日本戦ゴールのベルギー代表DF、一時2点をリードされ「飛行機で帰宅することを想像した」
2018.07.03 21:38 Tue
ベルギー代表は、2日に行われたロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で日本代表に3-2で勝利。2大会連続ベスト8進出を決めた。激闘の一戦で反撃の狼煙を上げるゴールを決めたヤン・ヴェルトンゲンは、2点のビハインドになったときに「ロシアから飛行機で帰宅することを想像した」という。ブラジルの『グローボ』が伝えている。
日本とラウンド16で激突したベルギーは、後半開始早々に原口元気と乾貴士のゴールで2ゴールを許してしまう。しかし、69分にヴェルトンゲンのヘッドで1点を返すと、74分に途中出場のマルアン・フェライニのヘッドも炸裂。終了間際には、高速カウンターからこちらも途中出場のナセル・シャドリの一撃で日本を振り切り、8強入りを決めた。
『グローボ』は「ヴェルトンゲンにとって決して忘れられない一日となった」という見出しで、ベルギー代表DFのコメントを紹介。試合後にベルギー公共放送『RTBF』のインタビューに応じたヴェルトンゲンは「0-2とされたときに、ロシアから飛行機で帰宅することを想像した」と語った。
しかし「幸いなことに、僕たちのグループには精神的な強さがあった。スコアで可能性がほとんどなくなったとしても戦い続けたんだ」と、不屈の精神でゴールを目指した。
そして「フェライニとシャドリが入り、システムが変わった。そしてゲームの流れは変わったね。1点を返したヘッドは少し運があったのは事実だよ」と振り返った。
ベルギーは6日にサッカー王国のブラジルとベスト4を懸けて激突する。優勝を狙う“赤い悪魔”にとっては、超えなくてはならない壁だ。ヴェルトンゲンは「ブラジルと対戦するというのは特別な感情がある。僕たちは準備ができているよ」と決戦に向けて並々ならぬ意気込みを口にしていた。
提供:goal.com
日本とラウンド16で激突したベルギーは、後半開始早々に原口元気と乾貴士のゴールで2ゴールを許してしまう。しかし、69分にヴェルトンゲンのヘッドで1点を返すと、74分に途中出場のマルアン・フェライニのヘッドも炸裂。終了間際には、高速カウンターからこちらも途中出場のナセル・シャドリの一撃で日本を振り切り、8強入りを決めた。
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そして「フェライニとシャドリが入り、システムが変わった。そしてゲームの流れは変わったね。1点を返したヘッドは少し運があったのは事実だよ」と振り返った。
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