セルビア代表メンバーが発表、マティッチやコラロフが選出《UEFAネイションズリーグ》
2018.08.23 00:00 Thu
▽セルビアサッカー連盟(FSS)は22日、来月のUEFAネイションズリーグ2018-19に臨む同国代表メンバー23名を発表した。
▽ロシア・ワールドカップではブラジル代表、スイス代表の前にグループステージ敗退に終わったセルビアのムラデン・クルスタイッチ監督は、主力のMFネマニャ・マティッチ(マンチェスター・ユナイテッド)やDFアレクサンダル・コラロフ(ローマ)、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)にFWアレクサンダル・ミトロビッチ(フルアム)らを順当に選出している。一方でベテランのDFブラニスラフ・イバノビッチ(ゼニト)やGKウラジミール・ストイコビッチ(パルチザン)は外れている。
▽UEFAネイションズリーグ2018-19・リーグC・グループ4に属するセルビアは、来月7日にリトアニア代表とアウェイで、同10日にルーマニア代表とホームで対戦する。今回発表されたセルビア代表メンバーは以下の通り。
◆セルビア代表メンバー
GK
マルコ・ドミトロビッチ(エイバル/スペイン)
プレドラグ・ライコビッチ(マッカビ・テルアビブ/イスラエル)
アレクサンダル・ヨバノビッチ(オーフス/デンマーク)
DF
ミラン・ロディッチ(レッドスター)
アントニオ・ルカビナ(アスタナ/カザフスタン)
ヤゴシュ・ヴコビッチ(オリンピアコス/ギリシャ)
ウロシュ・スパイッチ(クラスノダール/ロシア)
ミロス・ヴェリコビッチ(ブレーメン/ドイツ)
アレクサンダル・コラロフ(ローマ/イタリア)
ニコラ・ミレンコビッチ(フィオレンティーナ/イタリア)
ネナド・クルスティチッチ(レッドスター)
サシャ・ルキッチ(トリノ/イタリア)
セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ/イタリア)
ネマニャ・マクシモビッチ(ヘタフェ/スペイン)
ネマニャ・マティッチ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
FW
アレクサンダル・ミトロビッチ(フルア/イングランド)
フィリプ・コスティッチ(フランクフルト/ドイツ)
ミヤト・ガシノビッチ(フランクフルト/ドイツ)
アデム・リャイッチ(トリノ/イタリア)
アンドリヤ・ジブコビッチ(ベンフィカ/ポルトガル)
ドゥシャン・タディッチ(アヤックス/オランダ)
アレクサンダル・プリヨビッチ(PAOK/ギリシャ)
ネマニャ・ラドニッチ(レッドスター)
▽ロシア・ワールドカップではブラジル代表、スイス代表の前にグループステージ敗退に終わったセルビアのムラデン・クルスタイッチ監督は、主力のMFネマニャ・マティッチ(マンチェスター・ユナイテッド)やDFアレクサンダル・コラロフ(ローマ)、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)にFWアレクサンダル・ミトロビッチ(フルアム)らを順当に選出している。一方でベテランのDFブラニスラフ・イバノビッチ(ゼニト)やGKウラジミール・ストイコビッチ(パルチザン)は外れている。
▽UEFAネイションズリーグ2018-19・リーグC・グループ4に属するセルビアは、来月7日にリトアニア代表とアウェイで、同10日にルーマニア代表とホームで対戦する。今回発表されたセルビア代表メンバーは以下の通り。
GK
マルコ・ドミトロビッチ(エイバル/スペイン)
プレドラグ・ライコビッチ(マッカビ・テルアビブ/イスラエル)
アレクサンダル・ヨバノビッチ(オーフス/デンマーク)
DF
ミラン・ロディッチ(レッドスター)
アントニオ・ルカビナ(アスタナ/カザフスタン)
ヤゴシュ・ヴコビッチ(オリンピアコス/ギリシャ)
ウロシュ・スパイッチ(クラスノダール/ロシア)
ミロス・ヴェリコビッチ(ブレーメン/ドイツ)
アレクサンダル・コラロフ(ローマ/イタリア)
ニコラ・ミレンコビッチ(フィオレンティーナ/イタリア)
MF
ネナド・クルスティチッチ(レッドスター)
サシャ・ルキッチ(トリノ/イタリア)
セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ/イタリア)
ネマニャ・マクシモビッチ(ヘタフェ/スペイン)
ネマニャ・マティッチ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
FW
アレクサンダル・ミトロビッチ(フルア/イングランド)
フィリプ・コスティッチ(フランクフルト/ドイツ)
ミヤト・ガシノビッチ(フランクフルト/ドイツ)
アデム・リャイッチ(トリノ/イタリア)
アンドリヤ・ジブコビッチ(ベンフィカ/ポルトガル)
ドゥシャン・タディッチ(アヤックス/オランダ)
アレクサンダル・プリヨビッチ(PAOK/ギリシャ)
ネマニャ・ラドニッチ(レッドスター)
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“ポピー”を着けられないマティッチがユナイテッド浮上のカギ/編集部コラム
▽日本名では「虞美人草(ぐびじんそう)」や「雛芥子(ひなげし)」と呼ばれる可憐な花。ヨーロッパ原産のケシ科の植物は「ポピー」の名で知られている。 ▽プレミアリーグを観る方やこの時期にイギリスへ行ったことがある方は、ユニフォームや監督の胸元に「ポピー」の花が飾られるのを目にしたことがあるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽11月11日は、イギリスでは“Remembrance Day(リメンブランス・デイ)”という記念日である。1918年11月11日の11時に第一次世界大戦の戦闘が集結し、イギリス国王のジョージ5世が定めた記念日。「戦没者追悼の日」とも言われ、今年で100年を迎えることになる。 ▽この日が近づくと、プレミアリーグのピッチには多くのポピーの花が咲く。日本で言うところの、「赤い羽根」に近いだろうか。選手たちだけでなく、一般の方も地下鉄の駅などでは募金をするとポピーの花がもらえるのだ。 ▽そんな中、週末に行われたプレミアリーグでは1人の選手の胸にポピーの花がなかった。それは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するセルビア代表MFネマニャ・マティッチだ。 ▽かつてはチェルシーでプレーしたマティッチは、2017-18シーズンからかつての師であるジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーしている。そのマティッチは、3日に行われたボーンマス戦に先発出場。90分間プレーした。 ▽ユナイテッドの中盤を支えるマティッチだが、イギリスで通例となっているポピーの花をユニフォームにつけない理由がある。それは、自身が少年期に経験した戦争を思い出してしまうからだという。自身のインスタグラム(nemanjamatic)で明かした。 「僕にとっては、1999年にセルビアの爆撃によって母国が荒廃していた。個人的には、恐怖を抱いた12歳の少年のように、ヴレロに住んでいるような個人的な感情を思い出してしまうんだ」 ▽マティッチの故郷は、旧ユーゴスラビアのシャバツ。現在のセルビア西部に位置する都市だ。旧ユーゴスラビアでは、1998年からコソボ紛争が勃発。そして、翌1999年にNATO軍によって空爆が行なわれた。 ▽第一次世界大戦の終結を記念して定められた“リメンブランス・デイ”。そして、戦没者の象徴とされる「ポピー」を身につけることは、空爆を体験をしているマティッチには難しいことのようだ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽チェルシー同様に、ユナイテッドでもフィルター役を務めるマティッチ。鋭いタックルで相手を封じ、バイタルエリアで壁となるマティッチは、気の利いたプレーでチームを支える。そして、そのプレースタイル同様に、自身の考えを押し付けることはなかった。 「人々がなぜポピーを身につけているのかは十分に理解している。僕はみなさんの権利を完全に尊重するし、紛争のために愛する人を失った人には同情する」 ▽マティッチは、自身が「ポピー」を身につけていない理由を明かす前に、しっかりと戦没者へと敬意を払った。それもまた、空爆を経験しているからだろう。戦争で愛する人を失った人々の悲しみを理解しているからだ。そして続けた。 「これまで僕が行ってきたことを考えると、ユニフォームにポピーを着けることが正しいとは思わない」 「イギリスの誇りの象徴であるポピーを傷つけたり、誰かを怒らせたりはしたくない。ただ、僕たちはそれぞれの育ち方をしているし、示した通り、僕個人の選択だ」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽誠実に、そして自身の考えをしっかりと説明したマティッチ。その投稿には、多くの反応があり、誠実な対応をしたマティッチへの称賛のコメントも残されている。 ▽マティッチといえば、決して裕福ではない故郷のヴレロでも英雄的な存在。地元の小学校に修繕費を支援したり、苦しんでいる人々の借金を肩代わりしたり、「いたわり」「思いやり」の心をもって活動を行なっている。 ▽苦しいシーズンスタートとなったユナイテッドだが、モウリーニョ監督の腹心であるマティッチの誠実さ、思いやりのあるプレーは、チームに安定感をもたらせ、必ずやチームを浮上させるカギとなるだろう。そして、マティッチもそれを望んでいるようだ。 「僕が説明した理由をみんなが理解してくれることを願っている。そして、僕はこの先に待つ試合でチームをサポートすることに集中できる」 ▽「ポピー」の花言葉は「いたわり」「思いやり」。さながら、中盤でチームのバランスを取りながらプレーし、相手のことを考えて行動し、多くの支持を受けるマティッチを表しているようだ。「ポピー」を着けられなくとも、その心にはポピーの花が咲いているのかもしれない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2018.11.06 21:30 Tue3
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