとのこと。20日に事情聴取を行ったところ、クラブとしても被害届に係る事実があったと認められ、本人も事実を認めたという。 そのため、6月20日付でクラブは契約解除することを決定し、本人に通知したという。 詳細については報告されていないが、遺失物横領罪とは、落とし物などを自分のものにした場合に適用されるものとされ、「1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料」が刑として定められている。 讃岐は「アカデミーに所属する選手ならびに保護者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をお掛けすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「子どもたちを指導育成する立場にあるアカデミーコーチによるこのような行為は、あってはならないことであり、このようなことが起きてしまった原因、背景について、クラブとして調査確認し、再発防止の措置を講ずるとともに、全スタッフに対して法令遵守の意識の徹底に取り組んでまいります」としている。 2024.06.20 21:10 Thu4
讃岐、FW木島徹也と契約満了を発表 兄弟揃って退団
カマタマーレ讃岐は30日、FW木島徹也(36)が契約満了に伴い、今シーズン限りで退団することを発表した。 先日に現役引退を発表したFW木島良輔(40)を兄に持つ木島徹也は、日本フットボールリーグ(JFL)に所属する佐川急便東京SC(現SAGAWA SHIGA FC)や、九州サッカーリーグの沖縄かりゆしFC、ブラウブリッツ秋田の前身クラブであるTDKサッカー部、FC岐阜(当時JFL)と複数クラブを渡り歩き、2008年にMIOびわこ草津(現・MIOびわこ滋賀)へ入団。翌年に現役を引退したが、2006年に在籍していた沖縄で現役復帰を果たす。その後は、松本山雅FCやFC町田ゼルビアを経て、2015年に讃岐へ加入。加入以降主力として活躍したが、今シーズンはここまでの明治安田生命J3リーグで15試合1ゴールと出場機会を減らしていた。 兄と共に讃岐を退団することとなった木島は「5年間ありがとうございました」とクラブ公式サイトでコメントしている。 2019.11.30 14:00 Sat5