マドリー、12年ぶり3戦無得点…C・ロナウド不在の影響?

2018.10.03 14:20 Wed
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▽レアル・マドリーが、12年ぶりの深刻な状態に陥っている。スペイン『マルカ』が指摘した。
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▽レアル・マドリーからは今夏、得点を量産し続けていたクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに移籍。直後から、得点力不足に陥るのではないかと懸念されていたが、リーガエスパニョーラ開幕節のヘタフェ戦で2-0の勝利を飾り、チャンピオンズリーグ(CL)開幕節のローマ戦でも3-0の快勝を収めることで疑問を吹き飛ばしていた。
▽しかし、リーガ第6節セビージャ戦で0-3の完敗を喫したレアル・マドリーは、続く第7節アトレティコ・マドリーも0-0で引き分け。そして、10月2日のCL第2節CSKAモスクワ戦で0-1の敗北を味わい、公式戦3試合連続で無得点が続いている。

▽『マルカ』によると、レアル・マドリーが公式戦3試合連続で得点できなかったという記録は、ファビオ・カペッロ元監督が率いていた2006-07シーズンに遡る。2006年末のレクレアティーボ戦で0-3と粉砕されると、2007年初めのデポルティボ戦で0-2と屈し、続くベティス戦をゴールレスドローで終えていた。

▽また、CLにおいても開幕からの2試合でレアル・マドリーが黒星を刻まれたのは2006-07シーズン以来だ。そのシーズンには、リヨンに0-2で土を付けられている。

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