【W杯グループC最終節プレビュー】デンマークが逃げ切るか、オーストラリアの逆転突破か
2018.06.26 17:00 Tue
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループC最終節が26日に開催する。23:00に同時刻開催で行われる最終節では2位デンマークと突破が決まった首位フランスの直接対決、逆転突破に望みを残す3位オーストラリアと敗退が決定した最下位ペルーが対戦する。
◆順位表(第2節終了時点)
1.フランス 6pt、2勝、0分、0敗、3得点、1失点、+2
2.デンマーク 4pt、1勝、1分、0敗、2得点、1失点、+1
3.オーストラリア 1pt、0勝、1分、1敗、2得点、3失点、-1
4.ペルー 0pt、0勝、0分、2敗、0得点、2失点、-2
※勝ち点で並んだ場合、得失点差、総得点、当該対決の戦績、反則ポイントの順で順位が決定
◆チーム情報:双方の利害は引き分けで合致
▽まずはデンマークvsフランス。オーストラリアとの第2戦ではエースのMFエリクセンの開始早々のリードを手にしたデンマークだったが、2試合連続でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の検証の結果与えたPKで同点に追いつかれると、以降は相手の圧力に晒されて守備陣の奮闘によって辛くも1-1のドローに持ち込んだ。自力での突破に向けては今回のフランス戦で引き分け以上の結果を残す必要がある。もちろん、首位通過を目指して勝ち点3を狙うプランもあるが、負けないための戦い方を最優先としたい。サイドバックの攻撃参加の頻度を減らすことやここまでいまひとつ機能していないカウンターの精度向上は必須。また、FWユスフ・ポウルセンが累積警告による出場停止で不在の右ウイングの人選にも注目したい。
▽一方、オーストラリア、ペルーとの2試合をいずれも1点差の勝利で勝ち切り最終節を前に決勝トーナメント進出を果たしたフランス。引き分け以上で首位通過が決定する今回の一戦に向けては「デンマークに手を貸すつもりはない」とデシャン監督が前日会見で語ったものの、今後の決勝トーナメントを睨んで大幅なメンバー変更を行う可能性が高いようだ。
▽デンマークの注目選手はここ2試合抜群の安定感を誇る守護神のシュマイケルだ。直近2試合ではいずれもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるPKで1失点ずつしているシュマイケルだが、その他の場面では持ち味の反射神経と経験を生かしたショットストップでチームを助けている。引き分けでも突破が決定するこの試合では失点しないことが最優先となり、フィールドプレーヤーのタレント能力で劣るデンマークにとって守護神のパフォーマンスがクリーンシートで終えるための重要なカギとなる。
▽一方、フランスの注目選手はターンオーバーによって出番が与えられそうなDFシディベやMFエンゾンジ、MFデンベレ、MFレマルといった控え選手たちだ。ここまでのグループリーグで好結果を残しているチームではエースと共に伏兵の活躍が目立っており、決勝トーナメントに向けてレ・ブルーにもそういったラッキーボーイが出てきてほしいところだ。
◆デンマーク予想スタメン


▽逆転突破に望みを残す3位オーストラリアと敗退が決定した最下位ペルーが対峙する一戦。必勝が求められたデンマークとの第2戦では2試合連続ジェディナクのPKで同点に追いついたものの、フランス戦と同様に相手の組織的な守備を流れの中では崩し切れず、最低限のドローで終えた。逆転での突破に向けてはフランスのアシストが必須となるが、まずは自分たちが複数得点を奪ってきっちり逆転の状況を整えたいところだ。2試合を通じて決定機を作るところまでは行っているだけにフィニッシュの精度を追求していきたい。
▽一方、2試合ともに善戦しながらも決定力不足が響いて連敗での敗退が決定したペルー。しかし、9大会ぶりの夢の舞台で爪痕を残すため最終節での勝利を狙うチームの士気は未だに高い。最後まで攻撃的なスタイルを貫きグッドルーザーとして今大会を終えたい。
◆注目選手:英雄のラストダンスに注目
▽オーストラリアの注目選手は2試合共にジョーカーとしてインパクトを残したFWアルザニだ。イランにルーツを持つ19歳は鋭い仕掛けと攻撃センスを併せ持つ、現チームには貴重な存在だ。デンマーク戦では惜しいシュートを放ちながらも相手GKの牙城を破れずにいたが、より多くの出場時間を与えれば、何かを起こしてくれる期待感を持っている。一部では先発起用も噂されており、チームを逆転突破に導く決定的な仕事を果たしたい。
▽一方、ペルーの注目選手は英雄ゲレーロだ。ここ2試合相手ゴールに迫ったものの無得点が続くペルーの今大会最初のゴールを奪うとしたら、それはやはり百戦錬磨のエースだ。直近2試合でコンディションや試合勘の部分は研ぎ澄まされており、チーム自体もチャンスを作れているだけに今回のオーストラリア戦ではその卓越した決定力を発揮してほしいところ。また、これまで多くの支えを受けて出場にこぎ着けた経緯もあり、その感謝をゴールという形で表したい。
◆オーストラリア予想スタメン

▽6/26
《23:00》
デンマーク vs フランス
オーストラリア vs ペルー
◆順位表(第2節終了時点)
1.フランス 6pt、2勝、0分、0敗、3得点、1失点、+2
2.デンマーク 4pt、1勝、1分、0敗、2得点、1失点、+1
3.オーストラリア 1pt、0勝、1分、1敗、2得点、3失点、-1
4.ペルー 0pt、0勝、0分、2敗、0得点、2失点、-2
※勝ち点で並んだ場合、得失点差、総得点、当該対決の戦績、反則ポイントの順で順位が決定
▽まずはデンマークvsフランス。オーストラリアとの第2戦ではエースのMFエリクセンの開始早々のリードを手にしたデンマークだったが、2試合連続でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の検証の結果与えたPKで同点に追いつかれると、以降は相手の圧力に晒されて守備陣の奮闘によって辛くも1-1のドローに持ち込んだ。自力での突破に向けては今回のフランス戦で引き分け以上の結果を残す必要がある。もちろん、首位通過を目指して勝ち点3を狙うプランもあるが、負けないための戦い方を最優先としたい。サイドバックの攻撃参加の頻度を減らすことやここまでいまひとつ機能していないカウンターの精度向上は必須。また、FWユスフ・ポウルセンが累積警告による出場停止で不在の右ウイングの人選にも注目したい。
▽一方、オーストラリア、ペルーとの2試合をいずれも1点差の勝利で勝ち切り最終節を前に決勝トーナメント進出を果たしたフランス。引き分け以上で首位通過が決定する今回の一戦に向けては「デンマークに手を貸すつもりはない」とデシャン監督が前日会見で語ったものの、今後の決勝トーナメントを睨んで大幅なメンバー変更を行う可能性が高いようだ。
◆注目選手:好調の守護神とレ・ブルーの控え選手に注目
▽デンマークの注目選手はここ2試合抜群の安定感を誇る守護神のシュマイケルだ。直近2試合ではいずれもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるPKで1失点ずつしているシュマイケルだが、その他の場面では持ち味の反射神経と経験を生かしたショットストップでチームを助けている。引き分けでも突破が決定するこの試合では失点しないことが最優先となり、フィールドプレーヤーのタレント能力で劣るデンマークにとって守護神のパフォーマンスがクリーンシートで終えるための重要なカギとなる。
▽一方、フランスの注目選手はターンオーバーによって出番が与えられそうなDFシディベやMFエンゾンジ、MFデンベレ、MFレマルといった控え選手たちだ。ここまでのグループリーグで好結果を残しているチームではエースと共に伏兵の活躍が目立っており、決勝トーナメントに向けてレ・ブルーにもそういったラッキーボーイが出てきてほしいところだ。
◆デンマーク予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
◆フランス予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

Getty Images
◆チーム情報:ペルー敗退も激戦必至の一戦に▽逆転突破に望みを残す3位オーストラリアと敗退が決定した最下位ペルーが対峙する一戦。必勝が求められたデンマークとの第2戦では2試合連続ジェディナクのPKで同点に追いついたものの、フランス戦と同様に相手の組織的な守備を流れの中では崩し切れず、最低限のドローで終えた。逆転での突破に向けてはフランスのアシストが必須となるが、まずは自分たちが複数得点を奪ってきっちり逆転の状況を整えたいところだ。2試合を通じて決定機を作るところまでは行っているだけにフィニッシュの精度を追求していきたい。
▽一方、2試合ともに善戦しながらも決定力不足が響いて連敗での敗退が決定したペルー。しかし、9大会ぶりの夢の舞台で爪痕を残すため最終節での勝利を狙うチームの士気は未だに高い。最後まで攻撃的なスタイルを貫きグッドルーザーとして今大会を終えたい。
◆注目選手:英雄のラストダンスに注目
▽オーストラリアの注目選手は2試合共にジョーカーとしてインパクトを残したFWアルザニだ。イランにルーツを持つ19歳は鋭い仕掛けと攻撃センスを併せ持つ、現チームには貴重な存在だ。デンマーク戦では惜しいシュートを放ちながらも相手GKの牙城を破れずにいたが、より多くの出場時間を与えれば、何かを起こしてくれる期待感を持っている。一部では先発起用も噂されており、チームを逆転突破に導く決定的な仕事を果たしたい。
▽一方、ペルーの注目選手は英雄ゲレーロだ。ここ2試合相手ゴールに迫ったものの無得点が続くペルーの今大会最初のゴールを奪うとしたら、それはやはり百戦錬磨のエースだ。直近2試合でコンディションや試合勘の部分は研ぎ澄まされており、チーム自体もチャンスを作れているだけに今回のオーストラリア戦ではその卓越した決定力を発揮してほしいところ。また、これまで多くの支えを受けて出場にこぎ着けた経緯もあり、その感謝をゴールという形で表したい。
◆オーストラリア予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
◆ペルー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
◆最終節▽6/26
《23:00》
デンマーク vs フランス
オーストラリア vs ペルー
デンマークの関連記事
ワールドカップの関連記事
|
|
デンマークの人気記事ランキング
1
“狂犬”グラベセン、現役時代のレアル移籍を回想 最初は「アトレティコの方だと…」
元デンマーク代表のトーマス・グラベセン氏が、現役時代にレアル・マドリーへ移籍した時のエピソードを明かした。 現役時代にエバートンやレアル・マドリーなどでプレーしたグラベセン氏。優れたテクニックを持つ反面、激しいプレースタイルから「狂犬」の愛称で親しまれた。2005年1月に加入したマドリーでは、2006年8月にセルティックへ移籍するまでの約1年間半で、公式戦49試合1ゴールを記録。デンマーク代表としても2002年の日韓・ワールドカップ(W杯)に出場するなど、66試合5ゴールの成績を残した。 そんなグラベセン氏がイギリス『Four Four Two』でのインタビューで、2005年1月にエバートンからレアル・マドリーに移籍した当時を回想。マドリーからの関心をエージェントから伝えられた際、アトレティコ・マドリーからのモノだと思っていたようだ。 「エージェントが電話をかけてきた時、私は兄弟と映画館にいたんだ」 「だから兄弟に『電話に出なくてはならない』と言って外に出た。そしたら私のエージェントが『マドリーについてどう思う?』って聞いてきたんだ」 「私はてっきりアトレティコ・マドリーだと思っていてね。『いやエバートンが好きだよ』って返した。そしたら彼が『レアル・マドリーだぞ?』って言ったんだ」 「『レアル・マドリー!? オーケー…、彼らはなんて言ってるんだ? (当時の監督である)デイビッド・モイーズは?』って言うと、私のエージェントは彼らは合意に達していると教えてくれてね。あとは私たち次第だったんだ。そこからエージェントがマドリッドに行った。冬の移籍市場だったからレアル・マドリーも迅速に進めなくてはいけなくてね。移籍はとてもスムーズにまとまったよ」 2019.09.05 19:00 Thu2
エリクセンを救ったデンマークドクター「彼は亡くなっていた」
MFクリスティアン・エリクセンを救ったデンマーク代表のチームドクターを務めるモルテン・ボーセン氏が、エリクセンが倒れた際の状況について改めて振り返った。 エリクセンは12日、ユーロ2020第1節のフィンランド代表戦に先発。43分にスローインのボールを受けにいった際に、そのままピッチへと力なく倒れ込んだ。 この緊急事態を乗り切ったボーセン氏は次のように振り返っている。 「彼が倒れた時、心臓は動いておらず亡くなっていた。心停止状態で、心肺蘇生措置を使うことになった。どの程度の確率で彼を助けられなかったかはわからないが、1度目の措置で心臓が動き出した。かなり早い蘇生だったと思う」 「これまでの検査では問題がない。彼の状態は安定しており、今後も検査を継続する。今朝、クリスティアンと話すことができ、チームメートにも挨拶をしていた」 「昨日の危機的な状況を乗り越えた代表チームとスタッフは今後も寄り添っていく。心の籠もったメッセージをたくさん頂けたことに感謝している」 2021.06.14 01:30 Mon3
「世界最高のDFになれる」、ケアーが後輩クリステンセンを称賛! 一方で克服すべき課題も指摘
ミランとデンマーク代表でディフェンスリーダーを担うDFシモン・ケアーは、代表チームの後輩であるチェルシーDFアンドレアス・クリステンセンが“世界最高のDF”の一人になれると考えているようだ。デンマーク『BOLD』が伝えている。 これまでヴォルフスブルクやローマ、リール、フェネルバフチェ、セビージャとヨーロッパ屈指の名門を渡り歩いてきた百戦錬磨のケアー。 現在、ミランとデンマーク代表で印象的な活躍を続ける32歳は、先のユーロ2020での同胞MFクリスティアン・エリクセンの人命救助に尽力した功績もあり、先日に発表されたバロンドールでは30人の候補にも選出されている。 一方、現在25歳のクリステンセンはボルシアMGでの2年間の武者修行を経て、2017年にチェルシーに復帰。以降は準主力という位置付けだが、トーマス・トゥヘル監督の就任以降は定期的にプレー機会を与えられると、攻守両面で総合力の高いパフォーマンスを披露。ヨーロッパ屈指の堅守を築くブルーズの新たなディフェンスリーダーとして存在感を放っている。 ケアーはデンマーク代表の最終ラインでコンビを組む後輩が、将来的に自身と同じようにバロンドール候補に選出されるレベルの守備者に成長できると考えているようだ。 「彼は世界最高のDFになるために必要な条件をすべて備えていると思う」 「彼は完全に独自の形でゲームを読んでいる。ボールを持ったときも素晴らしく、スピードがあり、アスリート能力も高い」 クリステンセンのポテンシャルに太鼓判を押した一方、ケアーは同選手の明確な課題についても指摘している。 「彼は時々、もっと大きな声で周囲にコーチングしていく必要があるけど、それもだんだん良くなってきた。クリステンセンは素晴らしいDFだと思うよ」 「彼はここにいる間、ピッチ内外で成長してきた。だけど、僕から言わせれば、もっと彼に多くを求めたい。もっとパーソナリティを出してほしいんだ」 「彼はもちろん良くなっている。だけど、僕は彼がより高みに到達できるように、少しずつ追い込んでいきたいと思っているんだ」 「ピッチ内外で、彼にもっと要求したいと考えている。個人的な考えだけど、彼はまだどこかで自分を少しコントロールしている部分があると思っているからね」 チェルシーではブラジル代表DFチアゴ・シウバ、代表ではケアーと奇しくもミランに関りがある偉大な先達からの叱咤激励を受け、クリステンセンはケアーが求める世界最高峰のDFに成長できるか…。 2021.11.11 08:00 Thu4
「全てのヒーローがマントを着ているわけではない」バロンドール授賞式でドログバが感動のスピーチ、エリクセンの命救ったケアーに敬意
元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が、ステージ上で改めて敬意を示した。 29日、『フランス・フットボール』が主催するバロンドールの授賞式が開催。パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2年ぶり7度目の受賞を果たした。 授賞式では他の表彰もされた中、プレゼンターを務めていたドログバ氏が壇上でスピーチ。1人の選手への敬意を表した。 「この場を借りて、私にとって大切なことをお話ししたいと思います。今年、本当に功績のあった人物に敬意を表したいと思います」 「この男はヒーローです。これはフットボールや我々よりも大きいことです」 「ケアーは友人でもある、クリスティアン・エリクセンの命を助けました。賢い人々は、全てのヒーローがマントを着ているわけではないと言いました。シモン・ケアー、ありがとう」 これは、今夏行われたユーロ2020のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦で、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが卒倒し、ピッチ上で心肺停止になった事件に関するものだ。 エリクセンがピッチ上で倒れた際、DFシモン・ケアーが最初に異変に気がつき駆け寄ると、救助を呼び、その後はエリクセンの妻のケア、チームメイトとともにエリクセンを囲う壁を作るなど、素晴らしい対応を見せていた。ドログバ氏は改めて賛辞の言葉を送り、会場は拍手に包まれることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】ドログバ氏がケアーを称えるスピーチ、会場も拍手に包まれる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This is more than football. <br><br>Thanks <a href="https://twitter.com/simonkjaer1989?ref_src=twsrc%5Etfw">@simonkjaer1989</a> for being you! <a href="https://twitter.com/hashtag/ballondor?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ballondor</a> <a href="https://t.co/Z84TCbiafE">pic.twitter.com/Z84TCbiafE</a></p>— Ballon d'Or #ballondor (@francefootball) <a href="https://twitter.com/francefootball/status/1465418482607177730?ref_src=twsrc%5Etfw">November 29, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.30 15:50 Tue5
