ビルバオFWアドゥリスのPKが“新たな発明”と話題に…助走一切なし、右足引いて、すぐ振り抜きゴール

2018.12.24 01:25 Mon
アスレティック・ビルバオに所属するFWアリツ・アドゥリスのPKキックが話題となっている。

22日のリーガ・エスパニョーラ第17節ビルバオvsバジャドリー(1-1)の45分、ビルバオがPKを獲得すると、キッカーのアドゥリスはまさに意表を突くキックを披露。来年2月に38歳となる老獪なFWは、右足を大きく引いたかと思えば、それを一気に振ってボールを叩いた。驚いたGKの突差の横っ飛びもむなしく、ボールは枠内右に収まっている。

スペインメディアの中には、この一切ステップがないPKキックを、パネンカ(チップキック)などに続く新たな発明と報じているところもある。なおアドゥリスは試合後、そのキックを予め練習していたことを明かした。

「PKはフットボールにおいて特別な瞬間だ。驚きを与えられるよう試みないとね」

「しっかりできるように、前から準備していたことだった。そのアクションを確実に実行できるようにしていたんだ。今日、それによって相手を驚かせることができたし、そうなればゴールになって然るべきなんだよ」


提供:goal.com

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無理のない範囲で行ってもらいたいものだ。 ラ・リーガ第3節、バルセロナvsバジャドリーが28日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが4-0で快勝した。 バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホは3試合連続の先発出場。立ち上がり7分の行動が注目を集めている。 バジャドリーのセンターフォワード、セルジ・グアルディオラがスローインを受けようとサイドへ流れると、アラウホもタイトに付いていき、相手の自由を奪ってマイボールのスローインにした。 勢いのままタッチラインを飛び出したアラウホの前には、バルセロナのクラブエンブレムが置かれていた。気付いたアラウホは急ブレーキ。さらに横へと跳躍し、エンブレムを踏まないように振る舞った。 『Eleven Sports』はこの瞬間を「アラウホとシンボルへの敬意」と紹介。これに対しては賛辞だけでなく、疑問を呈する声も上がった。 「そこにクラブのシンボルを配置する必要がないと思う」、「エンブレムのために足を骨折しそうになった」、「ここにロゴを入れた彼ら自身のせいです」などと、ピッチ脇にエンブレムを置く方が問題だとする声が寄せられている。 もちろん、踏んではならないわけではなく、個人による敬意の表明の仕方の1つではあるだろう。とはいえ、避けるためにケガをしては本末転倒。今回のように無理な体勢となってまで回避する必要があるのかと、疑問を呈するファンも少なからずいるようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】クラブエンブレムを踏まぬよう、何とか回避するアラウホ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Ch2Nmmijnk4/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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各国の強豪が獲得目指す18歳フレスネダ、昨季プレミア15位ボーンマスは争奪戦恐れず

移籍市場の人気銘柄となっているレアル・バジャドリーのU-19スペイン代表DFイバン・フレスネダ(18)だが、その獲得を巡ってボーンマスがビッグクラブとの争奪戦に挑んでいるようだ。 18歳と若く、シーズン中から今夏のステップアップが噂されてきたフレスネダ。15歳から在籍するバジャドリーで昨年1月にプロデビューを果たしたばかりの逸材に対し、バルセロナやレアル・マドリー、アーセナル、ニューカッスル、ドルトムント、ミランが獲得を目指していると報じられる。 一方で、アーセナル、ドルトムント、ボーンマスなど一部のクラブは今年1月の移籍市場から獲得に本腰だったとされており、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、昨シーズンのプレミアリーグで15位に終わったボーンマスは現在でもフレスネダの獲得を諦めていないという。 ボーンマスは17日にU-19イタリア代表の優勝で幕を閉じたU-19欧州選手権にもスカウトを送り込み、U-19スペイン代表として大会に臨んだフレスネダを注視。バジャドリーが今シーズンから2部リーグで戦うこともあり、ビッグクラブとの争奪戦の中でも少なからず獲得のチャンスがあると踏んでいるようだ。 中位~下位クラブであっても豊富な資金力を有するのがプレミアリーグ。だとしても、ボーンマスがバルセロナやアーセナル、ミランといった欧州各国のビッグクラブを出し抜いてフレスネダの獲得に成功すれば、間違いなく大きな補強となるだろう。 2023.07.18 17:05 Tue
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J1残留目指す京都がブラジル人CBを確保! レアル・バジャドリーで定位置も掴んだルーカス・オリヴェイラがクルゼイロから期限付き加入

京都サンガF.C.は21日、クルゼイロECからブラジル人DFルーカス・オリヴェイラ(28)の期限付き移籍加入を発表した。 メディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定。加入期間は2024年12月31日までで、背番号は「96」となる。 ルーカス・オリヴェイラは身長187cm、体重83kgの体格を誇るセンターバック。ブラジル国内のクラブを渡り歩き、2022年2月からクルゼイロでプレーする。 2024年2月にはスペインのレアル・バジャドリーへレンタル移籍し、国外初挑戦。守備的MFの定位置を掴み、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で11試合に出場したが、2023-24シーズン終了後にレンタルバックとなった。 京都は「足元の技術が高く、高い対人能力と空中戦の強さを武器とするCB」と紹介。明治安田J1リーグで17位と残留争うチームへの加入が決まったルーカス・オリヴェイラは、クラブを通じてコメントしている。 「京都サンガF.C.でプレーできる事をとても嬉しく思います。チームに貢献出来るように、全力で頑張ります。サポーターの皆さん、是非スタジアムに応援に来てください。よろしくお願いします」 2024.07.21 18:41 Sun

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