前田直輝の1G1Aに新生守備陣奮闘の名古屋が約5カ月となる16戦ぶりの勝利! 仙台は鬼門ユアスタでまた勝てず…《J1》
2018.08.01 21:10 Wed
▽明治安田生命J1リーグ第19節のベガルタ仙台vs名古屋グランパスが1日にユアテックスタジアム仙台で行われ、アウェイの名古屋が2-1で勝利した。
▽8位の仙台と最下位の名古屋による一戦。前節、ラストプレーでの失点でセレッソ大阪と引き分けて連勝を逃した仙台は前節と同じスタメンを採用。
▽一方、前節の北海道コンサドーレ戦が台風の影響で延期となった名古屋は前々節のサンフレッチェ広島戦から先発3人を変更。櫛引、エドゥアルド・ネット、長谷川に代わって横浜F・マリノスから新加入の金井、宮原と小林が先発に入った。
▽第5節のV・ファーレン長崎戦以来となるリーグ戦でのホーム勝利を目指す仙台が良い入りを見せたが、9分にアクシデントが発生。ボールを持ち上がった際に左足のハムストリングを痛めた矢島がプレー続行不可能となり、担架に乗せられてピッチを後に。代わって永戸が緊急投入された。
▽一方、広島戦と同様にやや後ろに重い入りとなった名古屋は前半半ばまで押し込まれる状況が続く。だが、新戦力や守護神のランゲラックを中心に守備陣が我慢の戦いを続けると、攻撃陣が奮闘に応える。
▽前田の1ゴール1アシストの活躍で2点リードで試合を折り返した名古屋だったが、簡単に16戦ぶりの白星は上げられない。53分には仙台が右サイドを破って蜂須賀がマイナスのクロスを入れると、これをニアの中野がシュート。一度は相手DFにブロックされるも再び中野の足元にこぼれると、中野が倒れ込みながらも放った左足のループシュートがネットを揺らした。
▽このゴールをキッカケに完全に勢いに乗った仙台はサイドを起点に鋭いカウンターで同点ゴールに迫っていく。中野や永戸が際どいシュートを放っていくが、わずかに精度を欠く。
▽互いに交代カードを切っていく中、中盤が間延びしてオープンな展開が続く。77分にはペナルティアーク付近でパスを受けた石原が右足を振り抜くが、このシュートは左ポストの内側を叩く。さらに83分には左サイドからの鋭いクロスをゴール前に走り込んだハーフナー・マイクが難度の高いボレーで合わすが、左ポストの内側を叩いてゴールライン上にこぼれたボールはGKランゲラックが必死にかき出してラインを割らせない。
▽その後、風間監督がガブリエル・シャビエルを下げてDF新井を投入する守備的な采配で逃げ切りのメッセージを送った名古屋はハーフナーらを目がけてロングボールを入れる仙台の猛攻をチーム一丸の守備で撥ね返し続けて試合は2-1でタイムアップ。前田の1ゴール1アシストの活躍に新戦力揃いの守備陣が粘りを見せるなど、今夏の大型補強が実った名古屋が第2節のジュビロ磐田戦以来、16戦・約5カ月ぶりとなる勝利を挙げた。
▽8位の仙台と最下位の名古屋による一戦。前節、ラストプレーでの失点でセレッソ大阪と引き分けて連勝を逃した仙台は前節と同じスタメンを採用。
▽一方、前節の北海道コンサドーレ戦が台風の影響で延期となった名古屋は前々節のサンフレッチェ広島戦から先発3人を変更。櫛引、エドゥアルド・ネット、長谷川に代わって横浜F・マリノスから新加入の金井、宮原と小林が先発に入った。
▽一方、広島戦と同様にやや後ろに重い入りとなった名古屋は前半半ばまで押し込まれる状況が続く。だが、新戦力や守護神のランゲラックを中心に守備陣が我慢の戦いを続けると、攻撃陣が奮闘に応える。
▽30分、左サイド深くでボールを持ったジョーが対面のDFの股間を抜くグラウンダーの折り返しを入れる。ニアでDFの死角から飛び出した前田がキープしてヒールで落とすと、これをジョーが右足で豪快に蹴り込んだ。さらに40分には中央での細かい繋ぎから和泉のスルーパスに抜け出した前田が巧みなボールコントロールからGKとの一対一を制して移籍後初ゴールを記録した。
▽前田の1ゴール1アシストの活躍で2点リードで試合を折り返した名古屋だったが、簡単に16戦ぶりの白星は上げられない。53分には仙台が右サイドを破って蜂須賀がマイナスのクロスを入れると、これをニアの中野がシュート。一度は相手DFにブロックされるも再び中野の足元にこぼれると、中野が倒れ込みながらも放った左足のループシュートがネットを揺らした。
▽このゴールをキッカケに完全に勢いに乗った仙台はサイドを起点に鋭いカウンターで同点ゴールに迫っていく。中野や永戸が際どいシュートを放っていくが、わずかに精度を欠く。
▽互いに交代カードを切っていく中、中盤が間延びしてオープンな展開が続く。77分にはペナルティアーク付近でパスを受けた石原が右足を振り抜くが、このシュートは左ポストの内側を叩く。さらに83分には左サイドからの鋭いクロスをゴール前に走り込んだハーフナー・マイクが難度の高いボレーで合わすが、左ポストの内側を叩いてゴールライン上にこぼれたボールはGKランゲラックが必死にかき出してラインを割らせない。
▽その後、風間監督がガブリエル・シャビエルを下げてDF新井を投入する守備的な采配で逃げ切りのメッセージを送った名古屋はハーフナーらを目がけてロングボールを入れる仙台の猛攻をチーム一丸の守備で撥ね返し続けて試合は2-1でタイムアップ。前田の1ゴール1アシストの活躍に新戦力揃いの守備陣が粘りを見せるなど、今夏の大型補強が実った名古屋が第2節のジュビロ磐田戦以来、16戦・約5カ月ぶりとなる勝利を挙げた。
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「申し訳ない」ゴールパフォーマンスを謝罪、それでも磐田の18歳FW後藤啓介がサポーターへ警鐘を鳴らす「人としておかしい」「サッカーファミリーである以上、やってはいけない」
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2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
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