自身3度目の天皇杯制覇、浦和を立て直したオリヴェイラ監督「100%を超える力は応援のおかげ」《天皇杯》
2018.12.09 22:42 Sun
▽9日、天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会決勝の浦和レッズvsベガルタ仙台の一戦が行われ、1-0で浦和が勝利した。
▽試合後、優勝した浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督が記者会見に臨み、試合を振り返るとともに、チームを立て直した要因について語った。
◆オズワルド・オリヴェイラ監督(浦和レッズ)

「とても幸せな気持ちだ。日本でのバイオリズム、生活の中で、私はとても心地よく過ごせている。今日は優勝することができて、関わった皆さんにおめでとうと伝えたい」
──今日は厳しい試合になったと思うが、予想できていたのか。また、ハーフタイムでの指示は
「我々にとって特別なゲームになった。昨夜はあまり眠れなかったことを告白しておく」
「痛みを抱えていた武藤は、試合直前までどうするか決断できなかった。彼をスタメンで起用すると決めたのは、ロッカールームに着いてからだ」
「青木の場合は鹿島戦でヒジを脱臼していた。本来であればこの試合に出場しなかったであろう1人だ。鹿島戦の後、24時間体制で治療を行い、プロテクターをつけながらプレーした」
「本来のパフォーマンスは発揮できていなかったかもしれない。手を使えない中でプレーしていたが、最終的には100分近くプレーした。前半のアディショナルタイムが2分、後半のアディショナルタイムは5分だったがそれが伸びた。彼は英雄的な活躍をしたと思う」
「興梠も同じ状況だった。彼らは犠牲心を持って戦ってくれた。3人のケガ人が準決勝で出た。興梠、武藤、そして青木だ。彼らは制限された中で今日はプレーしてくれたが、高い次元のプレーを規律を守りながらやってくれた。それができるようにしてくれたスタッフにも感謝する。私が与えた方向性にみんなが従ってくれた」

──守備的な試合になるということは試合前から覚悟していたのか
「制限された中でのプレーだったので、守備的な試合になることは予想していた。だからこそ規律を重んじた。選手たちはしっかりと指示を守ってくれた。それぞれが犠牲心を持って、最後まで戦ってくれた」
──ケガ人がいる中で、サポーターが限界を超える力をくれると先日話していたが、今日の雰囲気はどうだったか
「今日はサポーターの応援が決定的だったと思う。彼らの応援する意欲が、選手たちの力になったと思う。100%を超える力はみなさんの応援のおかげだ」
「昨日は大原の練習場にみなさんが集まってくれて、選手たちのモチベーションになった。本日のスタジアムに到着した時も素晴らしい出迎えだった」
「サポーターからの期待について選手たちに話したし、それがパフォーマンスにつながってタイトルを獲れたと思う」

──シーズン途中からチームを率いたが、最終的にタイトルを獲るまでに至った理由は
「モチベーションを上げるということが、まずは重要だった。選手たちの練習に対する姿勢も、少し意欲が低下している部分があった」
「少し無気力な部分があったし、試合では後半にパフォーマンスが低下し、追いつかれたり逆転できないということがあった」
「連戦があり9試合ぐらい休みがない状態だった。その中でよく変えることはできなかったが、静岡での夏合宿が始まってからは時間ができたので、フィジカル的な部分だけでなく戦術的な部分も浸透させた」
──タイトルを獲得したことでACLに出場することができるが、どのようなことを求めるか。今シーズン指揮してきた中で何が一番伸びたか
「私たちにとって来シーズンのACLで戦うためには、天皇杯の優勝は不可欠なものでした。浦和は2回ACLを獲っているチームなので、ACLで戦えないということは避けなければいけなかった」
「今年どこが良くなったかということだが、先ほど少し話した通り、選手たちに自信をつけること。意欲的な姿勢にさせることが重要だった。フィジカル的な向上も必要だった。フィジカルが向上しなければ、戦術的な部分も浸透させられない」
▽試合後、優勝した浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督が記者会見に臨み、試合を振り返るとともに、チームを立て直した要因について語った。
◆オズワルド・オリヴェイラ監督(浦和レッズ)

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「とても幸せな気持ちだ。日本でのバイオリズム、生活の中で、私はとても心地よく過ごせている。今日は優勝することができて、関わった皆さんにおめでとうと伝えたい」
「我々にとって特別なゲームになった。昨夜はあまり眠れなかったことを告白しておく」
「ケガ人が6人いた。通常の状況では試合に関わらなかったであろう選手が6人いた。そのうちの1人であるマウリシオがゲームに関わることができなかった」
「痛みを抱えていた武藤は、試合直前までどうするか決断できなかった。彼をスタメンで起用すると決めたのは、ロッカールームに着いてからだ」
「青木の場合は鹿島戦でヒジを脱臼していた。本来であればこの試合に出場しなかったであろう1人だ。鹿島戦の後、24時間体制で治療を行い、プロテクターをつけながらプレーした」
「本来のパフォーマンスは発揮できていなかったかもしれない。手を使えない中でプレーしていたが、最終的には100分近くプレーした。前半のアディショナルタイムが2分、後半のアディショナルタイムは5分だったがそれが伸びた。彼は英雄的な活躍をしたと思う」
「興梠も同じ状況だった。彼らは犠牲心を持って戦ってくれた。3人のケガ人が準決勝で出た。興梠、武藤、そして青木だ。彼らは制限された中で今日はプレーしてくれたが、高い次元のプレーを規律を守りながらやってくれた。それができるようにしてくれたスタッフにも感謝する。私が与えた方向性にみんなが従ってくれた」

(C)CWS Brains,LTD.
──守備的な試合になるということは試合前から覚悟していたのか
「制限された中でのプレーだったので、守備的な試合になることは予想していた。だからこそ規律を重んじた。選手たちはしっかりと指示を守ってくれた。それぞれが犠牲心を持って、最後まで戦ってくれた」
──ケガ人がいる中で、サポーターが限界を超える力をくれると先日話していたが、今日の雰囲気はどうだったか
「今日はサポーターの応援が決定的だったと思う。彼らの応援する意欲が、選手たちの力になったと思う。100%を超える力はみなさんの応援のおかげだ」
「昨日は大原の練習場にみなさんが集まってくれて、選手たちのモチベーションになった。本日のスタジアムに到着した時も素晴らしい出迎えだった」
「サポーターからの期待について選手たちに話したし、それがパフォーマンスにつながってタイトルを獲れたと思う」

(C)CWS Brains,LTD.
──シーズン途中からチームを率いたが、最終的にタイトルを獲るまでに至った理由は
「モチベーションを上げるということが、まずは重要だった。選手たちの練習に対する姿勢も、少し意欲が低下している部分があった」
「少し無気力な部分があったし、試合では後半にパフォーマンスが低下し、追いつかれたり逆転できないということがあった」
「連戦があり9試合ぐらい休みがない状態だった。その中でよく変えることはできなかったが、静岡での夏合宿が始まってからは時間ができたので、フィジカル的な部分だけでなく戦術的な部分も浸透させた」
──タイトルを獲得したことでACLに出場することができるが、どのようなことを求めるか。今シーズン指揮してきた中で何が一番伸びたか
「私たちにとって来シーズンのACLで戦うためには、天皇杯の優勝は不可欠なものでした。浦和は2回ACLを獲っているチームなので、ACLで戦えないということは避けなければいけなかった」
「今年どこが良くなったかということだが、先ほど少し話した通り、選手たちに自信をつけること。意欲的な姿勢にさせることが重要だった。フィジカル的な向上も必要だった。フィジカルが向上しなければ、戦術的な部分も浸透させられない」
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CYqZpzdvoO1/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Kasper Junker(@kasperjunker21)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.01.13 19:45 Thu2
Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue3
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu4
シャーレアップでは恒例の“スカし”、愛媛の森脇良太が全リーグ優勝の偉業達成! 国内の全タイトルに加えACL&日本代表でアジアカップも優勝
3年ぶりのJ2復帰と同時に、明治安田生命J3リーグで優勝した愛媛FC。1人の選手に大きな注目が集まっている。 11日、明治安田生命J3リーグ第35節が行われ、愛媛は同じ愛媛県を本拠地とするFC今治との一戦を迎えた。 首位を走る中、この試合で勝利すればJ2昇格が確定する愛媛。また、2位の鹿児島ユナイテッドFCが引き分け以下に終われば、J3優勝の可能性もある試合だった。 1時間前にスタートしたFC琉球と鹿児島の試合では、琉球が2-0で勝利。前半をゴールレスで終えていた愛媛だが、勝利すれば優勝が決まる中、49分に松田力がネットを揺らし先制。そのまま1-0で逃げ切り、見事に優勝と昇格を同時に決めることとなった。 歓喜に沸く愛媛の選手や関係者、スタンドに集まったファン・サポーター。ホームゲームで決めたこともあり、シャーレアップも大盛り上がりとなった。 そんな中、お家芸を披露したのがDF森脇良太だ。シャーレアップと森脇といえば、チームメイトがスカすというのが恒例だったが、愛媛でも見事なスカしをくらい、ファン・サポーターからは愛のあるブーイングを受けていた。 ただ、この森脇はただふざけているだけではなく、今回の優勝で偉業を成し遂げている。 下部組織時代から過ごすサンフレッチェ広島でキャリアをスタートした森脇。2006年には愛媛に期限付き移籍も経験していた中、2013年に浦和レッズに完全移籍。2020年から京都サンガF.C.でプレーすると、2022年に愛媛に復帰していた。 今回、J3で初めて優勝を果たしているが、広島時代にはJ2とJ1で優勝を経験。浦和ではJ1のステージ優勝に加え、YBCルヴァンカップ、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも優勝を経験。スルガ銀行チャンピオンシップでも優勝している。 日本代表としてはアジアカップと東アジアカップ(現EAFF E-1選手権)でも優勝を果たしており、国内の全てのタイトルに加え、Jリーグクラブの選手が獲得できるタイトルは、クラブ・ワールドカップ以外を獲得したこととなる。 ファンからは「おめでとう」という声と共に、浦和サポーターからは「再会したいからJ1に上がってきて」とエール。また「森脇劇場を見にきた」、「どんだけ優勝してんの」と森脇の偉業に驚く声も寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】もはやお約束、シャーレアップと森脇良太が生み出すハーモニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gJU0-Kt-BuU";var video_start = 200;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.11 22:55 Sat5
