ガリアルディーニのドッピエッタなど5発のインテルが主力温存で7連勝《セリエA》

2018.11.04 00:59 Sun
Getty Images
インテルは3日、セリエA第11節でジェノアをホームに迎え、5-0で圧勝した。

▽イカルディのドッピエッタなどで前節ラツィオ戦を3-0と完勝し、リーグ戦6連勝として2位に浮上したインテル(勝ち点22)は、3日後にチャンピオンズリーグでバルセロナとのリターンマッチを控える中、イカルディやナインゴラン、ヴェシーノら主力をベンチスタートとした。

▽ここ4試合勝利のない10位ジェノア(勝ち点14)に対し、[4-3-3]を採用したインテルは、3トップに右からポリターノ、L・マルティネス、ペリシッチ、中盤アンカーにブロゾビッチ、インサイドにジョアン・マリオとガリアルディーニを配した。
▽そのインテルが開始1分過ぎにL・マルティネスのボレーシュートでゴールに迫ると、13分にはポリターノがカットインシュートでGKを脅かした。そして14分に押し切る。敵陣でボールを奪ってショートカウンターに転じると、ルーズボールをボックス左のガリアルディーニが左足で流し込んだ。

▽さらに16分、ジョアン・マリオのスルーパスをラゾビッチの前でカットしたポリターノがボックス中央に侵入してゴール右へシュートを流し込み、追加点を奪いきった。
▽その後も35分にポリターノがGKを強襲するシュートを浴びせたインテルは、直後のCKからデ・フライが決定的なヘディングシュートを浴びせるなど、ジェノアに主導権を渡さずに前半を終えた。

▽後半もインテルが押し込むと、開始4分に3点目を奪う。スローインの流れからルーズボールをペリシッチがプッシュ。これはGKの好守に阻まれるも、ルーズボールをゴールエリア右に詰めていたガリアルディーニが押し込んだ。

▽3失点目を受けてピョンテクを投入したジェノアに対し、52分にそのピョンテクにCKからヘディングシュートを許すも、GKハンダノビッチの正面で助かった。

▽バルセロナ戦を見据え、ポリターノを下げてケイタを投入したインテルが主導権を握り続けると、76分にはペリシッチに代えてボルハ・バレロを投入した。そのインテルは追加タイムにジョアン・マリオとナインゴランが加点して5-0で圧勝。リーグ戦7連勝としてバルセロナ戦に臨むこととなった。

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