横浜FMの17年ぶり優勝へ! 就任初年度ポステコグルー監督「自分のメソッドが表現されてきた」《ルヴァンカップ》

▽横浜F・マリノスは26日、2018 JリーグYBCルヴァンカップ決勝の湘南ベルマーレ戦に向け、会場となる埼玉スタジアム2002で前日記者会見に臨んだ。

▽横浜FMにとって、17年ぶりの優勝を目指すべく臨む27日の決勝。前日会見に出席したアンジェ・ポステコグルー監督が、意気込みを語った。

◆アンジェ・ポステコグルー監督(横浜F・マリノス)
「皆さんこんにちは。長い間このルヴァンカップの決勝に出られなくて、明日の試合は選手たち、スタッフも含めて全員が楽しみにしていると思っています」
「湘南ベルマーレというチームは今年見て非常にリスペクトしているチームですし、曺さんという素晴らしい監督の下、良いチームになっていると思っています。Jリーグ前半にやった時に4-4という非常にゴールの多い展開になってしまい、監督にとってはかなりドキドキした内容だったので、もしも明日そういう風な試合になったらベンチではドキドキした状況で見ていると思います。ですが、そういったエンターテインメントな試合になることを望んでいますし、そういう風な試合をお客さんに見せられることを楽しみにしています」

――タイトルを獲得するためには何をするべきか
「明日は観客も多い中でプレッシャーもかかると思うんですが、やはり監督も含めて選手たちも全員タイトルを獲るため、優勝するために毎日毎日やってきていると思っています。自分たちのサッカーが出来るかどうかに明日はかかっていると思っていますし、それが出来ないようであれば湘南が勝つでしょうし。自分たちのサッカーを毎日毎日やっていること、練習でやっていることが出来るかどうか。そこだと思います」――相手チームの抑えるべきポイントは?
「トーナメント制で決勝に来るというのは間違いなく良いチームだから、強いチームだからこそだと思っています。湘南というのは規律が良くハードワークできるチームですし、先ほども言ったように日産スタジアムでやった時に4-4という非常にエンターテインメントの高い試合で、アウェイの試合では1-0で勝ちましたけれども非常に難しい試合でした。決勝に来るということは、良いチームだからこそだと思うので本当に強みとか弱みとかそういうところではないと思っています」

――就任1年目でのタイトル王手にどのような意味を感じているか
「ここに来て日本人の選手たちと一緒に働けるということが、毎日毎日楽しくて仕方がありません。選手たち自身も感じ取ってくれて、ここ最近やっと自分のメソッド、やりたいことが表現されてきたなと思っています。なので明日の試合は非常に楽しみにしています」

――サポーターに向けて一言
「本当に楽しみにしています。サッカーという観点から見ると、去年から大きく変えた中で、難しい時期や苦しい時期もありましたが、その間常に傍に居てくれたサポーターたちが明日報われるように良い結果で終われればと思っています」