レーティング:デンマーク 1-1 オーストラリア《ロシアW杯》

2018.06.21 23:08 Thu
Getty Images
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループC第2節、デンマーク代表vsオーストラリア代表が21日にサマーラ・アリーナで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽デンマーク採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 シュマイケル 6.5
PKはノーチャンス。後半の好守連発に加えクロスへの飛び出しの判断など安定していたDF
14 ダルスゴーア 6.5
堅実な守備に加えて豪快な持ち上がりから攻撃面でも貢献。終盤は絶妙な絞りでピンチを阻止
4 ケアー 6.5
抜群の危険察知能力を生かしてピンチの芽をことごとく摘む。積極的なフィードも利いていた

6 A・クリステンセン6.0
冷静に相手との間合いを取りながら対人守備ではほぼやられなかった
17 ストリガー・ラーセン 6.0
果敢なオーバーラップでクロスやフィードの受け手として機能。守備も及第点の出来

MF
8 デラネイ 6.0
豊富な運動量を生かして攻守に多くの仕事をこなした

10 エリクセン 6.5
らしい冷静なフィニッシュで今大会初ゴール。巧みな持ち出しやパスで攻撃にアクセントを加えた。ただ、後半はややミスパスも散見

19 シェーネ 5.5
先制点の起点となるなどクヴィストの代役をきっちりこなす。アンカーに近い役割でボールを散らした

FW
20 Y・ポウルセン 5.5
攻守にハードワークをこなす。ただ、2試合連続のPK献上で次節は累積警告で出場停止に

(→ブラースヴァイト 5.5)
足元で収めるプレーなど一定の存在感

9 N・ヨルゲンセン 6.0
先制点をアシスト。利他的なプレーや抜け目ない動き出しで攻撃を牽引

(→コーネリウス 5.5)
前線で身体を張ったが、決定的な仕事はできず

23 シスト 5.5
意識的に中寄りでプレーしながら要所で鋭い仕掛けを披露。ただ、最後の場面での判断や精度に難があった

監督
ハレイデ 5.5
初戦からの修正の跡はうかがえたが、選手交代で流れを変えられなかった

▽オーストラリア採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ライアン 5.5
失点はノーチャンス。ややキックの精度は欠いたが、それ以外は堅実な仕事ぶりだった

DF
19 リズドン 5.5
押し込まれる展開にラーセンの高さに苦戦も粘りの守備で穴を開けず

20 セインズベリー 6.0
ヨルゲンセンに起点を作られてしまったが、最後の場面ではきっちり身体を張った

5 マーク・ミリガン 6.0
ベテランらしい読みを利かせたプレーで堅実にスペースをカバー。対人守備でも粘った

16 ベヒッチ 5.5
ポウルセンとダルスゴーアとのフィジカル勝負に苦戦。それでも、要所で攻撃にも絡んだ

MF
15 ジェディナク 6.0
PK職人ぶりを発揮して2試合連続ゴール。相手の攻撃に揺さぶられるも要所は締めた

23 ロギッチ 6.0
キープ力や仕掛け共に上々でナバウトが物足りない中で前線の起点に

(→アーバイン -)

13 ムーイ 6.5
立ち上がりこそ消えていたが、時間の経過と共にインターセプトや正確な捌きで存在感を示した

FW
7 レッキー 6.5
積極的な仕掛けでチームの攻め手に。要所で中にポジションを取ってボールを引き出した点も良かった

11 アンドリュー・ナバウト 5.5
攻守両面でハードワークしたが、危険なエリアではなかなか勝負させてもらえず。川崎戦で痛めた古傷の肩を再び痛めて負傷交代…

(→ユリッチ 5.0)
持ち味の高さや強さは見せられず

10 クルーズ 5.5
要所で良い仕掛けを見せたが、やや試合を通して波があった

(→アルザニ 5.5)
試合最終盤にようやく鋭い仕掛けからチャンスに絡んだ

監督
ファン・マルバイク 5.5
PKによる幸運な同点ゴールからうまく切り替えてあわや逆転という展開まで持って行った

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ケアー(デンマーク)
▽対人やカバーリング、クロス対応のいずれも安定していたデンマークのディフェンスリーダーをMOMに選出。所属するセビージャでヨーロッパ最高レベルの舞台を経験している、その経験値は絶大だった。

デンマーク 1-1 オーストラリア
【デンマーク】
エリクセン(前7)
【オーストラリア】
ジェディナク(前38[PK])

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バルセロナに所属するデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイトがユーロ2020の試合中にMFクリスティアン・エリクセンが倒れたシーンについて振り返った。 6月12日に行われたユーロ2020グループB第1節のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦。先発したエリクセンだったが、前半途中に卒倒。意識を失ったエリクセンに対して、ピッチ上で心肺蘇生法(CPR)などの救命措置が取られた。 エリクセンはすぐに試合会場の近くにあるコペンハーゲンの病院に搬送され、一命を取り留め、日常生活を送れるレベルに回復している。 そのシーンをピッチから間近で見たブラースヴァイトは当時について、『433』とジェエリーメーカー『ラッキーメタル』が制作したドキュメンタリーの中で正直に語った。 「僕は人生で最も悪い状況の1つを経験した。デンマーク史上最大のスポーツイベントになるはずだったが、それは悪夢だった」 「あの夜に起こったことは多くの人に衝撃を与えた。僕が彼を見た瞬間、彼は逝ってしまったと思った。その瞬間にできることは神へ祈ることだけだと思った」 「人が死体を見たら、それは分かるものだ。すぐに理解する。僕はそれを見た。目に入った時、一生懸命に祈り始め、その瞬間にできることはそれだけだと感じた」 「私たちはすべての医師に彼の治療を頼んだ。その時の写真は誰にも見られたくないものだ」 「すべては良い結末で終わった。クリスティアンは元気で症状も安定している。それが僕たちが望むことができる唯一のことだ」 その後、心臓発作の再発を防ぐべく植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けたエリクセンだが、3日にメディカルチェックを受けるためミラノに到着。原因究明のため詳しい心臓検査を受け、今後ICDを取り外してプレーができるかの判断が行われるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】退院後初めて確認されたエリクセンの元気そうな姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CQ0tzmkjBhs/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; 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