「マルシャルは不可欠な存在」ヴェンゲル氏、精彩を欠くA・サンチェス外しの決定に納得

2019.02.14 21:50 Thu
元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏は、精彩を欠くFWアレクシス・サンチェスについて言及するとともに、FWアントニー・マルシャルを優先的に起用するオレ・グンナー・スールシャール監督の選択を擁護した。

2018年冬にヴェンゲル氏の下を離れてユナイテッドに加入したサンチェス。しかし、新天地では期待通りの活躍を見せられず、高額な年俸を受け取っていることも重なり、多くの非難を浴びる。ジョゼ・モウリーニョ前監督の下でも輝けず、さらにスールシャール監督も同選手ではなく、マルシャルを先発として起用するなど、立場が危うくなっている。

さらに、0-2で敗れた12日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマン戦でも、インパクトを残せないサンチェスの能力に疑いの目が向けられている中、教え子の不調を目の当たりにするヴェンゲル氏は『beINスポーツ』で定位置争いに敗れたチリ代表FWについて語った。

「彼はマルシャルのポジションでプレーできる選手で、今ではポジションを失ってしまった。マルシャルがマンチェスター・ユナイテッドにとって必要不可欠な選手かどうかなんて議論する必要があるか?公平なポジション争いの結果だったと私は考えている」

また、ヴェンゲル氏はこの試合についての自身の考えも示した。「技術面でも、試合の流れを読むスピードに関しても両チームの間には大きな差があり、試合が進むにつれてその差は開いていった」

「ユナイテッドはホームで戦ったにもかかわらず、枠内シュートが1本だった。これが両チームの差でもあった。それに中盤での違いも明白だった。PSGはボールを失うことが少なかったが、ユナイテッドは中盤で競り勝てることもできなかった」

「ホームの試合でボールをキープできなければ、間違いなくトラブルに陥ってしまう」


提供:goal.com

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