ヴィオラMFバデリが今季限りでの退団表明! 故アストーリらへの感謝の思い綴る
2018.05.30 04:26 Wed
▽フィオレンティーナに所属するクロアチア代表MFミラン・バデリ(29)がクラブ公式サイトを通じて今シーズン限りでの退団を発表した。
「人生において簡単な選択というものはひとつもないと思う。そして、僕をよく知る人は僕が常に高みを目指して挑戦する男だと理解してくれていると思う」
「たぶん、僕は間違っているかもしれない。だけど、僕はより高みを目指していきたい。自分の家のように感じ、落ち着きやバランス、幸せを与えてくれるこの場所を一言で表せば、それは安定ということになる」
「今、僕の中には様々な思いがある。あなた方はこの難しい時期に並外れた忠誠心、情熱的な愛、偉大な繊細さを示し続けてくれた。だから、多くの人たちに謝罪や自分の考えをより説明したいとも考えているんだ」
「だけど、ここではできる限り“ありがとう”という感謝の言葉だけを綴りたい。“ありがとう、フィオレンティーナ”。ここでは良くも悪くも本当に忘れられない瞬間が多くあった。僕たちはいつもその瞬間を共有してきた。そのことを誇りに思うし、自分がその一部だと感じているよ」
「いつも僕の近くに居てくれたすべての人たちに感謝したい。これまでのすべての監督やコーチ、プレーヤー、スタッフ。それにいくつもの勝利を祝い合ったクルヴァのファンたちにも感謝したい。時に、敗れて頭を下げてフィールドを去ることもあったけど、あなた方は常に僕たちが顔を上げられるように後押ししてくれた」
「とりわけ、(退団する)理由を説明できなかった僕のチームメート(急逝したアストーリ)にもありがとうと伝えたい」
「さらに、常に黒子として僕を支えてくれたメディカルスタッフにも感謝したい。彼らのしてくれたすべてに感謝したい」
「また、僕たちをまるで自分の子供のように世話してくれたキットマン、僕を信じてセリエAでプレーする機会を与えてくれた、クラブに関わるすべての人に感謝したい。もし、誰か忘れている人がいたら許してほしい…」
「自分が感じていることをすべて明確に表現することは決して簡単なことではないね。ただ、みんなと共に過ごしたこの数年間は僕を人間的に成長させてくれたと思っているよ」
PR
▽2014年にハンブルガーSVからフィオレンティーナに加入して以降、守備的MFの主力として4シーズンに渡って活躍してきたバデリは、盟友ダビデ・アストーリの急逝を受けて、今年3月からチームキャプテンも務めてきた。▽しかし、以前からステップアップを希望してきたバデリはクラブからの契約延長オファーを固辞し、今季限りでクラブを退団することになった。そして、同選手はクラブ公式サイトを通じてサポーターに向けたオープンレターを送り、別れの挨拶を行った。「たぶん、僕は間違っているかもしれない。だけど、僕はより高みを目指していきたい。自分の家のように感じ、落ち着きやバランス、幸せを与えてくれるこの場所を一言で表せば、それは安定ということになる」
「だけど、僕はより現実的にならなければならない。プレーヤーの人生は決して長くないし、僕はフィオレンティーナに永遠を誓う立場にない。僕は未だに自分自身を試す欲望と熱意を持っているんだ」
「今、僕の中には様々な思いがある。あなた方はこの難しい時期に並外れた忠誠心、情熱的な愛、偉大な繊細さを示し続けてくれた。だから、多くの人たちに謝罪や自分の考えをより説明したいとも考えているんだ」
「だけど、ここではできる限り“ありがとう”という感謝の言葉だけを綴りたい。“ありがとう、フィオレンティーナ”。ここでは良くも悪くも本当に忘れられない瞬間が多くあった。僕たちはいつもその瞬間を共有してきた。そのことを誇りに思うし、自分がその一部だと感じているよ」
「いつも僕の近くに居てくれたすべての人たちに感謝したい。これまでのすべての監督やコーチ、プレーヤー、スタッフ。それにいくつもの勝利を祝い合ったクルヴァのファンたちにも感謝したい。時に、敗れて頭を下げてフィールドを去ることもあったけど、あなた方は常に僕たちが顔を上げられるように後押ししてくれた」
「とりわけ、(退団する)理由を説明できなかった僕のチームメート(急逝したアストーリ)にもありがとうと伝えたい」
「さらに、常に黒子として僕を支えてくれたメディカルスタッフにも感謝したい。彼らのしてくれたすべてに感謝したい」
「また、僕たちをまるで自分の子供のように世話してくれたキットマン、僕を信じてセリエAでプレーする機会を与えてくれた、クラブに関わるすべての人に感謝したい。もし、誰か忘れている人がいたら許してほしい…」
「自分が感じていることをすべて明確に表現することは決して簡単なことではないね。ただ、みんなと共に過ごしたこの数年間は僕を人間的に成長させてくれたと思っているよ」
PR
ミラン・バデリの関連記事
フィオレンティーナの関連記事
記事をさがす
|
ミラン・バデリの人気記事ランキング
1
「今夜の選手たちは英雄」昇格組ジェノアがローマを4発撃破、ジラルディーノ監督が選手を称賛
ジェノアのアルベルト・ジラルディーノ監督が、強豪ローマを打ち破った選手らを称えた。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ジェノアは28日、セリエA第6節でローマと対戦。開始5分でMFアルベルト・グズムンドソンが先制弾を叩き込むと、1-1で迎えた45分にFWマテオ・レテギのゴールで勝ち越し、後半にも2点を追加して4-1の快勝を収めた。 昇格組ジェノアは本拠地ルイジ・フェラーリスで2シーズンぶりのセリエAでの勝利に。昨季途中から指揮するジラルディーノ監督は試合後『DAZN』のインタビューで、前半のうちにMFミラン・バデリ、MFケビン・ストロートマンという中盤の主力2枚をケガで失ったなかで白星をもぎ取った選手たちを「英雄」と称えた。 「試合前に『良い結果は我々自身の姿勢から生まれるはずだ』と選手たちに伝えていたんだ。その結果は素晴らしいパフォーマンス、素晴らしい姿勢を披露し、我々ジェノアは勇敢さ、鋭さ、集中力を持っていたね」 「バデリにケビンまで試合の初期段階で失ったにも関わらず、今夜の選手たちは時として英雄的だったと言える。この一週間みっちり準備し、渇望を示し、最後は今夜のピッチでそれらを証明した」 また、決勝点で今季6試合3ゴールとしたレテギにも言及。イタリア代表でも一定の地位を築いている後輩に対し、ストライカーの先輩として大きく期待していることを窺わせた。 「我々のチームは全体練習後、レテギを含む全てのストライカーがマーカーに背を向けながらボールをプロテクトする技術など、非常に具体的なボールコントロールの練習を実施している。レテギ? 本当に熱心に学ぶ少年だよ。できる限り最高のストライカーに仕立て上げたい」 2023.09.29 16:10 Friフィオレンティーナの人気記事ランキング
1
フィオレンティーナがデ・ヘアとの契約延長条項が発動か
フィオレンティーナが元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(34)との契約延長に動いている模様だ。イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。 2023年夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団してから1年間の浪人生活が続き、この夏にようやくフィオレンティーナで新たなキャリアをスタートさせたデ・ヘア。セリエAでは第4節のアタランタ戦から先発で出続け、ミラン戦で2本のPKストップをやってのけたりと注目を浴びる。 そんな34歳GKは13日にホームで行われたセリエA第12節のヴェローナ戦でも最後の砦と最後尾からチームを支えると、92分にはモイゼ・ケアンのゴールアシスト、6連勝&8戦無敗となる勝利に大きく貢献した。 今回の報道によれば、自身初のセリエAで最高のパフォーマンを続けるデ・ヘアとフィオレンティーナの契約には、クラブ側が一方的に発動できる契約延長オプションが付随しており、フィオレンティーナはこれを行使するようだ。 なお、2026年までの新契約を結ぶデ・ヘアの年俸は現行の120万ユーロ(約2億円)から倍の240万ユーロ(約4億円)になるとのことだ。 2024.11.19 01:00 Tue2
最後の砦にセリエAトップのセーブ率誇る復活デ・ヘア 絶好調フィオレンティーナがクラブ3度目のアウェイ4戦連続無失点
フィオレンティーナの元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアがクラブの記録に貢献した。 2023年夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団してから1年間の浪人生活が続き、この夏にようやくフィオレンティーナで新たなキャリアをスタートさせたデ・ヘア。セリエAでは第4節のアタランタ戦から先発で出続け、ミラン戦で2本のPKストップをやってのけたりと注目を浴びる。 そんな33歳GKは3日にアウェイで行われたセリエA第11節のトリノ戦でも最後の砦に。41分にモイゼ・ケアンのゴールでリードしたチームを最後尾から支え、5連勝&7戦無敗となる1-0の勝利をプレゼントした。 フィオレンティーナはこれでアウェイで4試合連続の無失点となり、『Opta』の調べによると、1966年3月〜5月と2007年9月〜11月に続くクラブ史上3度目。デ・ヘアはその間のゴールマウスを守っており、この記録樹立にひと役買った。 先日にはセリエAでトップとなる82%のセーブ率が取り上げられたりと復活を印象づけるデ・ヘア。ここまでセリエA4位と上位争いに割って入るフィオレンティーナとともに今後の活躍から目が離せない。 2024.11.04 13:15 Mon3
「もう一人のダビデ」2本のPK止める大活躍のデ・ヘア、フィオレンティーナのユニークな投稿にも称賛殺到「受けるべき愛と評価だ」
フィオレンティーナが元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの活躍を称え、ユニークな投稿を行った。 マンチェスター・ユナイテッド退団後はフリーの状況が続いていたが、今年8月にフィオレンティーナ加入が決まったデ・ヘア。開幕からしばらくはベンチが続いたが、セリエA第4節のアタランタ戦で先発の座を得ると、以降はゴールマウスを守り続けている。 そんなデ・ヘアは7日に行われたセリエA第7節のミラン戦も先発。この試合、3連勝中のミランに対してチームは2つのPKを献上してしまう形となったが、なんとデ・ヘアが2本ともストップ。その後も好セーブを続けた新守護神の活躍もあり、フィオレンティーナは2-1で勝利した。 この活躍を受け、クラブは公式X(旧ツイッター)にて「町にもう一人のダビドがいる」とし、フィレンツェ市に保管されているミケランジェロの有名な「ダビデ像」にちなんだデ・ヘアの画像を投稿。守護神の活躍を称えると、デ・ヘア本人も絵文字で反応している。 この投稿には、守護神の活躍を称える反応が殺到。「世界トップのGKだ」、「君はこれに値する」、「彼が受けるべき愛と評価を受け始めて嬉しいよ」、「当然の評価だ」、「この天才的な投稿をした人は給料が上がるだろうね」など、好意的な声が相次いでいる。 <span class="paragraph-title">【画像】守護神デ・ヘアが彫刻に!?フィオレンティーナのユニークな投稿が話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">+++ C’è un altro David in città +++<a href="https://twitter.com/hashtag/forzaviola?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#forzaviola</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/fiorentina?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#fiorentina</a> <a href="https://twitter.com/D_DeGea?ref_src=twsrc%5Etfw">@D_DeGea</a> <a href="https://t.co/0YaS56YX2p">pic.twitter.com/0YaS56YX2p</a></p>— ACF Fiorentina (@acffiorentina) <a href="https://twitter.com/acffiorentina/status/1843283342583845268?ref_src=twsrc%5Etfw">October 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.08 11:40 Tue4
デ・ヘアPKストップ2本にアドリ恩返し弾、フィオレンティーナに競り負けたミランの連勝がストップ【セリエA】
ミランは6日、セリエA第7節でフィオレンティーナとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。 前節レッチェに快勝して3連勝とした3位ミラン(勝ち点11)は、5日前に行われたチャンピオンズリーグではレバークーゼン相手に0-1の惜敗。リーグ戦4連勝を目指す中、レバークーゼン戦のスタメンからロフタス=チークに代えてモラタのみを変更した。 11位フィオレンティーナ(勝ち点7)に対し、ミランは守勢の入りとなった中、15分にモラタのヘディングシュートで牽制。 しかし18分、テオ・エルナンデスがルーズボールをクリアにかかるとボックス内のドゥドゥを蹴ってしまい、PKを献上してしまう。それでもGKメニャンがケアンのシュートを防ぎ、失点を逃れる。 31分にはレオンがドリブルシュートでGKを強襲したミランだったが、35分に失点。スローインを受けたアドリにボックス左へ持ち運ばれ、コントロールシュートを決められた。 アドリの恩返し弾で先制されたミランは44分、プリシックのスルーパスに反応したラインデルスがラニエリに倒されてPKを獲得。しかし、テオ・エルナンデスのシュートはGKダビド・デ・ヘアに止められて失敗、1点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、54分にミランがこの試合2つ目のPKを獲得。CKの流れでガッビアがケアンに蹴られた。しかし、テオ・エルナンデスに代わってキッカーを務めたエイブラハムのシュートはまたもGKデ・ヘアに止められ同点ならず。 それでも60分、テオ・エルナンデスの左クロスをファーサイドのプリシックがボレーでうまく合わせてネットを揺らした。プリシックのリーグ戦4試合連続弾で試合を振り出しに戻した中、オープンな展開が続いていたが、73分に勝ち越される。 GKデ・ヘアのフィードをケアンに落とされ、最後はグズムンドソンに豪快に蹴り込まれた。 終盤の86分にはチュクウェゼのカットインシュートが枠を捉えたが、ここもGKデ・ヘアに阻まれ、1-2で敗戦。リーグ戦連勝が3で止まり、公式戦連敗となった。 フィオレンティーナ 2-1 ミラン 【フィオレンティーナ】 ヤシン・アドリ(前35) アルベルト・グズムンドソン(後28) 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(後15) 2024.10.07 05:42 Mon5