新守護神獲得目指すリバプール、最優先はイングランド代表正GK候補か

2018.03.11 21:41 Sun
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リバプールストーク・シティに所属するイングランド代表GKジャック・バトランド(24)の獲得に動いているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

▽ドイツ人GKロリス・カリウスとベルギー代表GKシモン・ミニョレの2選手が正GK争いを繰り広げているリバプール。現在はカリウスが守護神を務めているものの、ユルゲン・クロップ監督を始めクラブ首脳陣は同選手が絶対的なレギュラーとしては考えておらず、今夏の新守護神獲得が濃厚となっている。
▽これまではローマのブラジル代表GKアリソン・ベッカー、レアル・マドリーのコスタリカ代表GKケイロル・ナバス、アトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクが有力な獲得候補に挙がっている。

▽しかし、『ミラー』が伝えるところによれば、リバプールは来夏の移籍市場でバトランドの獲得に動くようだ。

▽イングランド屈指のショットストッパーの呼び声高いバトランドは、ウェストハムGKジョー・ハート、エバートンGKジョーダン・ピックフォード、サウサンプトンGKフレイザー・フォースターとイングランド代表のライバル3選手が難しいシーズンを送っている中、唯一安定したパフォーマンスを継続。そのため、ロシア・ワールドカップ本大会でイングランド代表の正GKを務めることが有力視されている。
▽そして、プレミアリーグでの豊富な経験に加え、クロップ監督が才能を高く評価していることで、リバプールは4000万ポンド(約59億1000万円)の高額な移籍金を準備してバトランドの獲得に動くようだ。

▽なお、仮に前述の移籍金でバトランドを獲得した場合、昨夏マンチェスター・シティがベンフィカからブラジル代表GKエデルソン獲得に費やした3470万ポンド(約51億3000万円)を抜き、プレミアリーグにおけるGK移籍金最高額を更新することになる。

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ディーン・ヘンダーソンがユーロ2024でイングランド代表復帰も? C・パレスで同僚の代表GKが長期離脱か

クリスタル・パレスのGKディーン・ヘンダーソン(27)。イングランド代表復帰のチャンスが巡ってきたようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 24日、今月の代表ウィークでブラジル代表(23日/0●1)およびベルギー代表(26日)と国際親善試合を戦うイングランド代表は、DFカイル・ウォーカー&DFハリー・マグワイアとともに、GKサム・ジョンストンが負傷で途中離脱すると発表した。 ジョンストンはクリスタル・パレスの正GKで、イングランド代表にはGK陣3番手ながらも定着。まさに今夏のユーロ2024選出が当落線上なわけだが、『ミラー』によると、痛めた肘の状態が良くなく、長期離脱の可能性も排除できないという。 そうなると、C・パレスでジョンストンの控えに甘んじるD・ヘンダーソンに出番が。2人ともマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身という因果が奇妙だが、ともかくまずは今季終了まで後者がC・パレスのゴールマウスを守る見通しに。 D・ヘンダーソンは2020年にイングランド代表デビューも、ユナイテッドでGKダビド・デ・ヘアとの定位置争いに勝てず、次第にフェードアウト。カタールW杯直前の22年9月に一度復帰も、結局本大会は行けず、再び遠ざかることとなった。 ジョンストンの今季絶望も考えられるなか、D・ヘンダーソンにとっては自身の価値を証明すべき機会に。その相手は、2月の就任から自身を一度も起用していないC・パレスのオリバー・グラスナー監督、そしてイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督だ。 言葉を選ばなくてよいなら“自身家”、ユナイテッドで被った不遇を在籍中から「犯罪的」と表現し、亀裂を残してC・パレスへ去ったD・ヘンダーソン。ユーロという大舞台を視野に入れた今回の機会をモノにできないなら、それまでかもしれない。 サウスゲイト監督はジョンストン離脱に伴い、バーンリーのGKジェームス・トラッフォード(21)を追加招集(初招集)。また、レンジャーズのGKジャック・バトランド(31)も好調で、5年ぶりの代表復帰が取り沙汰されている。ライバルも多いD・ヘンダーソンだが、果たして。 次回(6月)の代表メンバー発表は、ユーロ本大会に臨む26名の発表だ。 2024.03.26 20:35 Tue

絶好調もイングランド代表復帰が叶わなかったのは「スコットランドにいるから」...GKバトランドに込み上げるプレミア復帰願望

元イングランド代表GKジャック・バトランド(31)が悔しさに打ちひしがれているという。 それなりに知名度も高いであろうGKバトランド。20代の頃はバーミンガムやストーク・シティといったクラブで地道にキャリアを積みながらも、イングランド代表として通算9キャップを記録…控えとはいえ、2018年のロシアW杯に出場した。 近年は新世代の台頭とともにイングランド代表から遠ざかっていたなか、昨季後半戦はマンチェスター・ユナイテッドに在籍。今季からはスコットランド1部のレンジャーズと4年契約を結んだ。 レンジャーズでのバトランドは、今季の公式戦48試合中47試合でプレーするなど不動の正守護神に君臨。リーグ戦29試合16失点のチームはセルティックを抑えて首位に立つ。 この活躍が認められ、14日に発表されたイングランド代表の最新メンバーに名を連ねるのではないか、と国内メディアが報じていたが、結局お声はかからず。2019年6月以来5年ぶりとなる代表復帰は、夢と散った。 どうやら、バトランドは相当悔しかったようだ。 イギリス『フットボール・インサイダー』がバトランドの関係筋に取材したところ、バトランドは「レンジャーズ行きを間違っていなかったと感じているし、自身のプレーにも確かな手応えを持っている。本人はイングランド代表復帰もあり得ると踏んでいた」という。 しかし結果は代表復帰ならず。 これを受け、レンジャーズへの愛着を持ちつつも、イングランド代表へ返り咲けなかったのは、プレミアリーグではなくスコットランドでプレーしているから、との結論を弾き出したとのこと。「僕はまだプレミアでもプレーできる」として、今季終了後の移籍願望を周囲に漏らし出したようだ。 2024.03.16 21:10 Sat

ジョー・ゴメスが3年5カ月ぶりにイングランド代表復帰か SB陣多数負傷で白羽の矢

リバプールのDFジョー・ゴメス(26)がイングランド代表に復帰する見通しだという。イギリス『90min』が報じている。 18歳からリバプール一筋の万能DFジョー・ゴメス。センターバック、両サイドバック、中盤の底…あらゆるポジションに対応可能な一方、ケガの多さが難点だが、今季の離脱は1回1試合だけ。公式戦39試合でプレーする。 もうすぐ2019-20シーズンの「43」試合を上回り、キャリアハイの公式戦出場数となるわけだが、ケガ云々はさておき、その守備能力は誰もが知るところ。14日発表の最新イングランド代表メンバーに入る可能性が高そうだという。 ジョー・ゴメスは2017年11月の国際親善試合・ドイツ代表戦で20歳にして初キャップ。しかし、ケガで翌年のロシアW杯行きを逃し、11キャップ目となった2020年10月のウェールズ代表戦を最後にフェードアウト…今回お声がかかれば3年5カ月ぶりの招集となる。 背景にはイングランド代表サイドバック陣のケガ。左はルーク・ショーとベン・チルウェル、右はリース・ジェームズにキーラン・トリッピアー…左右どちらもこなせるジョー・ゴメスはまたとないチャンスになりそうだ。 ちなみに、今回はスコットランド1部のレンジャーズからGKジャック・バトランド(31)も4年ぶりに代表復帰するのでは、とも。今回のイングランド代表は24日にブラジル代表、26日にベルギー代表とそれぞれ本拠地ウェンブリー・スタジアムで国際親善試合を戦う。 2024.03.14 13:40 Thu

ユナイテッドが移籍ヘンダーソンの穴埋め! トルコ代表GKバユンドゥルを獲得

マンチェスター・ユナイテッドは1日、フェネルバフチェからトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥル(25)の獲得を発表した。 正守護神の座こそアンドレ・オナナですぐに埋まったが、ジャック・バトランドに続いて、マチェイ・コヴァルも移籍し、サブGKが手薄なユナイテッド。さらに、ディーン・ヘンダーソンも新天地行きが決まり、より補強が必要だった。 そのなかで、ヘンダーソンが移籍する前から候補の名前が挙がり、鈴木彩艶やオディッセアス・ヴラホディモスが取り沙汰されたりもしたが、フェネルバフチェ守護神に白羽の矢。そして、この夏のマーケット最終日に加入が決まった。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金額は600万〜700万ユーロ(約9億4000万〜11億円)。契約は2027年6月までで、1年延長オプションが付く。 バユンドゥルはクラブ公式サイトを通じて、「マンチェスター・ユナイテッドに加われ、大変光栄だ。この素晴らしいクラブで初のトルコ代表選手になれたのもね」と喜び、決意を語っている。 「僕は成功に対する情熱があるし、この特別な選手たちによるグループが野望を達成できるようすべてを捧げるよ」 このデッドラインデイにセルヒオ・レギロンや、ソフィアン・アムラバトの獲得も噂されるユナイテッドだが、その一発目としてヘンダーソンの穴埋めを図った格好だ。 2023.09.01 17:35 Fri

ユナイテッドがベンフィカ守護神の獲得考慮か…ヘンダーソン退団に備える動き

マンチェスター・ユナイテッドにさらなるGK補強の動きがあるようだ。 ユナイテッドは今夏にダビド・デ・ヘアに別れを告げ、アンドレ・オナナを正GKに。そのサブはというと、現在はジャック・バトランドとマチェイ・コヴァルの退団に伴って、ディーン・ヘンダーソンとトム・ヒートンが控える。 ただ、ヘンダーソンの方は移籍話で揺れ、今後次第で退団も。ヘンダーソンも退団となれば、GK陣の手薄さが気がかりだが、移籍市場に精通する記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、カバーする動きがあるようだ。 ユナイテッドはギリシャ代表GKオディッセアス・ヴラホディモス(29)を巡り、ベンフィカに接触。獲得に乗り出す際に求める条件を確認したという。 ヴラホディモスは2018年夏からベンフィカでプレーする守護神で、通算225試合に出場。今季のリーグ開幕戦にもフル出場したが、前節を欠場した。 ロマーノ氏によると、この夏のマーケットが閉幕するまでに移籍が見込まれるからだという。ユナイテッド側が獲得の動きを本格化させるのはヘンダーソンが移籍するときに限るようだが、果たして。 2023.08.21 21:55 Mon

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マディソン&ジョーンズがイングランド代表キャンプから離脱…ユーロ2024出場がなくなる

ユーロ2024の開幕が迫る中、各国代表は調整中。登録メンバー26名の締め切りは7日に設定されている。 イングランド代表は8日にメンバーを発表する予定だったが、候補メンバーを含めて33名を招集。7名がチームから外れることになる。 そんな中、締め切りを前にメンバー外になる選手が発表。イングランドサッカー協会(FA)は、トッテナムのMFジェームズ・マディソン、初招集を受けたリバプールのMFカーティス・ジョーンズはメンバー外になることを発表した。 マディソンは3日に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表との親善試合に出場。後半途中からピッチに立っていた。また、ジョーンズはベンチ入りにも出番がなかった。 その他、初招集となったリバプールのDFジャレル・クアンサーも外れる候補の1人だという。 マディソンとジョーンズは、7日に行われるアイスランド代表との親善試合を前に、イングランド代表のキャンプを離れたとされている。 なお、負傷した状態で招集を受けているDFルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド)は5日にトレーニングに合流。状態を見た上で判断されることになりそうだ。DFハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)、DFルイス・ダンク(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)は別メニューで調整している。 マディソンはレスター・シティから今季トッテナムに加入。ケガにも悩まされた中、プレミアリーグで28試合に出場し4ゴール9アシストを記録していた。 2024.06.06 19:40 Thu

【2023-24 プレミアリーグベストイレブン】2季連続2位のアーセナルから最多5選手を選出

2023-24シーズンのプレミアリーグが終了しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆プレミアリーグベストイレブン GK:ピックフォード DF:サリバ、ファン・ダイク、ガブリエウ MF:ウーデゴール、ロドリ、パーマー、ライス FW:サカ、ワトキンス、フォーデン GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:38(先発:38)/失点数:51 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留の立役者に。最多クリーンシートのラヤやヴィカーリオ、マルティネスの活躍も光ったが、リーグ2位の13試合でクリーンシートを達成したトフィーズの守護神を選出。財務違反による勝ち点8剥奪で残留争いを強いられたチームはリーグワースト2位の深刻な得点力不足に喘いだが、タルコウスキ率いるディフェンスラインと共に再三の好守で失点を防いだイングランド代表GKの活躍によって残留を勝ち取った。 DF ウィリアム・サリバ(23歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストDF。実質プレミアリーグ2年目でその才能を完全に開花させた。若さを全く感じさせない余裕を持った守備対応で各クラブの一線級のアタッカーを封殺。また、痺れるビッグマッチにおいては傑出した集中力をみせ、攻守に研ぎ澄まされたプレーを披露。完全にワールドクラスの域に到達した。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(32歳/リバプール) 出場試合数:36(先発:36)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活。過密日程を強いられた後半戦にややパフォーマンスを落としたが、全盛期に近いコンディションを取り戻した結果、再び世界最高峰のセンターバックに返り咲く。圧倒的なフィジカルとプレーリードによってピンチの芽を積み続け、新キャプテンとしてのリーダーシップや持ち味であるビルドアップ、セットプレー時のターゲット役としての存在感も抜群だった。 DF ガブリエウ・マガリャンイス(26歳/アーセナル) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点に貢献。判断、安定感の部分で昨季以上の進化を見せてサリバと共に鉄壁のセンターバックコンビを形勢。地対空の圧倒的な対人戦の強さで相手のエースを封じ込め、ビルドアップの部分でも大幅にミスが減った。攻撃時のセットプレーでは常に相手の脅威に。 MF マルティン・ウーデゴール(25歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズ牽引のスキッパー。指揮官アルテタからピッチ上の指揮官として全幅の信頼を受け、ハイインテンシティとハイクオリティを両立させたパフォーマンスで攻守に安定をもたらした。8ゴール10アシストの数字に加え、キーパスや崩しの起点の仕事、プレッシングのスイッチ役と目に見えない貢献度が非常に高かった。 MF ロドリ(27歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:34(先発:34)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 4連覇王者の心臓。シーズンMVPはフォーデンに譲る形となったが、その活躍と遜色ない圧巻のパフォーマンスでシティ優勝に大きく貢献。現時点で世界最高のホールディングMFという評価を確立しており、攻守両面での安定感は異次元のレベル。加えて、セットプレーやミドルシュートを武器に8ゴールを挙げる得点力、勝負強さは驚異的だ。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:33(先発:29)/得点数:22 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新天地で大爆発。期待の若手との評価にとどまったマンチェスター・シティを離れて加入したチェルシーでリーグ屈指のアタッカーに急成長。シーズン序盤は高精度の左足にPKの巧さにスポットライトが当たっていたが、中盤戦以降は試合ごとに進化を示し、組み立ての能力、局面打開力、アタッキングサードでの圧倒的なクオリティを示し、いずれもリーグトップクラスの22ゴール11アシストを記録。不調のブルーズを6位まで押し上げた原動力に。 MF デクラン・ライス(25歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:37)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MVP級の輝き。最終結果によってMVPには選出しなかったが、パフォーマンスとチームへの影響力という部分ではフォーデン、ロドリと同等の評価だ。守備では傑出したデュエルの強さにカバーリング能力、攻撃では質の高い繋ぎに推進力で起点役を担い、後半戦はプレースキッカーとしても能力の高さを示した。さらに、7ゴールを挙げるという文句なしの活躍ぶりだった。 FW ブカヨ・サカ(22歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感抜群のガナーズのエース。幾つかのビッグマッチで消えた試合もあったが、35試合ほぼフル稼働で常に攻撃の起点を担ってきたタフさと安定感は素晴らしかった。16ゴール9アシストというスコアポイントに加え、時にダブルチームで対応される中でも右サイドで質的優位を生み出し続け、周囲の味方に自由を与えるエースとしての仕事も光った。 FW オリー・ワトキンス(28歳/アストン・ビラ) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストストライカー。リーグ4位タイの19ゴールにリーグ最多の13アシストと32ゴールに関与する驚異的なスタッツを記録。シーズンを通して多くの選手と前線でコンビを組みながら、チャンスメーカー、フィニッシャーとしてハイレベルのプレーを披露。得意のオフ・ザ・ボールの動き出しとシュート精度を武器に、例年通りにゴールを量産しつつ、磨きをかける個人での局面打開やラストパス、クロスで味方のゴールをお膳立てし、より万能型のプレースタイルに進化を遂げる1年となった。 FW フィル・フォーデン(24歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。キャリアハイの19ゴールに加え、8アシストを記録。左右のウイングにトップ下を主戦場にゲームメーカー、チャンスメーカー、フィニッシャーとマルチタスクをハイレベルでこなし、前人未踏の4連覇の立役者に。 2024.06.06 19:05 Thu

セカンドキャリアに向け準備着々 ジョタ、マティプ、アドリアンがUEFAのBライセンスを取得

プロサッカー選手協会(PFA)は5日、リバプールのポルトガル代表FWジオゴ・ジョタ、元カメルーン代表DFジョエル・マティプ、スペイン人GKアドリアンがUEFA B ライセンスを取得したと発表した。 UEFAの発行するBライセンスは、UEFA Aライセンスの下位に位置。ライセンス保有者は、アマチュアクラブ、16歳までのユースチームのヘッドコーチ、プロクラブのアシスタントコーチに就任することが可能だ。 今回、将来的なコーチ業を志す3名の選手をサポートしていたPFAは、公式X(旧ツイッター)にてライセンス取得を発表。選手の笑顔の写真を投稿しつつ、コーチ業への第一歩を称えている。 ジョタは2020年夏にリバプールへ加入すると、前線ならどこでもプレー可能なユーティリティ性の高さと、ここぞの場面で得点を決める勝負強さで主力に定着。今シーズンは度重なるケガに見舞われたが、それでも公式戦32試合15ゴール4アシストの成績を残した。 マティプは2016年夏にフリーでリバプールに加入すると、センターバックの主力として多くのタイトル獲得に貢献。時折見られるひょうきんな一面もファンから愛されていたが、契約最終年となる今シーズンは昨年12月の前十字じん帯断裂によって14試合の出場にとどまり、退団が決定した。 アドリアンは2019年夏にリバプールへフリーで加入。第3GKという立場ながらチームのまとめ役を請け負うなどベテランらしい立ち回りでチームに貢献しており、リバプールとの契約は今季で満了となるも現在は新契約をオファーされている。 いずれの選手もまだキャリア継続の意向ではあるが、このまま順調にライセンスを取得していけば将来的にトップチームを指揮する姿が見られるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【画像】UEFA B ライセンス取得を喜ぶジョタたち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">The PFA have been supporting three <a href="https://twitter.com/LFC?ref_src=twsrc%5Etfw">@LFC</a> players on their coaching journey, recently completing the <a href="https://twitter.com/UEFA?ref_src=twsrc%5Etfw">@UEFA</a> B Licence.<br><br>Congratulations <a href="https://twitter.com/AdriSanMiguel?ref_src=twsrc%5Etfw">@AdriSanMiguel</a>, Joel Matip and <a href="https://twitter.com/DiogoJota18?ref_src=twsrc%5Etfw">@DiogoJota18</a><a href="https://t.co/YGwAmUycTR">pic.twitter.com/YGwAmUycTR</a></p>&mdash; Professional Footballers’ Association (@PFA) <a href="https://twitter.com/PFA/status/1798316250516652290?ref_src=twsrc%5Etfw">June 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.06 16:30 Thu

リバプールの若手SBラムゼイがウィガンにシーズンローン

リバプールは5日、スコットランド代表DFカルヴァン・ラムゼイ(20)がウィガンにレンタル移籍することを発表した。レンタル期間は2024-25シーズンの1シーズンとなる。 ラムゼイは2022年夏にスコットランドのアバディーンからリバプールへ加入。しかし、プレシーズンから背中の問題によって欠場が続くと、2023年2月には左ヒザの負傷で手術を受けて長期離脱に。結局、プレミアリーグでの出場はなく、チャンピオンズリーグ(CL)とEFLカップ(カラバオカップ)1試合ずつの出場のみで加入1年目を終えた。 迎えた今シーズンは復活を期し、プレストンへレンタル移籍。しかし、またしてもヒザを負傷して長期離脱に陥ると、復帰後もポジションを確保できずチャンピオンシップ(イングランド2部)で2試合の出場にとどまっていた。これを受け、シーズン後半はボルトン・ワンダラーズにレンタル先を変更していた。 なお、ラムゼイが新シーズンにプレーするウィガンは、今シーズンのフットボールリーグ1(イングランド3部)を中位の12位で終えていた。 2024.06.06 08:15 Thu

リバプールの18歳ベン・ドークがユーロ2024欠場…スコットランド代表候補入りで初招集もケガ

リバプールのFWベン・ドーク(18)がユーロ2024へ向かうスコットランド代表から離脱する。5日、クラブが発表した。 ベン・ドークは22年夏にセルティックからリバプールヘ加入したウインガー。昨季途中の22年11月にEFLカップはダービー・カウンティ戦でトップチームデビューを飾った。 昨季も今季もユルゲン・クロップ監督の下で公式戦5試合に出場。今季はプレミアリーグ出場1試合も、キャリア初の欧州カップ戦として、ヨーロッパリーグ3試合でピッチに立った。 先月下旬に、ユーロ2024へ向かうスコットランド代表の候補メンバー28名に名を連ね、18歳にして合宿初招集。ただ、昨年12月にヒザを負傷してから公式戦出場がないなかでの招集であり、3日の国際親善試合・ジブラルタル代表戦にも出場しなかった。 当初、スコットランドサッカー協会はベン・ドークが本大会までには間に合う希望も持っていたようだが、結局シブラルタル戦後に離脱を決定したとのこと。リバプールが発表した。 2024.06.05 19:30 Wed
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