今季1勝で18位に沈むエンポリ、アンドレアッツォーリ監督を解任

2018.11.06 03:29 Tue
Getty Images
エンポリは5日、アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督(65)を解任したことを発表した。
PR
▽ローマでコーチや監督を長年務めていたアンドレアッツォーリ監督は、2017年12月にエンポリの指揮官に就任。就任後はリーグ戦23試合無敗でセリエBを制覇し、エンポリを1年でセリエA昇格に導いていた。▽しかし今季、11試合を終えたセリエAで1勝3分け7敗と苦戦。降格圏の18位に沈んでいた。前々節ユベントス戦(1-2で敗戦)では善戦していたが、直近のナポリ戦では1-5と大敗し、開幕以降勝利がない状況だった。
▽なお、後任にはパレルモやサッスオーロで指揮を執っていたジュゼッペ・イアキーニ氏(54)が就任すると報じられている。

PR

アウレリオ・アンドレアッツォーリの関連記事

サンプドリアは29日、アンドレア・ピルロ監督(45)の解任を発表した。 ピルロ監督は2023年6月にサンプドリアに指揮官に就任。1年でのセリエA復帰を目指して2023-24シーズンをスタートしたが、セリエBを7位で終えると、昇格プレーオフでパレルモに敗退し昇格を逃していた。 目標には遠く及ばない凡庸な成績な 2024.08.30 00:10 Fri
サンプドリアがアンドレア・ピルロ監督(45)を解任する方向で調整。後任のメドが立てば決断へ。『カルチョメルカート』が伝える。 1年でのセリエA復帰を目指して昨季リスタートしたサンプドリアだが、セリエB7位で最後は昇格プレーオフ敗退。就任1年目のピルロ監督は解任をギリギリ免れた格好か。 しかし、今季開幕3試合 2024.08.28 19:20 Wed
エンポリのダビデ・ニコラ監督がセリエA残留を喜んだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 セリエAで18位と降格の危機にあるなか、26日に行われた最終節でローマをホームに迎えたエンポリ。逆転での残留に向け勝利が求められたホームチームは、立ち上がりの13分、U-21イタリア代表MFマッテオ・カンチェ 2024.05.27 17:05 Mon
エンポリは15日、アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督(70)解任及び、イタリア人指揮官のダビデ・ニコラ氏(50)の新監督招へいを発表した。契約期間は1年の延長オプションが付随した今季終了までの契約とのことだ。 アンドレアッツォーリ監督は昨年9月20日に解任されたパオロ・ザネッティ前監督の後任として指揮官に就任。 2024.01.16 08:01 Tue
エンポリがアウレリオ・アンドレアッツォーリ監督(70)を解任するようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。 アンドレアッツォーリ監督は昨年9月20日に解任されたパオロ・ザネッティ前監督の後任として指揮官に就任。最下位に沈んでいたチームの立て直しを期待されたが、11月12日のナポリ戦以来勝利がな 2024.01.16 00:20 Tue

エンポリの関連記事

ユベントスが1月のセンターバック獲得へ、動きを強めているようだ。 DFグレイソン・ブレーメルの長期離脱に伴い、1月の移籍市場におけるセンターバック獲得が急務となっているユベントス。 ここ数日、イタリア各紙がその動きを伝え、各紙共通の名前は、パリ・サンジェルマンのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29 2024.11.01 19:20 Fri
インテルは30日、セリエA第10節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。 3日前に行われたユベントスとのイタリア・ダービーでは4-4の引き分けに持ち込まれてしまった2位インテル(勝ち点18)は、ダービーのスタメンから3選手を変更。ジエリンスキ、ダンフリース、パヴァールに代えてフラッテージ、ダルミアン、 2024.10.31 04:37 Thu
パルマは27日、セリエA第9節でエンポリをホームに迎え、1-1で引き分けた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 前節コモ戦を守勢の展開の末、ゴールレスドローに持ち込んだ17位パルマ(勝ち点7)は、彩艶が5試合連続スタメンとなった。 11位エンポリ(勝ち点10)に対し、オープンな展開で立ち上がった中、パ 2024.10.27 22:26 Sun
ユベントスが1月のセンターバック(CB)獲得を検討していることは想像に難くない。 最終ライン中枢のブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルが前十字じん帯損傷で長期離脱に入ったユベントス。最悪の場合、ブレーメルは今季中に戻ってこない可能性もあるとされる。 一方、前体制から序列が下がったブラジル代表DFダニーロ( 2024.10.26 21:10 Sat
ナポリは20日、セリエA第8節でエンポリとのアウェイゲームに臨み、0-1で勝利した。 代表ウィーク前の前節はルカクの1ゴール2アシストの活躍もあり、ホームでコモ相手に連勝を飾った首位ナポリ(勝ち点16)。今節は代表戦で負傷したロボツカが欠場し、中盤ではギルモアがリーグ戦初先発となった。 3トップはルカク、ク 2024.10.20 21:31 Sun

セリエAの関連記事

代表ウィーク前の前節はインテルとナポリによる首位攻防戦が行われ、1-1の引き分け決着となりナポリが首位をキープした。迎える第13節、ナポリvsローマ、ミランvsユベントスのビッグマッチ2試合が組まれている。 まずは日曜開催の首位ナポリ(勝ち点26)vs12位ローマ(勝ち点13)。ナポリは敵地でのインテル戦、MFマ 2024.11.23 07:30 Sat
ボローニャは22日、スコットランド代表MFルイス・ファーガソン(25)との契約を2028年6月まで延長したことを発表した。これまでの契約から1年更新した格好だ。 レンジャーズで活躍した元スコットランド代表MFバリー・ファーガソン氏を叔父に持つセントラルMFのファーガソンは、2022年7月にアバディーンからボローニ 2024.11.23 06:30 Sat
アタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニが23日に行われるセリエA第13節パルマ戦の帯同メンバーに入った。 スカルヴィーニは今年6月2日、昨季最終戦となったセリエA延期分の第29節フィオレンティーナ戦で左ヒザの前十字靭帯を損傷する大ケガを負っていた。 ユーロ2024のイタリア代表候補に選出され 2024.11.23 06:00 Sat
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が負傷者の状況について語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 現在セリエAで6位のユベントス。インターナショナルマッチウィーク明けに行われる23日の第13節では7位ミランとのビッグマッチに臨む。 モッタ監督は試合前会見でケガ人についてコメント。コロンビア代表に招集されな 2024.11.22 22:30 Fri
ユベントスがU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)を巡り、チェルシーとの非公式交渉をしているという。 トリノ本社の『トゥット・スポルト』によると、ユーベはイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)を来年1月の移籍市場で手放す場合に備え、チェルシーのカサデイを獲得候補に。 インテル産のカサデイ 2024.11.22 18:40 Fri

記事をさがす

アウレリオ・アンドレアッツォーリの人気記事ランキング

1

ローマに大敗のエンポリ、ザネッティ監督を解任か…後任にはアンドレアッツォーリ氏やジャンパオロ氏の名も

エンポリがパオロ・ザネッティ監督(40)の解任を検討しているようだ。 ザネッティ監督は、2022年6月にアウレリオ・アンドレアッツォーリ前監督の後任としてエンポリの指揮官に就任。昨季は下部組織出身のMFトンマーゾ・バルダンツィを軸としたパスサッカーを展開した中、10勝13分け15敗の14位でシーズンを終え、クラブをセリエA残留に導いていた。 この手腕が認められ、今夏には2025年6月までの新契約にサインしたザネッティ監督だったが、今季はセリエA開幕3連敗を喫すると、直近のローマ戦も0-7と大敗。これまでリーグ戦4試合で大量12失点を喫していた。 イタリア『スカイ』によると、クラブ上層部もローマ戦の敗北を受けてザネッティ監督の解任を検討し始めたとのことで、近日中にも話し合いの結論が出るとのことだ。 なお、ザネッティ監督を解任した場合の後任監督について同紙は、過去3度エンポリを率いた経験を持つアンドレアッツォーリ前監督や昨季途中までサンプドリアを指揮したマルコ・ジャンパオロ氏を挙げている。 2023.09.19 00:10 Tue
2

セリエA最下位エンポリがザネッティ監督を解任…開幕4戦無得点で全敗…

エンポリは19日、パオロ・ザネッティ監督(40)の解任を発表した。 ザネッティ監督は、2022年6月にアウレリオ・アンドレアッツォーリ前監督の後任としてエンポリの指揮官に就任。昨シーズンは下部組織出身のMFトンマーゾ・バルダンツィを軸としたパスサッカーを展開した中、10勝13分け15敗の14位でシーズンを終え、クラブをセリエA残留に導いていた。 この手腕が認められ、今夏には2025年6月までの新契約にサインした同監督だったが、今季はセリエA開幕3連敗を喫すると、直近のローマ戦も0-7と大敗。リーグ戦4試合で無得点に12失点と攻守両面で大きな課題が出ていた。 なお、イタリア『スカイ』によると、後任候補には過去3度クラブを率いた経験を持つアンドレアッツォーリ前監督や、昨季途中までサンプドリアを指揮したマルコ・ジャンパオロ氏らの名前が挙がっているという。 2023.09.19 22:40 Tue
3

低迷するエンポリがアンドレアッツォーリ監督を解任…新監督は残留請負人のダビデ・ニコラ氏

エンポリは15日、アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督(70)解任及び、イタリア人指揮官のダビデ・ニコラ氏(50)の新監督招へいを発表した。契約期間は1年の延長オプションが付随した今季終了までの契約とのことだ。 アンドレアッツォーリ監督は昨年9月20日に解任されたパオロ・ザネッティ前監督の後任として指揮官に就任。最下位に沈んでいたチームの立て直しを期待されたが、11月12日のナポリ戦以来勝利がなく、就任後はリーグ戦16試合で3勝4分け9敗と期待外れの結果に終わっていた。 なお、新監督に就任したニコラ氏は、リヴォルノやバーリ、クロトーネ、ウディネーゼなどで監督を歴任。2022-23シーズンはサレルニターナで指揮を執っていた。 2022年2月から監督を務めたサレルニターナでは、降格圏の19位に沈んでいたチームを引き継いだ中、17位フィニッシュで見事残留に導いたが、翌シーズンは第18節終了時点で4勝6分け8敗の15位にとどまると、昨年1月16日に成績不振を理由に解任されたが、わずか2日で復職。しかし、復帰後もセリエAでは4試合で1勝3敗と全く立て直せず、2月に正式解任されていた。 なお、 ニコラ監督はクロトーネの指揮官時代の2017-18シーズンにも、残り9試合で6勝を挙げ、奇跡的な残留劇を演じたことでも知られている。 2024.01.16 08:01 Tue
4

後半AT弾で劇的なセリエA残留、“残留請負人”のエンポリ指揮官がまたしても救う「選手たちは歴史に残る」

エンポリのダビデ・ニコラ監督がセリエA残留を喜んだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 セリエAで18位と降格の危機にあるなか、26日に行われた最終節でローマをホームに迎えたエンポリ。逆転での残留に向け勝利が求められたホームチームは、立ち上がりの13分、U-21イタリア代表MFマッテオ・カンチェッリエーリが貴重な先制点を奪う。 それでも前半アディショナルタイムに追いつかれてしまったが、1-1で迎えた後半アディショナルタイムにドラマが。途中出場の元セネガル代表FWエムバイェ・ニアンが値千金の勝ち越しゴールを決めた。 2-1で5試合ぶりの勝利を収めた結果、今節敗れて18位に後退したフロジノーネがセリエBに降格。16位に浮上したエンポリは奇跡の残留を勝ち取った。 アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督の後任として1月からチームを率いるニコラ監督は、この劇的な展開を生み出したファンや選手を称賛。就任後6勝5分け7敗の成績を残してきたここまでの道のりも振り返っている。 「これは私以上に、他の多くの人々を幸せにしてくれた救いの結果だ。まずはファンの表情を見てからスタートした。彼らは我々にさらなるモチベーションを与えてくれた。非常に高いパフォーマンスを見せてくれた選手たちには満足している」 「対戦してきたチームを見ると、どこも手強かった。絶好調のチームだったり、(残留を争う相手との)直接対決だたりしたからだ」 また、共に残留を勝ち取ったクラブ首脳陣にも言及。選手たちの功績も改めて称えている。 「私は会長からディレクターに至るまで、クラブの全ての人に満足している。ここでは模範的なプロフェッショナルが見られた。監督のやり方を尊重してくれるし、絶え間ない信頼関係がある。エンポリは模範的なチームだし、見習われるべきだ。素晴らしいチームとして機能しながら、謙虚さも保っている」 「それと、選手たちはエンポリの歴史に残るだろう。私は彼らを誇りに思うし、嬉しく思っている」 なお、ニコラ監督はクロトーネ指揮官時代の2017-18シーズンに残り9試合で6勝を挙げて奇跡の残留を達成。サレルニターナ指揮官時代の2021-22シーズンも途中就任からチームをセリエA残留に導いており、残留請負人として救世主になり続けている。 <span class="paragraph-title">【動画】エンポリの残留を決めた後半ATのニアンの決勝弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="quqtaiOlBQ4";var video_start = 152;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.27 17:05 Mon

エンポリの人気記事ランキング

1

1月の“ブレーメル代役”確保へ向かうユベントス…伊紙が伝える候補は多数、半年レンタルを軸にドラグシンもリスト入りか

ユベントスが1月のセンターバック獲得へ、動きを強めているようだ。 DFグレイソン・ブレーメルの長期離脱に伴い、1月の移籍市場におけるセンターバック獲得が急務となっているユベントス。 ここ数日、イタリア各紙がその動きを伝え、各紙共通の名前は、パリ・サンジェルマンのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)。ただ、高額年俸の負担割合がネックだという。 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』もシュクリニアル獲得への動きを伝え、懸念はやはり「年俸負担」。半年レンタルへ、多少なりともPSG側の協力姿勢こそあれど、決して安くない。 もう1人名前を上げたのは、昨季途中までジェノアに所属し、現在はトッテナムで出場機会確保に苦労するルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(22)。こちらも半年レンタルが基本線だ。 また『トゥット・スポルト』いわく、フラメンゴの元ブラジル代表DFレオ・オルティス(28)、エンポリのアルバニア代表DFアルディアン・イスマイリ(28)、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)も獲得候補入り。 ブンデスリーガ王者のターについては、現行契約が今季限り。レバークーゼン側が1月の売却で少しでも利益を上げる道を選ぶ、という可能性が排除できないと伝えられている。 2024.11.01 19:20 Fri
2

ブレーメル重傷にダニーロはサウジ勢と接触…ユベントスは1月にCB獲得へ? 元インテル戦士&28歳アルバニア代表ら候補に

ユベントスが1月のセンターバック(CB)獲得を検討していることは想像に難くない。 最終ライン中枢のブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルが前十字じん帯損傷で長期離脱に入ったユベントス。最悪の場合、ブレーメルは今季中に戻ってこない可能性もあるとされる。 一方、前体制から序列が下がったブラジル代表DFダニーロ(33)は、ブレーメル離脱後もセリエAで2試合連続途中出場。契約が今季までというなか、今季の出場数がカギを握る延長オプションが発動されない可能性も指摘される。 ダニーロについては、ファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、サウジアラビア1部の複数クラブが来年1月のダニーロ獲得を検討中。選手側は水面下での話し合いに応じているという。 ユベントスが獲得に向けてリストアップ中とされるCBは、前インテルで現パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)、エンポリのアルバニア代表DFアルディアン・イスマイリ(28)。 シュクリニアルはかつてインテルで腕章も巻いたが、少なからず遺恨を残してPSGへフリー移籍し、現在は満足にプレーできず。ユベントスの具体的な動きは確認されていないが、選手側が早急な移籍を模索しているとされる。 後者イスマイリはコソボでのプロデビューからクロアチアを経由し、イタリアへやってきたというバルカン半島産の187cmCB。 こちらはネームバリューでシュクリニアルに劣るが、20代後半の優良銘柄か。市場価値500万ユーロ(約8.2億円)でエンポリとの契約は今季まで…ユベントスがかなり注意深く追いかけてきたセンターバックだという。 2024.10.26 21:10 Sat
3

フィオレンティーナ、エンポリのU-21イタリア代表DFパリージを獲得

フィオレンティーナは14日、エンポリのU-21イタリア代表DFファビアーノ・パリージ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。『フットボール・イタリア』によれば移籍金は1000万ユーロ(約15億6000万円)にボーナス100万ユーロ。 ベネヴェントでプロデビューを飾った左サイドバックのパリージは、2020年夏にアヴェッリーノからエンポリに加入。エンポリでは公式戦81試合3ゴール5アシストを記録し、昨季はセリエA33試合2ゴール2アシストをマークして主力としてプレーしていた。 また、フィオレンティーナは同日、イタリア代表DFクリスティアーノ・ビラギ(30)と2025年6月まで契約を延長。パリージはビラギとポジションを争うことになる。 2023.07.15 07:00 Sat
4

ラニエリ監督が退任のカリアリ、残留請負人のダビデ・ニコラ氏を新監督に招へい

カリアリは5日、イタリア人指揮官のダビデ・ニコラ氏(51)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 2023-24シーズンを15位で終えたカリアリは、5月21日に2023年1月からチームを率いていたクラウディオ・ラニエリ監督との契約解除を発表していた。 その後任に選ばれたのは、過去にクロトーネやサレルニターナを降格の危機から救い出し、“残留請負人”としても知られるニコラ氏。直近では今年1月に降格圏の19位に沈んでいたエンポリの指揮官に就任。 就任後は6戦負けなし(3勝3分け)とチームを立て直すも、終盤にかけては黒星が先行。降格圏の18位で迎えた最終節のローマ戦では、後半アディショナルタイムの劇的弾で勝利を飾ると、最終的に残留圏の17位に浮上し、エンポリを奇跡の逆転残留に導いた。 2024.07.06 08:05 Sat
5

開幕2戦連続低調のローマ、ディバラ残留で沸くオリンピコ開幕戦で格下エンポリに敗戦…【セリエA】

セリエA第2節のローマvsエンポリが25日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのエンポリが1-2で勝利した。 アウェイでの開幕戦となったカリアリ戦を0-0のドローで終え、微妙な形での2024-25シーズンのスタートとなったローマ。ただ、今週のミッドウィークにはサウジアラビア行き決定的とみられたディバラが土壇場での翻意で残留を決断。多くのロマニスタに嬉しいサプライズを届けた。 “ラ・ホヤ”の残留に沸くオリンピコでの開幕戦ではザレフスキに代わってそのエースがスタメンに復帰したほか、ル・フェに代わってサスペンション明けのパレデスがアンカーに入った。一方、対戦相手のエンポリでは元浦和でローマからレンタル移籍で加入したオラ・ソルバッケンがスタメンで起用された。 多くのティフォージを集めたホーム開幕戦で力強いスタートを切りたいローマは、開始4分に馬力のある仕掛けを見せたドフビクがボックス内でシュートシーンを作り出す。 しかし、時間の経過と共にエンポリに押し返されると、9分にはファッツィーニの中央突破からの枠の左を掠める際どいシュート、左CKの流れからファーでドフリーにしたギャシにヘディングシュートでゴールを脅かされる。 以降も中盤での軽率なボールロストで再三カウンターを許すと、20分にはボックス右に持ち込んだファッツィーニの枠内シュートはGKスヴィラールのビッグセーブで凌ぐも、こぼれ球をファーでドフリーのコロンボに頭で合わせられる。だが、これはクロスバーを叩いて事なきを得た。 相手の決定力に救われて何とか無失点を維持したなか、前半終盤にようやく押し込む形を作り出すと、ディバラの丁寧なクロスからペッレグリーニのヘディングシュート。ボックス左で仕掛けたスーレの折り返しで際どい場面を作るが、いずれも相手GKバスケスの好守に遭う。 すると、前半終了間際の45分にはペッツェッラの左クロスを中央のコロンボが頭でフリックしてファーに流したところをギャシにハーフボレーで叩き込まれ、先制点を奪われて前半を終えた。 迎えた後半、チェリクを下げてザレフスキを投入し[3-5-2]に並びを変えたローマ。立ち上がりの51分にはセットプレー流れからペッレグリーニ、マンチーニの連続シュートでゴールを脅かすが、いずれも枠に嫌われて早い時間帯の同点ゴールとはならず。 後半は悪くない立ち上がりとなったが、60分過ぎにはソルバッケンに代わって投入されたばかりのエスポージトに自陣で軽率にボールを奪われたパレデスが、焦ってボックスぎりぎりの位置で倒してしまい痛恨のPK献上。これをキッカーのコロンボに決められて重たい2失点目を喫した。 ホームで格下相手にまさかの2点ビハインドを背負ったなか、直後にはクリスタンテ、パレデスを下げてル・フェ、古巣対戦のバルダンツィと攻撃的な2枚替えを敢行。よりリスクを冒して攻撃に出ると、ディバラやル・フェに決定機が訪れるが、身体を張った相手の守備をあと一歩で崩し切れず。 その後も中盤や崩しの局面でのイージーミスが目立ってリズムを掴み切れない状況が続くと、デ・ロッシ監督は意外な交代カードを切る。エイブラハム、エル・シャーラウィがベンチに控えるも、完全な構想外とみられたショムロドフを投入。 すると、この交代策が見事に嵌る。80分、ボックス右で仕掛けたバルダンツィの浮き球のクロスをショムロドフが打点の高いヘディングでゴール右隅に流し込んだ。 これで1点差に詰め寄ると、攻守に精力的なウズベキスタン代表が良い形で相手を引っ搔き回してチャンスを作り出すローマ。後半終盤は相手陣内でハーフコートゲームを展開したが、後半アディショナルタイムのディバラの決定的なシュートは右ポストに阻まれ、ラストプレーの右CKでは攻撃参加したGKスヴィラールがヘディングシュートを放ったが、これも決まらず。 この結果、開幕節に続いて格下相手に低調なパフォーマンスに終始したローマはディバラ残留で沸いたホーム開幕戦で痛恨の今季初黒星を喫した。 ローマ 1-2 エンポリ 【ローマ】 エルドル・ショムロドフ(後35) 【エンポリ】 エマニュエル・ギャシ(前45) ロレンツォ・コロンボ(後16)【PK】 2024.08.26 05:48 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly