インテル、元「10」番のクロアチア代表MFの買い戻しを検討か
2019.01.01 16:13 Tue
インテルが、レアル・マドリーからレンタルでチェルシーに加入しているクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(24)の買い戻しを検討しているようだ。イタリア『トゥットスポルト』の情報をもとに『フットボール・イタリア』が伝えている。
ディナモ・ザグレブ下部組織出身のコバチッチは、2010年に16歳でプロデビュー。プロ2年目からスタメンに定着すると、2013年1月にインテルへ移籍を果たした。
また、インテルでは背番号「10」を背負うなど躍動し、2015年にマドリーへステップアップ。だが、出場機会には恵まれず、2018年8月に期限付き移籍でチェルシーに加わっている。
インテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)は、今夏にクリエイティブなMFの獲得を画策してモドリッチにアタックしたが、実現はできず。今回伝えられるところによれば、現在ではコバチッチの買い戻しが検討されているという。
ディナモ・ザグレブ下部組織出身のコバチッチは、2010年に16歳でプロデビュー。プロ2年目からスタメンに定着すると、2013年1月にインテルへ移籍を果たした。
また、インテルでは背番号「10」を背負うなど躍動し、2015年にマドリーへステップアップ。だが、出場機会には恵まれず、2018年8月に期限付き移籍でチェルシーに加わっている。
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