【超WS的! ロシアW杯出場国ガイド】vol.19/コスタリカ代表:2大会連続ベスト8進出なるか!懸念は出場国最高の平均年齢
2018.06.14 09:10 Thu
▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘がより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。19カ国目は、コスタリカ代表を紹介する。
◆ロシア代表
監督:オスカル・ラミレス
主将:ブライアン・ルイス
予選成績:4勝/4分け/2敗
W杯出場数:2大会連続5回目
W杯最高位:ベスト8
FIFAランク:23位
◆平均年齢最高齢は吉と出るか凶と出るか
▽前述のように基本フォーメーションは[5-2-3]を採用。3人のセンターバックにウイングバック的な役割を持つサイドバック、中央に攻守のバランスの取れた2人を置き、3トップが攻撃の中心を担うといった形だ。3バックには、前回大会にも出場したDFジョニー・アコスタ、DFジャンカルロ・ゴンサレス、DFオスカル・ドゥアルテの息の合ったトリオが務め、両サイドでは右にDFクリスティアン・ガンボア、左にDFブライアン・オビエドを置き、上下運動を繰り返す。
▽中盤に入るのはMFダビド・グズマンとMFセルソ・ボルヘスが濃厚。予選で11試合に出場した33歳MFランダル・アソフェイファもいぶし銀の活躍が期待できる。所属先のデポルティボでキャプテンも務めるボルヘスはリーグ戦32試合に出場。ミドルシュートや高精度の中距離パスを武器に3ゴール3アシストを記録。前回大会の決勝トーナメント1回戦のギリシャ代表戦で歯PKを決めてベスト8進出に導いた。
◆超WS的注目プレーヤー
FWジョエル・キャンベル

▽今大会でも、前述の3トップのバックアッパーという位置付けになるかもしれないが、3トップならどのポジションでもプレーできるため、スーパーサブとして活躍する可能性は大いにある。現在25歳という年齢からも、ここで才能を爆発させ、ステップアップに繋がるような活躍を見せてほしい。
◆登録メンバー
GK
1.ケイロル・ナバス(レアル・マドリー/スペイン)
18.パトリック・ペンベルトン(アラフエレンセ)
23.レオネル・モレイラ(エレディアノ)
DF
2.ジョニー・アコスタ(アギラス・ドラダス/コロンビア)
19.ケンドル・ワストン(バンクーバー・ホワイトキャップス/カナダ)
15.フランシスコ・カルボ(ミネソタ・ユナイテッド/アメリカ)
22.ロナルド・マタリタ・ウラテ(ニューヨーク・シティFC/アメリカ)
4.イアン・スミス(ノーシェーピング/スウェーデン)
16.クリスティアン・ガンボア(セルティック/スコットランド)
8.ブライアン・オビエド(サンダーランド/イングランド)
3.ジャンカルロ・ゴンサレス(ボローニャ/イタリア)
6.オスカル・ドゥアルテ(エスパニョール/スペイン)
MF
9.ダニエル・コリンドレス(サプリサ)
7.クリスティアン・ボラーニョス(サプリサ)
14.ランダル・アソフェイファ(エレディアノ)
20.ダビド・グズマン(ポートランド・ディンバーズ/アメリカ)
13.ロドニー・ワラセ(ニューヨーク・シティFC/アメリカ)
17.イェルツィン・テヘダ(ローザンヌ/スイス)
5.セルソ・ボルヘス(デポルティボ/スペイン)
10.ブライアン・ルイス(スポルティング/ポルトガル)
FW
12.ジョエル・キャンベル(スポルティング/ポルトガル)
21.マルコ・ウレニャ(ロサンゼルスFC/アメリカ)
11.ジョハン・ベネガス(サプリサ)
◆グループステージ日程
▽6/17
《21:00》
vsコスタリカ代表
@サマーラ・アレーナ
▽6/22
《21:00》
vsブラジル代表
@サンクトペテルブルク・スタジアム
▽6/27
《27:00》
vsスイス代表
@ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
★いそっぺFCロシアW杯篇~コスタリカ代表~
◆ロシア代表
監督:オスカル・ラミレス
主将:ブライアン・ルイス
予選成績:4勝/4分け/2敗
W杯出場数:2大会連続5回目
W杯最高位:ベスト8
FIFAランク:23位
◆平均年齢最高齢は吉と出るか凶と出るか

(C)CWS Brains,LTD.
▽北中米カリブ海最終予選では4勝4分け2敗でメキシコに次ぐ2位での予選突破となったコスタリカ。2015年8月に就任したオスカル・ラミレス監督の下、一見奇抜な[5-2-3]というフォーメーションを起用している。前回大会では史上初のベスト8進出を果たしており、当時のメンバーが今回も多く選出されている。そのため、平均年齢は32カ国中最高の29.6歳となっており、これが吉と出るか凶と出るか注目ポイントになりそうだ。▽中盤に入るのはMFダビド・グズマンとMFセルソ・ボルヘスが濃厚。予選で11試合に出場した33歳MFランダル・アソフェイファもいぶし銀の活躍が期待できる。所属先のデポルティボでキャプテンも務めるボルヘスはリーグ戦32試合に出場。ミドルシュートや高精度の中距離パスを武器に3ゴール3アシストを記録。前回大会の決勝トーナメント1回戦のギリシャ代表戦で歯PKを決めてベスト8進出に導いた。
▽3トップは右にキャプテンのMFブライアン・ルイス、左にMFクリスティアン・ボラーニョス、中央にFWマルコ・ウレニャが有力だ。彼らもブラジルW杯を戦った3人であり、コンビネーションは申し分ない。しかし左右のブライアン・ルイスとボラーニョスはそれぞれ32歳と34歳であり中4日から5日で戦い抜く日程を考えると、やや不安は残る。
◆超WS的注目プレーヤー
FWジョエル・キャンベル

Getty Images
▽アーセナルに籍を置きつつ、今季はベティスにレンタル移籍していたキャンベル。前線ならどの位置でもこなせる万能型ストライカーで、ドリブルあり、パスあり、シュートありと3拍子揃ったタレントだ。しかし、ここまでのキャリアでその才能が脚光を浴びることはほとんどなく、所属先のアーセナルでもレンタル移籍が続き、落ち着いた環境でのプレーができないでいる。▽今大会でも、前述の3トップのバックアッパーという位置付けになるかもしれないが、3トップならどのポジションでもプレーできるため、スーパーサブとして活躍する可能性は大いにある。現在25歳という年齢からも、ここで才能を爆発させ、ステップアップに繋がるような活躍を見せてほしい。
◆登録メンバー
GK
1.ケイロル・ナバス(レアル・マドリー/スペイン)
18.パトリック・ペンベルトン(アラフエレンセ)
23.レオネル・モレイラ(エレディアノ)
DF
2.ジョニー・アコスタ(アギラス・ドラダス/コロンビア)
19.ケンドル・ワストン(バンクーバー・ホワイトキャップス/カナダ)
15.フランシスコ・カルボ(ミネソタ・ユナイテッド/アメリカ)
22.ロナルド・マタリタ・ウラテ(ニューヨーク・シティFC/アメリカ)
4.イアン・スミス(ノーシェーピング/スウェーデン)
16.クリスティアン・ガンボア(セルティック/スコットランド)
8.ブライアン・オビエド(サンダーランド/イングランド)
3.ジャンカルロ・ゴンサレス(ボローニャ/イタリア)
6.オスカル・ドゥアルテ(エスパニョール/スペイン)
MF
9.ダニエル・コリンドレス(サプリサ)
7.クリスティアン・ボラーニョス(サプリサ)
14.ランダル・アソフェイファ(エレディアノ)
20.ダビド・グズマン(ポートランド・ディンバーズ/アメリカ)
13.ロドニー・ワラセ(ニューヨーク・シティFC/アメリカ)
17.イェルツィン・テヘダ(ローザンヌ/スイス)
5.セルソ・ボルヘス(デポルティボ/スペイン)
10.ブライアン・ルイス(スポルティング/ポルトガル)
FW
12.ジョエル・キャンベル(スポルティング/ポルトガル)
21.マルコ・ウレニャ(ロサンゼルスFC/アメリカ)
11.ジョハン・ベネガス(サプリサ)
◆グループステージ日程
▽6/17
《21:00》
vsコスタリカ代表
@サマーラ・アレーナ
▽6/22
《21:00》
vsブラジル代表
@サンクトペテルブルク・スタジアム
▽6/27
《27:00》
vsスイス代表
@ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
★いそっぺFCロシアW杯篇~コスタリカ代表~
コスタリカの関連記事
ワールドカップの関連記事
|
コスタリカの人気記事ランキング
1
ゴミ捨て動画に続き、ゴミだらけのロッカールーム…日本代表を標的としたフェイクニュース再び、実際はイタリア代表のもの
先日は日本代表サポーターのゴミ拾い動画を編集し、逆再生してゴミ捨て動画を投稿した記者が炎上していたが、再び日本代表にまつわるフェイクニュースが話題となっている。 問題となっているのは、27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2戦の日本代表vsコスタリカ代表の一戦の後。試合はコスタリカがワンチャンスを生かして0-1で勝利していた。 勝利すればグループステージ突破が大きく近づく日本だったが、敗戦により一転して敗退の危機に。フェイクニュースとなったのは、敗れた日本がドレッシングルームを散らかして帰ったというものだった。 日本と言えば、前述の通りサポーターがゴミを拾う姿が今大会も大きな話題となり、国際サッカー連盟(FIFA)がサポーターにインタビューを申し込むほど。また、大会ボランティアが直接感謝を伝えようと、サポーターをスタンドに集めたことも話題だ。 さらに、この行動が多くの人の目に留まり、イラン代表、セネガル代表、フランス代表、モロッコ代表、エクアドル代表など、サポーターが帰る際に周りを片付けるという行為が広まっている。 また、サポーターだけでなく、日本代表チームがドレッシングルームを綺麗にして帰ることも話題となり、折り紙で作った鶴と「ありがとう」を日本語とアラビア語で書いた手紙を置いて帰ることも称賛されていた。 そんな中、信じられない写真が流出。ゴミが散らかり、煩雑な状態のロッカールームの写真がフェイスブックでアップされ「コスタリカ戦後の日本のドレッシングルーム」とキャプションが付けられていた。 しかし、これは全くのウソ。投稿されていた写真は、2022年3月に撮影されたもので、イタリア代表チームのドレッシングルームだとのこと。イギリス『サン』が取り上げたニュースで使用されていたものであり、北マケドニア代表に敗れたイタリア代表がW杯出場権を逃した後の様子だったようだ。 サポーターのゴミ拾い、そしてドレッシングルームの片付けなど、日本人が習慣的に行っていることに対し、世界では揶揄される風潮が広まっており、多くの人が信じていない一方で、一定数の人が騙されていることもあり、ソーシャルメディアの拡散力の凄さと、悪用の問題が浮き彫りとなっている。 <span class="paragraph-title">【写真】日本のコスタリカ戦後のドレッシングルームとして投稿されたフェイク写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Japan's dressing room after Costa Rica match.<a href="https://twitter.com/hashtag/Qatar2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Qatar2022</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Japan?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Japan</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/QatarWorldCup2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#QatarWorldCup2022</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/CostaRica?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CostaRica</a><a href="https://twitter.com/hashtag/Germany?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Germany</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Messi?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Messi</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup2022</a> <a href="https://t.co/l2qJ4yiWub">pic.twitter.com/l2qJ4yiWub</a></p>— Futbol Antrenman (@FutbolAntrenman) <a href="https://twitter.com/FutbolAntrenman/status/1596839622314962945?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】実際のコスタリカ戦後のドレッシングルーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"> (@FIFAWorldCup_JP) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup_JP/status/1597006101676949505?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.30 22:05 Wed2
コスタリカ代表MFブライアン・ルイスが今季限りで現役引退…日本と対戦のカタールW杯が最後の大舞台に
コスタリカ代表MFブライアン・ルイス(37)が今シーズン限りでの現役引退を表明した。21日、同選手が自身の公式SNSを通じて明かした。 187cmの痩身と甘いマスクに、左利きの超絶技巧と創造性溢れるプレーで、中南米屈指の攻撃的MFと長年に渡って活躍してきたルイス。 しかし、37歳の攻撃的MFは、今年12月14日に予定されるアラフエレンセと、キャリア全盛期を過ごした古巣トゥベンテとのフレンドリーマッチを、自身のキャリア最後の一戦にすることを明かした。 ルイスは2003年に母国のアラフエレンセでプロキャリアをスタートさせ、2006年のヘント移籍を機に欧州進出。以降はトゥベンテやフルアム、PSV、スポルティングCPといった欧州屈指の名門を渡り歩いた。 その後、2018年にはブラジルの名門サントスに移籍し、南米での初めてのプレーを経験し、2020年からキャリアの原点であるアラフエレンセに復帰していた。 また、2005年にデビューを飾り、現在はキャプテンを務めるコスタリカ代表では、ここまで歴代2位となる144試合に出場し、29ゴールを挙げている。 今年11月に開催され、日本代表、スペイン代表、ドイツ代表とグループステージで対戦するカタール・ワールドカップ(W杯)は、自身最後の大舞台となる。 2022.09.22 06:44 Thu3