コンテ就任でアザールのマドリー移籍は消滅?

2018.10.29 20:00 Mon
Getty Images
▽スペイン『マルカ』は、アントニオ・コンテ氏のレアル・マドリー監督就任が移籍マーケティングに影響を与えることを予想している。

▽28日に行われたバルセロナとのクラシコ敗戦を受け、フレン・ロペテギ監督解任が 秒読み段階にきているマドリー。その後任の筆頭候補となっているのがコンテ氏だ。しかしこの人事が、同クラブが以前から狙っているチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザール獲得の妨げになるのではないかと『マルカ』は指摘している。

▽コンテ氏は2016-17シーズンから2シーズンに渡ってチェルシーを指揮。初年度こそチームをプレミアリーグ優勝に導きその手腕が絶賛されたものの、2年目の昨季はリーグ戦で苦しみ5位フィニッシュ。だがそれよりも問題視されているのが選手との軋轢だ。
▽コンテ氏は昨季開幕前にFWディエゴ・コスタと衝突し、SNSを通じて戦力外を通告していたようだ。元々両者の間には確執があったとされているが、コンテ氏のこの態度にディエゴ・コスタも激怒。その後、アトレティコ・マドリーへの移籍が決まっている。

▽コンテ氏と選手との衝突はこれだけにとどまらず、昨季中にははDFダビド・ルイスと対立。ベンチにすら座らせない冷遇を取っていた。
▽昨季終盤には多くの選手らとの関係が崩壊していたと伝えられ、アザールもそのうちの一人だったという。そのため、以前からマドリーへの憧れを口にしていたアザールも、コンテ“新”監督の下では働けないという考えから、マドリー移籍を諦めるのではないかというのが『マルカ』の推測だ。

▽また、昨季までチェルシーでプレーしていたマドリーGKクルトワもコンテを“嫌っている”一人だとされている。真相は定かではないが、コンテ氏のマドリー監督就任の噂を聞いて、「一緒に仕事をしたくないからロンドンを離れたのに」と愚痴をこぼしていたそうだ。

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40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位

アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri

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