【ELプレビュー】マルセイユ優位もザルツブルクはラツィオ戦の奇跡再現なるか《ザルツブルクvsマルセイユ》

2018.05.03 19:45 Thu
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▽ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、ザルツブルクvsマルセイユが日本時間3日28:05にシュタディオン・ザルツブルクでキックオフされる。1stレグで盤石の試合運びをみせ、決勝進出に王手をかけたマルセイユと、ホームで3点差を引っくり返したラツィオ戦の再現を目指すザルツブルクによる、運命の第2戦だ。

▽先月26日に行われたマルセイユホームの1stレグでは立ち上がりから攻勢を見せたマルセイユが15分にセットプレーからパイエのゴールで先制に成功。その後は互いになかなか決定機を作り出せないこう着状態が続くも、63分に途中出場のFWエンジエのゴールでホームチームが追加点を奪取。試合終盤にかけてはザルツブルクがようやく攻勢に転じたものの、守備に重きを置いたマルセイユがアウェイゴールを許さずに2-0で先勝した。

▽前回ラウンドのラツィオ戦に続き敵地での初戦を2点差の敗戦で終えたザルツブルクだが、2つのアウェイゴールを持ち帰ったラツィオ戦と異なりアウェイゴールを1つも奪えず、より厳しい状況でホームでの2ndレグを戦うことになった。それでも、先週末に行われたザンクト・ペルテン戦ではMF南野拓実のゴールなどで2-0の快勝を収めてリーグ優勝に王手をかけている。一時3点差を付けられながらも“魔法の5分間”で大逆転を果たしたラツィオ戦の再現を狙う今回の一戦では、アウェイゴールを与えれば命取りとなるだけに1stレグ同様にバランス重視の戦いをみせながら、要所で鋭い前からのプレッシングでボールを奪い、FWダブールら前線の選手が決定機を一発で仕留めたい。また、ジョーカー起用濃厚な南野にはリーグ戦に続いて決定的な仕事を果たし、チームを逆転突破に導きたい。
▽一方、多くの離脱者を抱えながらもホームでほぼ完璧な初戦を終えたマルセイユ。ただ、先週末のリーグ戦ではアンジェ相手に痛恨の1-1のドローとなり、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位浮上のチャンスを逃した。もちろん、最優先は今回の2ndレグだが、週末にニースとの重要な一戦を控える中で難しい戦いを強いられるはずだ。

▽両チームの勝ち抜け条件はザルツブルクが3点差以上の勝利が絶対条件。一方、マルセイユは引き分け以上で文句なし。さらに1点差以内の敗戦やアウェイゴール1つ以上を奪っての2点差負けでも突破が決まる。なお、ザルツブルクが2-0で勝利した場合のみ延長戦に突入する。(延長戦でもアウェイゴールルールが適用)
◆ザルツブルク◆
【4-3-1-2】

▽ザルツブルク予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ヴァルケ
DF:ライナー、カレタ=カル、ラマーリョ、ウルマー
MF:ハイダラ、サマッセコウ、シュラガー、バロン・ベリシャ
FW:ダブール、ファン・ヒチャン
負傷者:なし
出場停止者:なし

▽主力に出場停止者、負傷者ともになし。システムに関しては中盤フラットの[4-4-2]と[4-3-1-2]を併用しているが、1stレグに続き[4-3-1-2]で臨む見込みだ。

▽スタメンに関しては1stレグで先発したヴォルフに代わってシュラガーの先発復帰が濃厚だ。また、1stレグで低調だったファン・ヒチャンに代わってグルブランドセンか南野が起用される可能性もあるはずだ。

◆マルセイユ◆
【4-2-3-1】

▽マルセイユ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:プレ
DF:ブナ・サール、ラミ、ロランド、アマヴィ
MF:サンソン、グスタボ
MF:トヴァン、パイエ、オカンポス
FW:ミトログル
負傷者:GKマンダンダ、DF酒井宏樹
出場停止者:なし

▽出場停止者はいない。負傷者に関しては守護神マンダンダと酒井が引き続き欠場となる。その一方で、負傷を抱えていたロランドとブバカル・カマラが復帰を果たしており、ロランドが先発に復帰する見込みだ。

▽スタメンに関してはロランドの復帰に伴い、グスタボが本来の守備的MFに戻ってサンソンかマキシム・ロペスとコンビを組む見込みだ。前線に関してはコンディションに不安があるオカンポスに代わってエンジエか前述のサンソン、マキシム・ロペスのいずれかが入る可能性もある。

★注目選手
◆ザルツブルク:MFアマドゥ・ハイダラ
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▽ザルツブルクの注目プレーヤーは今季ブレイクを果たしたハイダラだ。若手の発掘に長けたザルツブルクに2016年に加入した20歳のマリ代表MFはダイナミズムと身体能力を武器とするセントラルMF。機動力を生かした守備範囲の広さに加えて、一発でボールを奪い切る球際の強さ、強烈なミドルシュートも兼備する。トッテナムなど欧州のビッグクラブも注目を集める逸材だが、1stレグでは守備のタスクを無難にこなした一方で攻撃面では仕掛けのパスや前線への攻撃参加でもの足りなさも見せた。今回の一戦では前回対戦の反省を踏まえてより攻撃的にプレーして逆転突破に導きたい。

◆マルセイユ:MFディミトリ・パイエ
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▽マルセイユの注目プレーヤーは司令塔パイエだ。昨年1月のマルセイユ復帰以降、攻撃の柱としてチームをけん引するパイエは今季ここまで公式戦44試合に出場し9ゴール22アシストと圧巻の存在感を放っている。1stレグでもチームの全ゴールをアシストしており、好調を継続している。今回の2ndレグでは前回対戦と同様に味方のパスを引き出す動きで相手の激しいプレッシングをいなしながら、トヴァンやオカンポスに前向きで仕掛けられる状況を演出したい。同様に世界屈指のプレースキックの精度を生かしてゴールチャンスに絡みたい。現在、フランス代表では当落線上の立ち位置におり、EL優勝を手土産にW杯メンバー入りを果たすうえで今回の一戦ではきっちりとチームを勝利に導きたい。

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