ローマ、ディ・フランチェスコ初凱旋試合で勝利! 今季を3位で終える《セリエA》
2018.05.21 06:01 Mon
▽セリエA最終節、サッスオーロvsローマが20日にマペイ・スタジアムで行われ、アウェイのローマが1-0で勝利した。
▽すでに4位以内を確定させている3位ローマが11位サッスオーロのホームに乗り込んだ今季最終戦。マペイ・スタジアム初凱旋のディ・フランチェスコ監督は前節のユベントス戦から先発6人を変更。出場停止のナインゴランに代えてストロートマン、負傷のアリソンに代わって今季リーグ戦初出場のGKスコルプスキ、マノラスとペロッティ、シック、ゴナロンが起用された。
▽引き分け以上で3位確定となるローマは立ち上がりから相手を押し込んでいく。12分にはゴール右で細かいフェイントを見せたシックが右足のシュートを放つが、これは左ポストを叩く。さらに23分にはボックス手前でペロッティのパスを受けたゼコが枠を捉えたシュートを放つが、これはGKペーゴロの好守に遭う。
▽立ち上がりの決定機を決め切れないローマはここから続けてピンチを招く。29分には最終ライン裏へ完璧なタイミングで抜け出したポリターノに絶好機を許すが、ここはGKスコルプスキの圧巻のセーブと相手のシュートミスに救われる。
▽すると、このピンチを凌いだローマは前半終了間際の45分、セットプレーの流れからボックス右でルーズボールを拾ったマノラスがゴールライン際でダンカンを振り切って鋭いクロスを供給。これがGKペーゴロのオウンゴールを誘い、前半を1点リードで終えた。
▽何とか流れを変えたいローマは70分を過ぎてエル・シャーラウィ、カプラドッシ、ジェルソンと交代枠を切っていく。だが、前半に比べてチャンスを作れない。それでも、途中出場のババカルの決定機をDFコラロフの絶妙なカバーで凌ぐなど、粘り強い守備でゴールを許さない。試合最終盤にはカウンターからゼコに2点目のチャンスが訪れるも、ここは相手GKのビッグセーブに阻まれる。結局、試合はこのまま1-0でタイムアップを迎え、苦しみながらもきっちり勝ち切ったローマが今季を3位で終えることに成功した。
▽すでに4位以内を確定させている3位ローマが11位サッスオーロのホームに乗り込んだ今季最終戦。マペイ・スタジアム初凱旋のディ・フランチェスコ監督は前節のユベントス戦から先発6人を変更。出場停止のナインゴランに代えてストロートマン、負傷のアリソンに代わって今季リーグ戦初出場のGKスコルプスキ、マノラスとペロッティ、シック、ゴナロンが起用された。
▽引き分け以上で3位確定となるローマは立ち上がりから相手を押し込んでいく。12分にはゴール右で細かいフェイントを見せたシックが右足のシュートを放つが、これは左ポストを叩く。さらに23分にはボックス手前でペロッティのパスを受けたゼコが枠を捉えたシュートを放つが、これはGKペーゴロの好守に遭う。
▽すると、このピンチを凌いだローマは前半終了間際の45分、セットプレーの流れからボックス右でルーズボールを拾ったマノラスがゴールライン際でダンカンを振り切って鋭いクロスを供給。これがGKペーゴロのオウンゴールを誘い、前半を1点リードで終えた。
▽後半もややピリッとしないローマはサッスオーロの攻勢に晒されると、立ち上がりにはベラルディに決定機を許すが、ここはGKスコルプスキの果敢な飛び出しで凌ぐ。
▽何とか流れを変えたいローマは70分を過ぎてエル・シャーラウィ、カプラドッシ、ジェルソンと交代枠を切っていく。だが、前半に比べてチャンスを作れない。それでも、途中出場のババカルの決定機をDFコラロフの絶妙なカバーで凌ぐなど、粘り強い守備でゴールを許さない。試合最終盤にはカウンターからゼコに2点目のチャンスが訪れるも、ここは相手GKのビッグセーブに阻まれる。結局、試合はこのまま1-0でタイムアップを迎え、苦しみながらもきっちり勝ち切ったローマが今季を3位で終えることに成功した。
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