白熱のダービーはドロー決着…バレンシア、10人のレバンテに勝ち切れず《リーガエスパニョーラ》
2018.09.02 21:00 Sun
▽バレンシアは2日、リーガエスパニョーラ第3節でレバンテのホームに乗り込み、2-2で引き分けた。
▽また、レバンテはセルタ戦からスタメンを3名変更。R・スアレス、ドゥクレ、ジェイソンに代えて、チェマ・ロドリゲス、プルチッチ、E・ボアテングを起用した。
▽試合の序盤、パレホを中心として緩急をつけた攻めを展開するバレンシアが押し込み、レバンテが最終ラインで跳ね返しつつ素早いカウンターを狙うという構図が続く。
▽先制を許したバレンシアは、直後の16分に反撃を浴びせる。ボックス手前右でボールを持ったソレールが右足でクロスを供給すると、ボックス内中央のチェリシェフが反応。そのままヘディングシュートを放ち、スコアをイーブンに戻した。
▽さらに26分、バレンシアに逆転のチャンスが訪れる。左サイド深い位置でボールを持ったガヤが、レバンテDFの股を抜くパスをボックス内に送る。ボックス内左フリーの状態でボールを持ったチェリシェフがGKオイエルを引き付けてグラウンダーのボールを中央に折り返すと、ガメイロが駆け込む。しかし、素早い球足に上手くミートさせることができず、無人のゴールを目前にして枠を外した。
▽試合はその後、どちらが優勢ともつかない一進一退の攻防に。34分、ややボールが持てる時間の増えてきたレバンテは、バレンシア陣内右サイド浅い位置のバルディが最前線に高精度のフィードを通す。すると、抜け出したロジェールがボックス内左でワントラップして左足でゴール右隅を射抜き、勝ち越し弾とした。
▽レバンテが2-1でリードして迎えた後半も、バレンシアはなかなか主導権を握ることができない。逆に、ホセ・モラレスのキープやE・ボアテングのフィジカルに苦しみ、度々ピンチに瀕する。
▽それでも、左サイドからクロスが上がると反応したソレールがボックス内右でDFトーニョ・ガルシアに倒され、PKを獲得。52分、キッカーのパレホがゴール左に豪快に蹴り込み、耐える展開の中でもスコアを振り出しに戻した。
▽この得点でやや息を吹き返したバレンシアは、最前線でコンビを組むガメイロとロドリゴのカウンターから幾度かゴールに迫るが、詰めの部分で息が合わずネットを揺らすことができない。68分にガメイロに代えてバチュアイを、70分にチェリシェフに代えてフェラン・トーレス投入し、打開を図っていく。
▽すると76分、ドリブルを仕掛けたフェラン・トレースが倒されると、DFコケにこの日2枚目のイエローカードが提示される。バレンシアは数的優位を手にすることに。
▽しかし、その後のバレンシアの猛攻もレバンテが決死の守備を見せ、ゴールを許さない。結局、試合は2-2のスコアで終了の笛を聞くことなった。
▽この結果、バレンシアはまたしても白星の奪取に失敗。開幕3試合連続で未勝利となった。
PR
▽前節セルタ戦を1-2で落とし連勝を逃したレバンテが、開幕2戦1分け1敗と未勝利に苦しむバレンシアをホームに迎えた“バレンシア・ダービー”。▽バレンシアは、0-2で敗北した前節のエスパニョール戦からスタメンを2名変更。コンドグビア、サンティ・ミナに代えて、チェリシェフ、ガメイロを起用した。また、注目のFWゲデスは欠場となった。▽試合の序盤、パレホを中心として緩急をつけた攻めを展開するバレンシアが押し込み、レバンテが最終ラインで跳ね返しつつ素早いカウンターを狙うという構図が続く。
▽レバンテがバレンシアのリズムに慣れ始めた13分、ピッチ中央付近でパレホがボールをロスト。カウンターを発動させたレバンテは、ホセ・モラレスが2人、3人とかわしボックス手前まで中央を侵攻していく。2対3でバレンシアが数的優位に陥ると、ボックス左のE・ボアテングにスルーパスが通る。E・ボアテングのシュートはGKネトが防いだものの、こぼれ球に詰めたロジェールが押し込んだ。
▽先制を許したバレンシアは、直後の16分に反撃を浴びせる。ボックス手前右でボールを持ったソレールが右足でクロスを供給すると、ボックス内中央のチェリシェフが反応。そのままヘディングシュートを放ち、スコアをイーブンに戻した。
▽さらに26分、バレンシアに逆転のチャンスが訪れる。左サイド深い位置でボールを持ったガヤが、レバンテDFの股を抜くパスをボックス内に送る。ボックス内左フリーの状態でボールを持ったチェリシェフがGKオイエルを引き付けてグラウンダーのボールを中央に折り返すと、ガメイロが駆け込む。しかし、素早い球足に上手くミートさせることができず、無人のゴールを目前にして枠を外した。
▽試合はその後、どちらが優勢ともつかない一進一退の攻防に。34分、ややボールが持てる時間の増えてきたレバンテは、バレンシア陣内右サイド浅い位置のバルディが最前線に高精度のフィードを通す。すると、抜け出したロジェールがボックス内左でワントラップして左足でゴール右隅を射抜き、勝ち越し弾とした。
▽レバンテが2-1でリードして迎えた後半も、バレンシアはなかなか主導権を握ることができない。逆に、ホセ・モラレスのキープやE・ボアテングのフィジカルに苦しみ、度々ピンチに瀕する。
▽それでも、左サイドからクロスが上がると反応したソレールがボックス内右でDFトーニョ・ガルシアに倒され、PKを獲得。52分、キッカーのパレホがゴール左に豪快に蹴り込み、耐える展開の中でもスコアを振り出しに戻した。
▽この得点でやや息を吹き返したバレンシアは、最前線でコンビを組むガメイロとロドリゴのカウンターから幾度かゴールに迫るが、詰めの部分で息が合わずネットを揺らすことができない。68分にガメイロに代えてバチュアイを、70分にチェリシェフに代えてフェラン・トーレス投入し、打開を図っていく。
▽すると76分、ドリブルを仕掛けたフェラン・トレースが倒されると、DFコケにこの日2枚目のイエローカードが提示される。バレンシアは数的優位を手にすることに。
▽しかし、その後のバレンシアの猛攻もレバンテが決死の守備を見せ、ゴールを許さない。結局、試合は2-2のスコアで終了の笛を聞くことなった。
▽この結果、バレンシアはまたしても白星の奪取に失敗。開幕3試合連続で未勝利となった。
PR
レバンテの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
レバンテの人気記事ランキング
1
豪雨洪水被害の影響で今週末のエスパニョールvsバレンシアなど数試合が延期に
バレンシアを中心とするスペイン南東部の豪雨洪水被害の影響で今週末のエスパニョールvsバレンシアが延期となった。 先月末にバレンシア州内陸部で発生した集中豪雨と洪水によって、同地では死者200名以上、多数の行方不明者が出る大惨事となった。 その悲劇によって先週ミッドウィークに予定されたコパ・デル・レイの5試合、先週末のバレンシアvsレアル・マドリー、ビジャレアルvsラージョ・バジェカーノ、レバンテvsマラガなどのリーグ戦が延期となった。 また、スペインで今世紀最大の洪水とも言われる災害からの復旧には時間を要しており、スペインサッカー連盟(RFEF)は6日、同地に本拠地を置くバレンシア、レバンテの状況を鑑みて、ラ・リーガ第12節のエスパニョールvsバレンシア、セグンダ(2部)のテネリフェvsレバンテの2試合の延期を決断した。 また、プリメーラ・ディビシオン・フェメニーナ(女子1部)では今週末に予定されていたバレンシアvsレバンテのダービーマッチの延期を同じく決定した。 2024.11.07 08:40 Thu2
レバンテ主将ホセ・モラレスのビジャレアル移籍決定! 今季13G7Aのリーグ屈指のベテランアタッカー
ビジャレアルは24日、レバンテからスペイン人FWホセ・ルイス・モラレス(34)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までの2年となる。 2011年にリザーブチームに加入して以降、エイバルへの1シーズンのレンタルを除きレバンテ一筋のキャリアを歩んできたホセ・モラレス。ここまで公式戦311試合に出場し、69ゴール43アシストを記録するなど、長年に渡ってクラブの攻撃をけん引し続けてきた。 そのリーグ屈指のベテランアタッカーは、レバンテとの間に延長オプションを含め1年契約が残っていたが、クラブとの契約には降格時に他クラブと自由に交渉できる条項が盛り込まれていた。 レバンテはカピタンの忠誠心を信じて1年でのプリメーラ復帰を提案していたが、キャリア終盤を迎えてもう一花咲かせたい34歳は移籍を決断。ベティスやメジャーリーグサッカー(MLS)から好条件のオファーも届いていたが、同じバレンシア州に本拠地を置くビジャレアル行きを選択した。 左ウイング、2トップの一角を主戦場に切れ味鋭い仕掛け、高精度のキックでチャンスメーク、フィニッシャーとして存在感を放ってきた玄人好みのアタッカーは、今シーズンの13ゴール7アシストを含め、直近5シーズン中4シーズンで2桁ゴールを記録。 レバンテに比べ主導権を握れてプレーメーカーに事欠かないビジャレアルでは、重要な崩しのオプションとして重宝されそうだ。 2022.06.24 19:53 Fri3