元日本代表FW巻誠一郎が16年のプロ生活に終止符…「これだけ長い間プレー出来るとは」

2019.01.15 11:20 Tue
Getty Images
ロアッソ熊本は15日、元日本代表FW巻誠一郎(38)が現役を引退することを発表した。

熊本県出身の巻は、2003年に駒澤大学からジェフユナイテッド千葉に加入してプロキャリアをスタートした。イビチャ・オシム監督の下、2005年にJ1リーグで自身初の二ケタ得点を記録し、同年に日本代表デビュー。2006年のドイツ・ワールドカップには最後の最後にメンバー23名に滑り込み、ブラジル戦で先発出場した。

その後も千葉でプレーし続けた巻は、2010年7月にロシアのアムカル・ペルミに完全移籍。2011年3月には中国スーパーリーグの深圳紅鑽に加入したが、ケガにより退団し、2011年8月に東京ヴェルディへ移籍した。2014年からは地元・ロアッソ熊本でプレーし、昨シーズンは明治安田生命J2リーグで25試合1得点を記録していた。
キャリア通算では、J1で207試合53得点、J2で231試合16得点、リーグカップ戦で38試合12得点、天皇杯で21試合5得点を記録。また、代表では32試合8得点を記録した。

16年間のプロ生活に終止符を打った巻は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「皆様へご報告」

「私、巻誠一郎は2018シーズンをもちまして引退することにしました。プロサッカー選手として16年もの間プレー出来たのも、沢山の方々に支えていただき、育てていただいたおかげだと思ってます。今は感謝の気持ちしかないです」

「僕はジェフユナイテッド市原でプロとしてのキャリアをスタートしました。当時はプロのレベルの高さについて行けず、本当にプロでやっていけるのか不安で2〜3年くらいプレー出来たらいいかなとか思ってた事を思い出します」

「そんな僕がこれだけ長い間プロサッカー選手としてプレー出来るとは、僕も含めて誰が思ってたでしょうか、笑。サポーターがクラブを育て、選手を育てる! 少なくとも僕はサポーターの皆様に育てていただきましたし、人間としても成長させていただきました」

「サッカーからは普段の準備の大切さ、最後の1分1秒まで全力でプレーする事の大切さ、最後まで諦めない事の大切さ、自分を出し切る事の大切さを学びました。僕の人生の師はサッカーであり、サポーターや応援してくださる皆さんでした。嬉しい時も苦しい時も辛い時も皆さんと共に歯を食いしばり歩んだ事は僕の大事な財産です」

「本当にジェフ、ヴェルディ、ロアッソと素晴らしいクラブでプレー出来て、今は感謝の気持ちでいっぱいです」

「そして、最後に生まれ育った熊本のクラブでプレーさせていただけた事は本当に幸せでした。今後はサッカー界の発展の為に出来る事や熊本の県民の皆様の役に立てるような事を中心に微力ながらやっていければと思ってます。具体的な事はまた改めて皆さんに報告させていただけたらと思います。先ずは16年もの長きに渡り、ご声援いただき本当にありがとうございました」

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<span style="font-weight:700;">21,000ゴール:齊藤未月</span>(湘南ベルマーレ) vsヴィッセル神戸/2018年7月22日 <span style="font-weight:700;">21,500ゴール:興梠慎三</span>(浦和レッズ) vs松本山雅FC/2019年3月9日 <span style="font-weight:700;">22,000ゴール:遠藤溪太</span>(横浜F・マリノス) vs名古屋グランパス/2019年8月24日 <span style="font-weight:700;">22,500ゴール:野上結貴</span>(サンフレッチェ広島) vsFC東京/2020年8月19日 <span style="font-weight:700;">23,000ゴール:ジェイ</span>(北海道コンサドーレ札幌) vs清水エスパルス/2020年11月21日 <span style="font-weight:700;">23,500ゴール:レアンドロ・ダミアン</span>(川崎フロンターレ) vs湘南ベルマーレ/2021年5月26日 <span style="font-weight:700;">24,000ゴール:ミラン・トゥチッチ</span>(北海道コンサドーレ札幌) vs柏レイソル/2021年11月27日 <span style="font-weight:700;">24,500ゴール:森島司</span>(サンフレッチェ広島) vs京都サンガF.C./2022年7月17日 <span style="font-weight:700;">25,000ゴール:森島司</span>(サンフレッチェ広島) vsFC東京/2022年4月22日 <span style="font-weight:700;">25,500ゴール:植中朝日</span>(横浜F・マリノス) vs北海道コンサドーレ札幌/2023年10月21日 <span style="font-weight:700;">26,000ゴール:アンデルソン・ロペス</span>(横浜F・マリノス) vs柏レイソル/2024年5月29日 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">26,500ゴール:寺山翼</span>(サガン鳥栖) vsFC町田ゼルビア/2024年11月3日 <span class="paragraph-title">【動画】鳥栖の4カ月ぶりの勝利を呼び込んだ寺山翼のJ初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>J<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B3%A5%E6%A0%96%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#鳥栖町田</a> <a href="https://t.co/dARtQzmf58">pic.twitter.com/dARtQzmf58</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1852967575732248847?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.03 22:35 Sun
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元日本代表FW巻誠一郎氏が語る“フットサルの重要性”と子どもたちの“育て方”「勝ち負けにこだわりすぎるのは僕の教育理念ではない」

8月15日から17日の3日間、駒沢オリンピック公園総合運動場でJFA バーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会が行われた。観客席からカベッサ熊本の選手たちを真剣に見つめるひときわ大きな人物がいた。元日本代表の巻誠一郎氏だ。 現役時代は、地元熊本の名門・大津高校から駒澤大学を経て、ジェフユナイテッド千葉やロアッソ熊本でプレー。2006年にはドイツW杯に選出されるなど日本代表としても活躍した。 引退後は、熊本地震を機に立ち上げたNPO法人「ユアアクション」の代表理事として地域に寄り添う。同時にサッカースクール「カベッサ熊本」を創設し、熊本の子どもたちにサッカーを通じて学びと夢を与えるなど教育活動にも熱心に取り組んでいる。 今回は、カベッサ熊本のスタッフとして、バーモントカップに参戦。ベンチに入らず、スタンドから真剣な眼差しで子供たちのプレーを見守る巻氏に、育成年代における“フットサルの意義”や、自身の教育理念など話を伺った。 取材・文=溝口優輝、青木ひかる ──大会を通していかがでしたか? 「全国は広い」というのを知る意味で、すごく大きな経験でした。今までは「これくらいでいいのかな」という自分たちの基準がありましたが、大会に出場したことでより細かな部分に気をつけるきっかけになりました。いい刺激だったのかなと。 ──熊本県内との違いについては? 全く強度も違いました。簡単にはボールを持たせてもらえない。シュートも打たせてもらえない。僕が幼かった時よりも、止める、蹴るのレベルが非常に高くなっていると思います。 ──主に技術面のレベルが向上していると感じる? そうですね。シュートの意識などもフットサルで培えるなと感じました。 ──サッカーとフットサルは競技の違いがありますが、フットサルを学ぶことでサッカーに生かせる部分は? 僕に足りなかったものがフットサルに詰まっているかなと。相手よりも遠くにパスを出すことや、ボールの止め方や運び方。そういうことが僕にもできたら、世界でもっと活躍できたなと思いましたね。大人になってからそういうものをスタートさせようとしましたが、ちょっと遅かった。そういう経験があるので、子どもの時から技術も含めてフットサルのトレーニングをすることは大きいと思ってます。 ──小学生年代から積み上げていくものが大事になる? 僕はサッカーを始めるのが遅くて、こういうこと(フットサル)をやらないまま大人になってしまった。だからこそ小さい時からトレーニングすることは大事だと思っています。試合を見ていても、この経験は小さい時にしかできないなと。中学生年代になってくると、コートが広くなりますし、フィジカル的なところに育成の焦点が当たりがちになる。だからこそ、小学生年代には技術的な部分が大事だと思います。 ──一方で近年のサッカー界のトレンドはフィジカルになっているようにも感じます。 基礎的な技術を持たずにフィジカルを持ったとしても、なかなか今の世界では通用しない。そこは僕が一番感じている部分です。フィジカルを活かすためにも技術は欠けてはいけない。この大会でも、フィジカル的に優れた子が活躍していますが、やっぱり自分のフィジカルを生かすための技術がしっかりある選手だなと。ただ大きい、速いだけだとどうしても難しくなる時代ですね。 ──今は子供たちの育成に携わる巻さんですが、どのような指導をされていますか? 今は動画やYoutubeなどで、いろいろな情報が簡単に手に入ります。でも、動画を見ただけで知った気になっちゃう。本物に触れて、体感する経験が少なくなってるなと。今回でいうと、全国の一流の子どもたちに触れるという、すごくいい勉強になっていると思いますし、こういう経験をたくさんさせてあげることが、子どもたちの成長につながるのではないかと思います。 今回、僕たちは全敗したんですよね。でも、真っ向勝負でした。ちょっとでも失点を少なくするためにとか、そういう試合をしませんでした。どんどん前から奪いにいこうって話をして、たくさん点を取れたんですけど、失点も多かった。これがサッカーだし、フットサルだし、未来に繋がると思っています。こういう指導をしていきたいなと。 勝とうが負けようが、今の小学生にとっては小さなことだと思います。勝ち負けにこだわりすぎるのは僕の教育理念ではない。子どもたちが自分で悔しい気持ちや嬉しい気持ちを持つのが大事だし、負けたくないという気持ちを持つのは大事。ですが、その感情をコーチや親が持っても仕方ありません。今の時代、コーチがそういう気持ちを持つことが多いですが、本当は子どもが持つべきなんですよ。 ──巻さんは試合中にベンチに入られていません。そこにもこだわりがあるのでしょうか? こうやって、子どもたちは自分たちで話しているんですよ。(カベッサ熊本の選手たちをしばらく見つめて)これは財産だなと思います。だから僕はベンチに入らないんです。コーチも育てたいし、子どもたちも育てたい。僕がベンチに入ると皆んな僕の顔色を伺って、僕の指示を待っちゃう笑。それで上で見てたんです笑。 ──今後どのようにチームを指導していきたいですか? 子どもたちが今の時期にしかできないことを積み重ねて、燃え尽きずにもっと上手くなりたいという気持ちになれるように、経験をさせてあげる指導をしたいな思います。 2025.08.22 15:02 Fri

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アイドルグループ「#ババババンビ」の近藤沙瑛子さんが熊本の応援アンバサダーに就任「大好きなロアッソ携わることができて本当に嬉しい!」

ロアッソ熊本は24日、アイドルグループ「#ババババンビ」のメンバーである近藤沙瑛子さんが応援アンバサダーに就任することを発表した。 近藤さんはゼロイチファミリア所属のアイドルグループ「#ババババンビ」のメンバーとして活躍中で、熊本県熊本市の出身。さえちゃんの愛称で親しまれている。 幼少時から家族で熊本を応援しており、昨季もホームゲームのみならず、京都サンガF.C.とのJ1参入プレーオフ決定戦も現地へ赴いたとのこと。小学生の時には「絆宣言」も行った経験を持つなどの縁もあり、就任が実現したとのことだ。 今後はアンバサダーとして、クラブやホームゲームの魅力を広く発信しつつ、ともにJ1昇格を目指して闘っていく。なお、背番号は「71」になる模様だ。 就任にあたり、近藤さんはクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。 「ロアッソ熊本応援アンバサダーに就任しました、#ババババンビ の紫色担当、近藤沙瑛子です!小さい頃からずっと家族皆で応援していた大好きなロアッソ熊本に、こんなに素敵な形で携わることができて本当に嬉しいです」 「サッカー知識はまだまだ未熟な部分もありますが、ロアッソ熊本サポーターの皆様と楽しみながらJ1昇格へ向けてチームを全力で応援し、支えていきたいと思っております。よろしくお願い致します!」 <span class="paragraph-title">【写真】熊本のユニフォームを着た近藤沙瑛子さん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CpChkoaP_5p/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CpAfJJ3J-nf/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">近藤沙瑛子(@saekondo_inu)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.02.24 18:55 Fri
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熊本退団のFW土信田悠生がJ3降格の金沢へ完全移籍 「全身全霊を懸けて戦います」

ツエーゲン金沢は22日、ロアッソ熊本からFW土信田悠生(24)の完全移籍加入を発表した。 土信田は高川学園高校から駒澤大学へ進学し、2022年に熊本でプロ入り。ルーキーイヤーこそ明治安田生命J2リーグで32試合1得点を記録したが、今シーズンは16試合1得点と出場機会を減らし、先月13日に契約満了による退団が決まった。 金沢を新天地とする土信田は挨拶の言葉とともに、意気込みを語った。 「ツエーゲン金沢に関わる全ての皆様、はじめまして。来季よりロアッソ熊本から加入させていただくことになりました、土信田悠生です。ツエーゲン金沢の勝利の為に、全身全霊を懸けて戦います。応援よろしくお願いします」 2023.12.22 13:11 Fri

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